※カフェでブログを – by Canon RP(RF35mm f 2.0 1/600 ISO 100)
自分の考え方を書く(話す)といったとき、自分と異なる考え方に配慮するようにしています。
自分なりの配慮のルールを決めておくと、書きやすい(話しやすい)です
考え方は人の数ほどある
考え方は人それぞれで違います。
細かい考え方まで踏まえると、人の数だけ考え方はあるといってもいいのかもしれません。
Aと考える人もいればBという人もいます。
・はい ⇔ いいえ
・OK ⇔ NG
・アウトドア ⇔ インドア
・A定食 ⇔ B定食
・早起きしたい ⇔ 寝ていたい
・仕事にはスーツ ⇔ 仕事でもスーツ着ない
・ブログ書く ⇔ ブログ書かない
・紙ありき ⇔ データありき
・土日は休む ⇔ 土日もほどよく仕事
・平日は仕事のみ ⇔ 平日はプライベートも
・残業する ⇔ 残業しない
・仕事を増やしたい ⇔ 時間を増やしたい
・営業する ⇔ 営業しない
・拡大する ⇔ 拡大しない
などなど。
それぞれで考え方の背景があっての主義主張。片方は白、もう片方は黒というように明確に正・誤を判断できないこともあります。
ただ、自分の考え方を書く(話す)という場合、そこを気にしすぎてしまうと、中途半端な出し方にもなり、結果、ぼやけてしまいます。
異なる考え方が存在する以上、自分の考え方をどうやったら出しやすくなるのか。
わたしの場合、書く(話す)ときのルールを決めています。
自分の考え方だけを出すルールでシンプル思考へ
自分とは異なる考え方は存在するという前提で、自分の考えを出す場合、出し方には2つの方法があります。
・Aの考え方についてだけ触れる
・Bの考え方にも触れる
の2つです。
前者の方法(Aにだけ触れる)は、ただただAについてだけ出す方法になるので、Aに共感できないという人は、頭から去っていく可能性があります。
逆に、同じ方向性の人からは、共感をもらえたり、好まれる可能性はあるはずです。
いっぽうで、後者。「Bにも触れる」方法。
AとBを比較しながら、Aを肯定する出し方になりやすいため、結果としてBを否定する出し方につながります。
世の中の情報というのは、圧倒的にこっち側が多いように感じます。
「早起きできない人は仕事もうまくいきません!」
「残業してまで仕事する人はダメです!」
「ブログ書かないなんてやっちゃダメです!」
みたいな表現です。
こういう表現のほうが目立ちやすく、アクセスも増やしやすいという事情もあってのことかと。
ただ、わたしの場合、この方法はやらないと決めています。マイルールとして。
世の中、AもあればBもある。
ただ、Aが正しい、Bが間違いと言えることはそうそうないからです。
とっちも正しいなんてことも往々にしてあるものです。
そこをBを否定しAを推す方法は、Bと敵対する構図にもなってしまいますし、Aを出したい自分の本意からズレてしまいます。
Bに触れる方法だと、そこを気にしすぎてしまい、結果、Aの考え方もブレて伝わってしまうかもしれません。
といった反省もあり、Bには触れず、Aの考え方のみを出すと決めています。
結果として、Aの考え方ではない人は離れていくわけですが、それでも、Aに共感してもらえる人にさえ届けばいいと考えています。
主義主張は人それぞれで異なってしかるべきですから。
このブログでも、カテゴリーごとでそれは異なり、たとえば、
・独立したい人
・早起きを習慣にしたい人
・時間を大切にしたい人
に届けたい一心で、自分の体験と考え、メリットと理由を添えて書いているつもりです。
(と、ここで。このブログ記事が矛盾していないか気になりましたが、ルールに沿って書いていました。Aだけを書いて、Bだけを否定していません)
自分の考え方についてだけ触れる方法で出す場合のメリット
「Aの考え方についてだけ触れる」ルールで書きやすくなったと感じているメリットをまとめてみました。
次のようなことです。
感情を平穏にできる
自分と異なる考え方に触れるとき、
「わ、わからない…」
「なんでそうなる?」
「イライラするー」
というように、感情に波が起きてしまうことも多いです。
ただ、自分の考えにだけ触れて書くと、集中しやすいですし、感情の波も穏やかになりやすいです。
自分の考え方で感情がブレることはありません。自分に対する喝で凹むことはありますが…。
自分のアウトプットに集中できる
自分の考え方と深く向き合えるので、集中しやすくなります。
Aという考え方をどうすれば伝わりやすく出せるか。言語化することに集中できるのです。
たとえば、「早起きは習慣にしましょう!」と書いたとしても、それだけでは根拠もなく弱いメッセージにもなるので、自分の体験や反省点を踏まえ、根拠となる部分を補強するつもりで書きます。
ポイントは、”自分の”体験や気づきで補強すること。
書籍や他人の意見や体験では弱くなりやすく、集中力も散漫になりやすいです。
整合性をチェックできる
自分の考え方を書くということは、自分の体験、気づきを添えて書くことを意味します。
考え方を書くといっても、そこに至るまでには、
「行動」→「体験」→「気づき(反省も)」→「考え方」→「書く」
のようなプロセスがあります。
「行動」が起点、「書く」が考え方を出す=終点のようなものです。
自分が実際にとった行動(起点)と考え方(終点)とは整合するはずです。
その整合性がとれていないということは、Bの考え方に触れている可能性があります。
ちなみに、整合性がとれているかどうかは、経理の数字でも、プライベートでも欠かせないわたしにとっての指針です。
日々整合性をとるということは、=自分の軸を磨くことにもつながります。
このように考えると、Bの考えに触れて否定していても自分の軸は磨けません。
自分の考えを出すのであれば、Aだけを語り、あとは堂々としておきたいものです。
■編集後記
気温11℃。昨日は朝のタスクのあとは外出して会計士業、午後は打ち合わせでした。
■昨日の1日1新
・あん入りみたらし団子(札幌三越六福堂限定)
■息子(11歳)
昨日は学校とデイサービスに。
宿題をやりきった、息子は「クリアした」と言ってますが、その景品が国語のドリルだったようです。
ちなみに次の宿題をクリアすると、また違うドリルが景品らしく。
外が寒くなると、室内でもできること→宿題となるのもわかる気がしますが…。

