誤解することもあれば、誤解されてしまうということもあります。
先日体験したとあることがきっかけで「誤解」について、今の考えを書いてみました。
「プレミアム」という名前に誤解したという話
先日、ファミレスに行ったときのことです。
メインの注文とは別にセットでドリンクなどもお願いしようとメニューを眺めていました。
セットでも、3~4つくらいの種類があり、目にとまった「プレミアムセット」をお願いしたのです。
ほかには、ドリンクが付くドリンクセット、ドリンクとサラダが付くサラダセットのように、ファミレスであればよく見る名前のセットメニュー。
そのなかでの「プレミアム」と名付けられたセット。
「プレミアムというだけあって、ドリンクもセットでしょ」と判断し、お願いしたのです(ちなみに、デザートが付く=プレミアムでした)。
ところが、注文後に店員さんから聞いたのは「ドリンクはセットじゃないんですよね…ですので…」と。
店員さんも何も悪いことをしているわけではないのですが、なんだか申し訳なさそうにしていました。
もちろん、メニューには、何がセットになっているかの説明書きはありました(小さく…)。
注意書きをちゃんと確認しなかったわたしの不注意なわけですし、店員さんを含めお店がどうということではありません。
とはいえ、「プレミアム」という名前にひっかかってしまったのは事実です(わたしだけかもしれませんけど…)。
どういう意図で「プレミアムセット」というネーミングにしているのか。
・1はないけど、2~5がセットになっている
・1から5すべてセットになっている
わたしの場合は後者だと思い込んでしまったわけです。
というように、メッセージをどう受け取るかに勘違いや誤解するということはあります。
誤解はあるものと思っておくくらいがちょうどいい
じぶん一人の世界に住んでいるのであれば、誤解することもないのでしょうが、現実は違います。
ヒトと人(じぶん)が関わることである以上、誤解する(誤解される)ことはあるわけです。
誤解1つで人間関係がうまくいかなくなることも珍しくはないことです。
とはいえ、誤解される可能性がゼロか?というと、内容によっては難しいでしょう。
とくに、1度に多くのことを伝えようとする場合。
たとえば、冒頭のメニューを伝えるという場合は、複雑にもなりがちです。
例外のような但し書きがあると、なおのことややこしくなりがちです。
契約書のように法律に関わることなら仕方ない面もあるわけですが、じぶんでコントロールできるのであれば、誤解されないように工夫しておくことも必要です。
冒頭のメニューでたとえるなら、名前に規則性をもたせるというのも誤解を減らせるかもしれません。
・ドリンクセット →+(プラス)でドリンクが付く
・サラダセット →ドリンクセットに+サラダが付く
・デザートセット →+サラダセットに+デザートが付く
というように(まぁ、あるあるですけど…)。
値付けを考えるとき、松竹梅というのもよく見聞きしますが、
・ネーミング
・選びやすさ
・シンプルさ
という部分でいえば、誤解を与えない工夫にも通じるものがあるななどとも考えています。
誤解を与えたくないから発信する
HPやブログなどでわたしもメニューを出すようにしています。
そこで気をつけていることは、できるだけ誤解を与えてしまうような出し方はしないということです。
たとえば、値段の出し方だと、「〇〇円~」や税抜の金額ではなく、「〇〇円」と税込金額で出すようにしています。
以前、わたしが利用したサービスで買う側だったときに、実は税抜で実際買ってみたら桁が変わったということがあってモヤモヤしたことがあったからです(こ、細かい性格…)。
必要だったサービスなので、それでキャンセルすることはなかったわけですけど、モノによっては「だったらやめたのに…」となる可能性はあったでしょう(試したいアイテムなどではとくに)。
誤解を避けるためには、出したくないことも、必要があればあえて出すことも必要です。
それがデメリットになることもあります。
値段をはっきり出した結果、「高っ!」となれば去っていかれる可能性はあります。
逆に「安すぎる!」とかえって怪しまれる可能性もあるわけです。
ひとりであれば安売りできないので後者はさて置き、そうでなくても誤解されることはあるわけです。
ただ、それでいいと考えています。
今のじぶんにそれだけのモノがなかったのだとあきらめもつきますし、それが次の原動力にもなります。
誤解をさせてしまえば、その溝を埋めるのもタイヘンですし、お互いにとっていいことはないでしょう。
溝を埋めておきたいという思いもあって、毎日ブログを書くことで、じぶんの考え方やできること、苦手なことも出せる範囲で声に出すようにしています。
HP(ホームページ)、プロフィールは、ちょいちょいカスタマイズしています。できるだけ今を反映するようにするためです。
誤解されないようにといっても、完全にゼロにすることは正直むずかしいことですが、だからこそ、日々、小出しであったとしても、じぶんの言葉を出し続けることはやっておいてもいいのかなという考えもあり、やっているところです。
「誤解を恐れない」という言葉もあるわけですが、恐れないためにも誤解を減らすための工夫は必要かと。
■編集後記
昨日は習慣以外はオフ。家族で映画を見に出かけました。土曜でしたがお昼に上映している回を選んだのでそこまで混雑もなくなんとか…。映画も切り口がおもしろいなぁと。
■息子(10歳)
夏休み9日目。体調もよくなってきたので1か月前から楽しみにしていた映画「インサイド・ヘッド2」を。
スタッフの方が丁寧に案内してくれるので、とてもありがたいです。
12時40分~の上映だったので、お昼を食べてからシアターへ。ポップコーン…食べ過ぎてました。お腹壊さなければいいんですけど…。
■昨日の1日1新
・インサイド・ヘッド2(吹替版)
・ハワイアンスパイシーロコモコ風バーガー(ロッテリア)
・マンゴーフルーツトロピカルドリンク(ユナイテッド・シネマ札幌)