人脈があるというのは1つのメリットになるのかもしれません。
ただ、人間関係にも関わってくるものも人脈。
それだけに、気をつけていることもあります。
人脈があることが羨ましい?
独立する前は、いくつかの会社を経験しました。
従業員数名の個人事務所、30名ほどの中小企業、6000名ほどの大手法人。
規模の大小はありましたが、共通して感じていたことがあります。
「人脈」です。
「人脈」と聞いてイメージしやすいのは、
・多いほうがいい
・顔が広い
・人望がある
といったこと。
規模の差はあっても、仕事をして売上をあげる必要があるというのは同じです。
それだけに人脈が多いというのは、仕事をするうえでもメリットになると考えていました。
・人脈はないよりかはあったほうがいい
・顔が広いといろんな人から情報が入ってくる
・人脈がある=人望がある
というような考えでした。
人脈がある人ほど「凄いなー」とか「羨ましい」などと思っていたこともあります。
ただ、独立後の今はというと、そんなふうには思いません。
人脈ありきという考えにはデメリットを感じるようになったからです。
人脈という渦に飲み込まれないように
独立後にどんな生き方を望むのか。まずそこで方向性は大きく2つに分かれるかと。
拡大を目指すという場合は、人脈を広げて多くの人に知ってもらうことも必要になるでしょう。人を雇って、製造と販売を分ける。さらに拡大を目指すというのが通常。
人脈という名の渦の中に身を置くことはむしろ必要なこととも言えます。
いっぽうで、拡大を目指していないという場合。
同じように人脈の渦にいる必要はありません。
目指す方向性が違っているだけに、同じ渦の中に入っていても逆にモヤモヤしてしまうものです。
事実、わたしの独立当初は、人脈を気にしすぎるあまり、モヤモヤすることも多く…。
「人脈を広げていかないと…」と交流会に行ってはみたものの、”圧”に耐えられず。
名刺交換は(一応)やったわけですが、周りの人たちのように「はい次っ!」「次はあっち!」のような場の雰囲気に最後まで馴染めませんでした。
とはいえ、その場で顔を合わせる。大勢の人と名刺交換をする。結果、次につながるという可能性もなくはないのでしょうけど。
ただ、すべての人が初対面。それなりの人数ともなると、よほど話が合わないと記憶にも残りません。
仮に交わした名刺がきっかけで連絡があったとして、その先につながりが持てるかどうか。
人脈を気にするがあまり、
・〇〇会の役員
・望まない方向性の飲み会
・言い値で引き受ける
といった渦に1度でも足を踏み入れると、抜け出すにもそれなりのエネルギーが必要になります。
ひとりである以上、やれる量には限界はあります。
同じ人脈という渦を気にしすぎてしまうと、すぐに限界がくるでしょう(わたしの場合は)。
つながりが持てる人が多いことがじぶんにとってどうなのか。
周りを気にしすぎてもじぶんがツラくなるだけです。
そう気づいてからは、「人脈」に対する考えが変わりました。
出発点は人脈ありきではないという考えです。
人脈は結果論
独立後、雇うこともなく、ひとり仕事を続けていますが、人と人との関係なしにはできないことだらけです。
それだけに人間関係というものは、ひとりであっても大事ですし、環境の8割は人間関係で決まるといっても言いほどです。
つながっていてよかったなと思える関係性というのは、結果的に気の合う人たちとつながることができていたというのがほとんどです。
つまり、あくまで結果論ということです。
人脈を広げようとするあまり、つながることを目的にしてしまうと、結果、つながりをもちにくいものです。
逆に、たとえ少数であったとしても、気の合う人に見つけていただければ、次につながる可能性はあります。
もちろん大勢と人脈をもつ、拡大する道もありますしむしろ多数派でしょう。
ただ、じぶんの目指す方向性と合わない渦が世の中にはありますし、あえて入らなくてもやりようはあります。
ブログなどの発信をしていると、リアルで会わなくてもつながりがもてる時代です。
ネットのいいところは、少しでも合うなと思っていただけた人に来ていただけること。
もちろんリアルで会う大事なつながりもありますが、ほど良くゆるい。そんなつながり、関係性も大事にしていきたいところです。
■編集後記
昨日は朝の習慣、会計士業(法人決算、打ち合せ)などを中心に
■息子(10歳)
昨日ははじめての病院へママと通院でした。ご褒美はパフェがいいということで、病院近くのレストランへ。10種類はあるようで息子はイチゴのパフェを。
■昨日の1日1新
・ようかんパン(セコマ)
・とあること