誰もいないような道を進むと戸惑うことがあるかもしれません。
ただ、誰もいなさそうな道だからこそ見えてくる景色も違ってきます。せっかくの独立後。進むのなら楽しんで前を向いて行きたいところです。
とある林道を進む
冒頭の写真は以前訪れた千歳市のとある区域の風景。
あたり1面が原野のような風景のなか、1本の道だけが続いています。
道幅も狭い、それでいてデコボコ道。まさに原野に走る1本道のような光景でした。
道を進むと民家が見えてきましたが、どうやらすでに廃墟の跡のようでした。
周囲を見渡しても人は誰もいませんし、車も1台も通りません。
とまぁ、地方に行くとこういった風景も珍しくありません。人口減、過疎化も長いこと問題にもなっていますし。
ただ、意外だったのは場所が千歳市ということ。
千歳といえば空港もありますし、国も注目する半導体のような話もあり、北海道とはいっても、こんな光景をあまりイメージできていなかったのです。
こういう道を見つけると、子どもの頃を思い出します。
抜け道を探検するような感覚、つい通りたくもなります。
人も車も滅多に通らない、ひっそりとした道。
日常とは違うからこそ、惹きつけられるものがあります。
誰もいないことでよかったこと
この世の中、常識や業界ならではの慣習のようなものもたくさんあります。
それで多数派と自分が違うとなると戸惑うことがあるかもしれません。
ただ、周りのみんながやっていることだからといって、それがじぶんにとってもあてはまるとは限りません。
先日、スタバに行ったときもそうでした。
「たくさんの人がやっているから…」と、じぶんも同じように並ぶということは、理由なく行列に並ぶことを意味します。
Mobile Order & Payで2分で済むところ、あえて10分かけてコーヒーを受けとるわけです。
そこで納得感や理由なく選べるかどうか。
・カフェで行列に並ぶ
・スーパーで有人レジに並ぶ
・映画館でチケット券売機に並ぶ
じぶんなりに並ぶ理由があるのならまた別ですが、そうでないなら周りに合わせる必要もないでしょう。
スーパーであれば、無人のセルフレジはたいていどこかは空いていますし、買ったものもじぶんで袋詰めすれば、家で収納するときのことを考えて工夫ができます。
映画館のチケットも事前にネットで購入しておけば人混みを回避できます。
お祭りのようなイベントに行くときにも、道路を選んだり、見る順番を変えてみるといった方法で工夫してみることはできます。
こう考えると、必ずしも周りのみんなに合わせる必要のないことはありますし、あえて同じ動きをしないことにもメリットはあります。
メリットを味方にできるかどうかを考えると、周りとずらす意識をもつことはむしろ良いことだとも言えます。
人がいなさそうな道を探す
世の中の常識や慣習とやらを気にしすぎてしまうと、じぶんを見失いそうにもなってしまいます。
独立当初のわたしがまさにそうでした。
・服装は上下スーツじゃないと…
・夏でも革靴履かないと…
・電卓は持っておかないと…
・夜も仕事しておかないと…
・固定電話の番号くらいはもっておかないと…
というように。
どれも独立前の常識やら慣習をそのままなぞっていただけ。
何を選ぶにも、あまりにもそこにじぶんが居なさすぎでした。
ただ、日々じぶんに問いかけてきた結果、その結論は出ています。
「気にする必要はなかったな」と。
法律やマナーのようなルールを守ることは当然としても、そうでなければ何を選ぶかはじぶんの意志次第。自由に決めてもいいわけです。
合わない選択をしてまでのメリットがどれほどあるのか。
むしろデメリットの方こそ気にしておきたいもの。
独立当初はそんな心の葛藤のようなものもあったわけですが、むしろ今は人と違っていたことがあった方がうれしく感じます。
発信もそんな気持ちもあって続けていることです。
ブログは書くこと自体は楽しいものですし。
独立後はじぶんの望む生き方をトコトン貫く覚悟があっていいわけですし、結果、周りの人と違っていたとしても、気にしすぎる必要はありません。
むしろメリットがある道だと考えて、楽しんでいきたいものです。せっかくの独立後の人生ですから。
■編集後記
昨日はオフ。朝の習慣のあとは、父親と義母とで外出。いろいろと話ができました。夜はNETFLIXで三体。2ndシーズンが待ち遠しいです。
■息子(10歳)
朝、「映画館で映画みたいなぁ」ということで、ネットで早速チケットを購入。選んだ作品が1日に2回だけの上映なので、混雑しているかな?と思いきや。空いていたのでいつもの場所を予約できました。
■昨日の1日1新
・とある内覧