独立後は営業が欠かせません。
欠かせないからこそ、「自分の軸」というものは持っておきたいものでもあります。
どこで知ったの?その連絡先
独立後は何かしらの方法で「営業」をしていく必要があります。
とはいえ、営業経験がなかったり、経験はあるけど得意じゃないということもあるでしょう。
わたしもその一人です。
経験がまったくないという訳ではなかったのですが、得意とは程遠いといったところです。
値付けなんて、やったこともなかったですし。
同業の方などは、これといった営業をしなくても仕事に困らないという話も聞いたことがあります。
本当に営業してないかどうかはさて置き、営業が得意で営業センスがあるというのはうらやましくも思えます。
ただ、いくら得意でセンスがあるといっても「やってはいけない営業もあるよなぁ」と。
そう感じる営業メールが以前わたしに届きました。
お問い合わせフォームから届くメールであれば、まだわかるのですが(渋々ながらも)、今回のはわたしのメールアドレスに直接届いたメールです。
宛先を見るとGmailアドレスなどではなく、わたしの独自ドメインのアドレスでした。
届いたメールはマッチングサービスの営業です。
当然、見たことも聞いたこともない会社。
「なぜわたしのアドレスを知ってるんでしょうか?」と、
問い詰めようかとも一瞬考えましたが、結局そのときはやめました。
それでこちらが時間を使うことに、どうしても納得できなかったからです。
ただ今にして思えば、それはそれで良くなかったなぁとも。
言うべきことは言わないと、相手に伝わる可能性はゼロですし、言うことで「自分の軸」にもなるからです。
ヒトのふり見て我がふり直す
「じぶんがやられたたら嫌なことは、お友達にもしちゃいけない」。
子供の頃、教えられた言葉です。
それは大人になってからも変わらないもののはずです。
「お友達にしちゃいけない」なら、見ず知らずの他人にはもっとしちゃいけないことかと。
なので、自分がされてイヤな営業は、自分からはできません。
・手に入れた電話番号でいきなり電話で営業
※電話番号はプライベート用
・手に入れたメールアドレスで合う合わない関係なしに営業
※自宅兼事務所に複合機はいらない(コピー機すら使わないですし)
・アポなしで訪問
・HPのお問い合わせフォームから営業
・会って即営業
・DMを郵送してくる
※破棄するときに自分の住所など個人情報を消す手間も
・無料セミナーのあと、高額な有料サービスに誘導
※「今この場で決めてもらえば〇〇%OFF」という圧力
「営業なんだから、それくらいやって当然」という考えも戦略としてあるのでしょうけど。
ただ、自分がされてイヤなことを自分からはやるというのは、やっぱり違和感しかありません。
そういえば、独立前に勤めていた会社でテレアポなども経験してきましたが、そのたびに先方のイヤイヤ感が伝わってきて、なんとも言えない気持ちにもなりました。
今にして思えば、そうした体験も影響しているなぁと感じます。
「よろしければどうぞ」というスタンス
営業が得意ではない(というか苦手)な自分にできる営業は、メニューをさりげなく添えておくことです。
飛び込みのようにこちらからプッシュするようなことはせず、HPやブログを見ていただいて「もしよろしければ」というスタンスです。
プッシュした方が注文されやすいのかもしれませんが、望まれてこそお役に立てるという思いもあって、レストランのようにメニューを添えてやってはいます。
ただ、望んで来ていただくといってもカンタンなものではありませんし、そのスキルは身につけなければなりません。
かといって、営業は必要です。
やらないという選択肢はないでしょう。
「よろしければどうぞ」というスタンスだからこそ、判断材料もそっと出しておくことが欠かせません。
HPやブログではそれを出しているつもりです。
営業が得意でない(苦手)と一言でいっても、理由はそれぞれであるはず。
独立後、営業は必要ですが、だからこそ自分に合う営業をしていきたいものです。
■編集後記
今日は朝タスク(少し寝坊)をして、じぶんの法人設立準備、細かいタスクなどを。
午後は週末外泊する息子を迎えに病院へ。
■息子(9歳)
ママ手作りのフェルト生地のモルカー。
看護師さんに見せに行ったところ「おもちゃはここに持ってきちゃダメだよ~」と言われショックを受けてました。
が、その後にやってきたリハビリの先生がモルカーを絶賛してくれ、息子復活(号泣してましたが、立ち直った)。
勢いにのって、リハビリも順調にできたようでホッとしました。
■1日1新
・とある手続き