「なにやら怪しい…」。心のサインに耳を傾ける余裕は大事

あやしい雲行き - by Canon RP(RF35mm f 2.0 1/80 ISO 100)
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「なにか怪しい…」という場面に遭遇したときは、距離感には気をつけたいもの。

いったん距離をとってみることで、トラブルを想定できることもあります。

目次

怪しい車には近づかない

先日、クルマを運転してお客様との打ち合わせ場所へ向かっていました。

10月下旬ともなると札幌の町もすっかり日没が早くなりました。16時には薄暗く、17時くらいで真っ暗になります。

で、その夕方。クルマを運転して移動していたときのことです。

運転席から見えるバックミラー越しに、なにやら怪しい車が近づいてきたのが見えたのです。

あおられているような感じもあったのですが、右車線から追い抜いていきました。

薄暗い夜道。目前にある信号は赤で、その車は急ブレーキでどうにか止まり、わたしの目の前に。

で青信号に変わると、また猛スピードで走り去っていきました。
追い越すためにコロコロと車線変更してのまさにごぼう抜きといった状況で。

先を急ぐ理由もなにかあるのかもしれませんが、住宅街を運転するには、怪しくてあまりにもあぶない光景を目にしました。

とまあ、クルマを運転するときは、こういう体験もすることはあります。

わたしの場合「怪しいかも…」というときは、近づかないで距離をとっているなぁと感じます。

いったん距離をとるという戦術

クルマを運転するということは、危険と隣り合わせになりますし、無関係な人にとっては凶器にもなり得るもの。

ハンドルを握るときは、

「陰から子どもが飛び出してくるかも…」
「急ブレーキに対応できるように車間距離はとっておかないと…」
「巻き込まないように…」

などと、”起きてほしくないこと”をあえて想像しておいたほうがいいと言われています。

トラブルを想定しておくことで、未然に回避できる確率も変わってくるというわけです(わたしなりの解釈では)。

これを仕事に置き換えてみるとどうなのか。考えてみました。

まず、トラブルを想定しておくというのは、多くのことで共通しています。

・パソコンが壊れる
・ネットが使えない
・スマホを失くす
・事前に聞いていた前提とは全然違う
・資料を見せていただけない

などなど。

こうしたトラブルは避けたいわけで、事前に手を打っておく必要性はあるでしょう。

パソコンであれば、

・予備のパソコンを買っておく
・メインのパソコンも定期的に買い替える
・パソコンにデータを保存しない(Dropboxなどのクラウドに保存)
・バックアップを定期的にとっておく

といったことです。

仮にパソコンが壊れてしまっても、予備のパソコンが1台あればトラブルも軽傷ですみますし、クラウドに保存しておけば、データを紛失するリスクも減らせます。Dropboxであればバックアップもできて一石二鳥です。

それにネット環境への対策も大事です。

Wi-Fiの環境があっても、誰でもアクセスできるようなfreeWi-Fi は使いません。
なのでテザリングは必須です。

スマホのキャリアを変えたときには、ちょっとしたトラブルがありましたが…。まぁ必要なことには距離をとってばかりもいられませんし、ときには立ち向かうことは必要ですけど。

ひとりで仕事をしていく以上、想定できないようなトラブルに合うことはあります。
ただ、だからこそ想定できるトラブルには手を打っておくべきでしょう。

できる対策はやっておきたいというのは、前述のクルマのハンドルを握ったときの感覚と似ているかと。

すべてのリスクを回避することができない以上、もし回避できないことがあったとしても、それはもう仕方ないと割り切るしかないでしょうね。

ただ、その前提として、できる対策はすべてやっておくくらいのことは必要でしょう。

心のサインに耳を傾ける余力は必要

「あ、怪しい…」というような直感がはたらく瞬間は、誰でも1度は経験したことがあるでしょう。

そのときに、一瞬間をとる、間隔をあけるといったことをやることがあるかもしれません。

ただ、その間をとるためにも、平常心でいることは必要なことです。

平常心。この場合だと「余裕」があるかどうか。

余裕がないと、「怪しいかも…」のような心のサインを無視してしまうことにもなってしまいます。

結果、なにもなければいいのですが、それで「やっぱり」となってしまっては後悔してもしきれません。

「余力を残しておく」なんてことを言うと、「そんなにヒマじゃないよ」と思われるかもしれません。

たしかに余力をもつことはカンタンではありません。

ただ、余力がないことのリスクをどう考えておくか。

なにかしら思い当たるふしがあるという場合には、回避する手立ては考えておきたいものです。

「あ、怪しいかも…」は、他でもないじぶんの直感なわけですから大事にしておきたいものです。


■編集後記
昨日は朝の習慣のあとは会計士業を中心に。途中、妻から連絡があり小学校に行って先生とお話を。学校側の対応などについて現状を教えてもらいました。夕方からは通夜へ。久しぶりに会う親戚と会えました。元気なうちに会える人には会いに行ったほうがいいなと改めて感じました。

■息子(10歳)
昨日は訪問リハビリのあと学校へ。学校に登校したときに、他の子どもと何やらあったようで、連絡をもらってすぐに駆けつけました。いろいろと対策してもらっているようで感謝です。

■昨日の1日1新
・学校(息子の)との話し合い
・むすめやホール平岸


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