フリースローと仕事。まったく別モノですが、どちらもはずす可能性はあるものです。
ただ、はずしたとしてもフリースローと仕事ではおおきな違いもあります。
フリースローははずすと凹む
バスケの試合では、シュートしているときにファウルをもらうとフリースローがもらえます。
2ポイントシュート中だと2本、3ポイントシュートでは3回、ファウルをもらってなおかつシュートが入れば1回(バスケットカウント)。誰にも邪魔されずにシュートを打つことができます。
チームファウルが5回以上になると、シュートしているかどうかに関係なく2回のフリースローがもらえます。
普通に考えると、ディフェンスに邪魔されずに打てるわけですから、シュートを打つ方が有利なわけですが、それはそれで相当なプレッシャーがかかります。
接戦であれば、フリースローをはずしたことが勝敗を分けることもあります。
はずしたからといって、やり直しはできないわけで、一本一本が大事になります。
たかがシュート1本されど1本。
アウェイともなれば、観客からのブーイングも加わり、孤独な一投。
シューターの一投一投がチーム全体に影響しますし、ときには試合の流れも変えてしまうので、ものすごいプレッシャーなわけです。
当然のようにフリースローを決めるってことは本当にすごいことです。
レベル・規模感がまったく異なりますが、高校生のときに出場した地区予選の試合で、じぶんがフリースローをはずしてしまい、流れにのれないまま試合に負けたことがあります。
そのときは、チームのみんなに申し訳ない気持ちでいっぱいで、しばらく凹んでました(チームメイトは励ましてくれましたけど)。
「国の代表の試合じゃないんだから」と思われるかもしれませんが、その申し訳なさ、恥ずかしさ、気まずい思いは味わいました。
そして今の独立後の人生。
はずすこともあります。
はずすことはある
独立後もはずすことはありることです。
・手ごたえのあったブログ記事があまり読まれなかった
・新しくつくったメニューのお申込みがない
・ご依頼いただいた仕事が思った以上にしんどい
・Nintendo Swichの抽選
などなど。
確かにはずすせば残念な気持ちにもなります。
昔はそれでよく凹んでましたし、ひきづってもいました。
でも今は「はずした」という事実だけ。
事実だけをクールに受け止めるようにしています。
それは、シュートを打てば、はずすことからは逃れられないし、いつも決められるほどカンタンなものではないという思いがあるからです。
どんなニーズがあるのかは、出さないことにはわかりません。
じぶんができること、伝えられることを出して試す以外わかりようがないのです。
フリースローと違うのは、チーム戦ではないということ。
はずしてもチームメイトに迷惑をかけるわけでもなく、あくまで自分の中で消化できればいいだけのことです。
万人受けするわけでもないですし、「まぁ、そんなこともあるよね」と。
時期やタイミングが原因ということもありますし、次につながる材料が手に入ったという、前向きな思考がもてるかどうかの方がむしろ大事でしょう。
気にしすぎると、次の手を打つとしても、つい尻込みしてしまいます。
そうなれば打つ手も遅くなるわけで、良いこととはいえないでしょう。
新しいことであれば、はずすことは普通にありえるはなしです。
気にしすぎてシュートが打てなくなることだけは、避けたいものです。
はずしても打つことができる
今までとやり方を変えてみる、新しいことをはじめる。試せば、はずすことはありえるはなしです。
エジソンではないですが、100回試して100回はずしたとしても、その100回のどれかが次につながる材料だったなんてこともあるわけです。
独立後は、フリースローを何本打ってもいいわけです。
バスケの「あと何本」のようなルールもありません。
たとえば、
・出し方を変えてみる
・分野を変えてみる
といったことは、ひとりであれば自由にできます。
事実、以前よりHPやブログを見つけてもらうことが増えましたし、手を打てば何かしらの結果が手に入るということを肌で感じることもできています。
じぶんならではの持ち味で求められていることに近いものは何だろう?と考えない日はありませんが、とりあえず表に出してみるしかないというのが、今のわたしの結論です。
はずしたら、ヒントを見つけたと考えて、次につなげればいいだけのはなしです。
シュートも打たなければ得点できませんから。
はずすことなんぞ気にせず、シュートを打っていきたいものです。
■編集後記
昨日は朝タスクと月初なのでじぶん(事務所、会社)の月次決算、息子の小学校送迎、買い物など。合間にブログ執筆を。
■息子(9歳)
今日は土曜日なのでお休み。朝「カラオケ行きたい!」と意気込んでましたが、気づいたら家でのんびりモード。
「カラオケは?」と聞くと、「あした行く」と。わたしに似たのか、けっこうな気分屋さんです…。
■昨日の1日1新
・ダイイチの焼き鳥と鳥つくね