会計ソフトは万能ではありません。ダウンロード版もクラウド会計ソフトも。
ダウンロードしたCSVデータを加工したExcelだとその欠点を補ってくれます。
会計ソフトは万能ではない
会計ソフトは以前と比べて進化し便利になってきてはいますが、変わらないのは万能ではないということ。
その一つがもっさりとした動作です。
ダウンロード版のソフト、クラウド会計ソフトでもサクサク動くとまではなかなかいかないというのが実情でしょう。
もう一つは自由度。
会計ソフトから試算表や推移表などいろいろな形式でCSVデータとしてダウンロード(エクスポート)することはできますが、それ以上のこととなると会計ソフトでは限界があります。
たとえば、粗利率といった指標を見たい、その指標の推移を見たいといったときです。
会計ソフトがもっている数字の情報だけでは見ることは難しいはずです(わたしは)。
決算予測を出してみたいといっても、会計ソフトがもつ数字は実績値だけなのでこれも難しいでしょう。
そして個人的に最大なのが見た目です。
毎日・毎月・・・・と、それなりの時間とコストをかけて数字を積み上げていった結果を
試算表や推移表のような数字の羅列としてだけというのは、もったいないです。
これ以外にも、
単純な見た目(デザイン)というネックとなる要素もあります(わたしの場合は)。
このように会計ソフトは万能ではありません。
ましてやその万能ではないことがきっかけで、
・経理めんどくさ
・あとでいいや
・経理は二の次
となってしまっては非常にもったいないです。
このような会計ソフトでできないことは、Excelで補うのがおすすめです。
会計ソフトでできないことはExcelで補う
会計ソフトは試算表や推移表をダウンロードすることができます(CSVというファイル形式ですが)。
このダウンロードしたデータをExcelに変換すれば、Excelで粗利率などの指標を見ることができます。
月別などでならべれば、その推移を見ることもできます。
この例だと9月の粗利率がガクッと下がっているので、「何かおかしくないか」と気付くこともできます。
グラフを使えば、数字の羅列を見るより業績の推移がイメージしやすいです。
一年間の推移だけでなく、前年の推移と比べてみることで、何かしら手を打つきっかけにすることができます。
Excelの場合は、サクサク動きますし、
見た目でいえば、グラフ以外でも、データバー、色づかい、罫線、フォントなどの自由度が一気にあがります。
万能ではない会計ソフトは集計された数字を使うというくらいに割り切った使い方しつつ、
会計ソフトでできないことはExcelで補うのがおすすめです。
Excelで補うことのメリット
Excelで補うことには、上記以外にもメリットがあると感じています。
・Excelのスキルが身に付く
・数字を自分で分析できるようになる
・経理に対してイヤイヤ感が軽くなる
繰り返しになりますが、会計ソフトの数字だけで経理が終わってしまうのは非常にもったいないこと。
むしろ、使える数字を手に入れるためにExcelで補うことを取り入れていただければ。
■編集後記
今日は朝タスク、会計士業で外出。
ランチは久しぶりにDENO175の汁あり担々麺を。
辛いものは全般的に苦手ですが、しびれる山椒は好物です。
■息子(8歳6ヶ月)
マイブームが1週間サイクルで切り替わる息子。
今週はジョブレイバーに夢中です。
モルカードライビングスクールの放送開始でまた切り替わるか と思いきや
やっぱりジョブレイバーに夢中。
クリスマスプレゼント、早くも決まりそうです。
■1日1新
・とある手続き