独立後、どの場所に立つかは選ばなければなりません。
そしてひとりであればその立つ場所は自由に選ぶことができます。
であれば、じぶんが望む場所に立っていきたいものです。
写真をとるときは場所を選ぶ
独立後に写真をよく撮るようになりました。
冒頭の写真も朝の運動のとき撮った写真のひとつです。
誰もいない早朝は周りの目を気にせずにとることができるのもあって気持ちがいいです。
すれ違う人もいないので、どのアングルで撮ろうかと場所をコロコロ変えています。
距離感によっても映り方が変わってきますし、背景の映り方ひとつとってみても写真の印象はかなり違いますね。
この写真は今朝の日の出。
日の出を真正面に撮りたかったので、その場所まで5分ほどかけて歩きました(たまたま上には月も)。
そんなわけで、早朝に写真をとりつつも、場所の選び方は大事だよなと思いつつ、違ったら変えればいいかなと。
そう考えて朝の運動(ほぼ歩いて写真とってただけ)を終えました。
選ぶ場所は大事。でも選んで変えるの繰り返し
写真を撮るときと似たようなもので、独立後、どこに立つかはとても大事な戦略です。
選ぶ場所によっては戦略、目指すべき方向も変わってくるからです。
たとえばわたしの好きなバスケでもそうです。
NBAに興味があればご存知の方もいるでしょうが、デニス・ロッドマンという選手が以前いました。
スラムダンクの桜木花道のモデルになった選手です。
リバウンドといえば、激しくぶつかりあいだし、どちらかといえば地味なイメージしかありませんでした(部活の練習も嫌いでしたし)。
しかし、彼の活躍でそれまで地味というリバウンドへのイメージもポジショニング、スクリーンアウト(オフェンスをゴール際から追い出す)というスキルがより注目されるようにもなりました。
はなしがそれましたが、
写真をとるのも、独立後も選ぶ場所、ポジションというのは大事です。
ただ大事だからといってガチガチに凝り固まることもないでしょう。
ロッドマンのように、時にポジションどりを変え、ダメなら場所を変えてみる。
選んでチャレンジ、ダメなら場所をかえてリベンジする。この繰り返しが彼をリバウンダーというポジションへのしあげていった要因です。
凝り固まってしまうとつい慎重になってしまって、「1チャンスしかない」「失敗は許されない」などとリスクばかり考えがちです。
でもこれでは翔羽戦で縮こまって亀になってしまった桜木花道と同じなのです。
肝心なのはまず場所に立つということ。
違えばまた違う場所を選べばいいだけのはなしです。
ただ立つ場所を選ぶにしても、無制限に選んでいてはいつまでも「こんなはずじゃ」となってしまいます。
なので「こんなはずじゃ」を繰り返さないためにも「ここだけは行かない」場所は決めておくべきでしょう。
ここだけは行かない場所は決めておく
「こんなはずじゃ」を繰り返さないために、日々じぶんの理想とする未来像みたいなものをバージョンアップしています。
たとえば
・「売上が〇倍になった」
・「お客さまが〇件増えた」
・「そろそろオフィスでも借りないとな」
・「寝るひまもない」
・「今日もバタバタして」
・「家族との時間なんて贅沢だ」
というもの。
こういう方向性を否定しているわけではありませんし、じぶんが望んでいることなら何も問題ありません。
合う、合わないというのは人それぞれですし、わたし自身の問題なだけです。
ただ「ここだけは行かない」という場所をはずさなければ、少しづつでも理想とする未来像には近づきます。
ひとりだからこそ、どこに立つか選ぶのは自由です。
一度決めた場所でも、ダメだと思ったら場所をちょっと変えてみればいいです。
もちろん、一度立った場所で芽が出るまでにはそれなりの時間がかかるものです。
芽が出ることの方が稀ですし、芽が出ないかもしれません。
ただ「ここだけは行かない」と決めたことをまず大事にし、もっと気軽に場所を選んでみましょう。
わたしも日々場所を考え行動しているつもりです。
※「ここだけは行かない」をやらないことリストにして眺めることもおすすめです。
■編集後記
今日は暖かくて朝の運動(ほぼ散歩)がとても爽快でした。
雪解けもすすんで、ほぼ積雪ゼロになりました。
毎朝の楽しみにしていた朝ドラ「舞いあがれ」もとうとう明日が最終回。寂しくもあり楽しみでもあり・・・
■息子(9歳)
昨日お泊りしていったじいじとばあばは今朝帰っていきましたが、あまり寂しがってはいない様子。
去年よりもちょっと大人になった気がします。
■1日1新
・PhotoShopのブラシツール