「家族との時間を増やしたい」。そう思って独立する方もいるでしょう。
わたしもそうでした。
独立しないと家族との時間を増やせないのかといえば、もちろんそんなことはないかと。
ただ、独立したほうが増やしやすいです。
家族との時間をどう増やしたいか
家族との時間を増やしたいといってもその理由は人それぞれでしょう。
親の介護、妻(夫)の看病、育児などなど。
人間、生きていると平穏な毎日があたり前のように錯覚してしまいますが、決してそんなことはなく。
順風満帆で平穏な日常というものはある日突然、奇跡のように感じることもあります。
わたしもそうでした。
わたしは独立するまで監査法人という組織でずっと勤務していました。
勤務時代は当然ながらサラリーマン。
朝から夜まで仕事、時間は拘束されなかなか自由はききません。
フレックスタイム制はありましたが、1日8時間というまとまった時間はどうしても拘束されてしまいます。
担当するクライアントによっては出張も多く、繁忙期というものもあります。
わたしの場合、息子の定期的な通院やリハビリ、介護があり、そのための時間を確保しなければなりませんでした。
そんな中、勤務先が出張や残業なしで働かせてくれたのはとてもありがたかったです。
もちろん、そのまま働き続けることもできましたが、わたしはそうしませんでした。
家族と仕事どっちも中途半端になってしまうのが嫌だったので。
家族も仕事も全力投球、そう考えた末、独立しかないと決心できました。
家族との時間を優先するには仕事を圧縮するしかない
独立してからというもの、家族との時間はあきらかに増えました。
自宅で仕事する日では朝から夜の寝るまでの時間、ずっと家族と一緒ということもよくあります。
妻が出かけるときは息子、息子が学校のときは妻と。
どちらかとは一緒に過ごせます(外勤の日はそうもいきませんが、減りました)。
・息子の病院
・通学の付き添い
・デイサービスの向かえ
・妻の病院
こういったプライベートのことを優先して時間を作れるようになりました。
勤務時代は事前に休暇申請や仕事の調整をしなければなりませんでしたが、独立すれば自分次第です。
よく時間管理や時間術と呼ばれるジャンルの書籍では、「プライベートの予定を先にいれてしまう」
ということがいわれていますが、まさにそのとおりだなと感じています。
プライベートの予定を優先すると、おのずと仕事の時間を圧縮しなければいけませんから。
圧縮といっても、ただ仕事(売上)を減らすだけでは、独立後の生活が苦しくなってしまいます。
自分が望む”生活できるだけの仕事(売上)”というものをいかにコントロールできるかが大事です。
そのためにも「時間」と「経理(お金)」は常に意識しなければならないと考えています。
家族との時間を増やす生き方。「独立」はそのひとつ
「家族との時間を増やしたい」。
独立はその可能性を広げるひとつの生き方です。
家族との時間を増やしたいけど、独立を迷っている方の参考になればうれしいです。
■編集後記
今日は事務仕事、家族で買い物、息子と散歩など。
■息子(7歳8か月)
近所へ買い物に行ったついでに散歩しました。
水たまりを見つけては、はった氷を踏んでは割りを繰り返し。
踏んで遊ぶ姿をみて、自分の子供の頃を思い出しました。
■1日1新
・Netflixでジョジョ6部
・ラクスルで年賀状