「ひとり」のメリットを失わないために「ひとり」の弱点に対処する

ひとり(のイメージ) - EOS RP(RP35mm f1.8)
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ひとりと組織を比べると、ひとりならではの弱点というものが確かにあります。

ただ、ひとりならではのメリットもあり、独立後はそのメリットをとっています。

目次

「ひとり」であるが故の弱点

組織のメリットといえば、なんといってもチームプレイができることでしょう。

他の人と重ならないように役割も分担できます。

じぶんにとって、苦手な仕事、嫌いな仕事があったとしても、他の人は得意、好きということもあり得ます。

分担次第で、お互いの得意、苦手も補完しあえる可能性もあります。

わからないことを相談し合えたり、お互いにやったことをチェックし合ったりもできるかもしれません。


ただ、ひとりだと分担しようがありません。

どんなことも、ひとりですべて担当です。

分担なし、補完なしというのは、ひとりならではの弱点、デメリットともいえます。


ただ、そのデメリットを受け入れて、ひとりを選んでやっています。

それは、ひとりであるが故のメリットもあるからです。

その1つが時間。

わたしにとって、時間に対する裁量(メリット)が大きいと感じているので、ひとりを選らんでやっています。

「ひとり」であるが故の強み

組織にいて、どうにもならないのが時間。

フレキシブルな働き方ができる組織が増えたとはいえ、じぶんの思うように時間を使えません。

わたし自身、勤務していたとある会社員時代では、早朝から日付が変わる深夜まで。
毎日残業してました。

その後の監査法人に勤務していた頃だと、始業、終業の時刻は選べ、ある程度フレキシブルな働き方もできましたが、就業時間(1日8時間)というルールはもちろんありましたし、残業することもありました(繁忙期とやらで)。

仕事の量も多かったので、少しでも早く終わらせたい一心で毎日残業してた時期もあり、その甲斐もあってか、じぶんの担当が早く終わることもありました。

かといって、16時に帰っていいという話にもならないわけです。

組織である以上は、就業時間という名のもとで、協調性、団結性というものは最低限求められるわけで、たとえ時間をコントロールし、時間をつくることができたとしても、じぶんで時間を決める裁量はもてません。

ちょうどその頃、子どもの介護が必要になったわたしにとっては、この時間を調整できないことが、結果として組織になじめなくなった理由の1つです。


今は独立して、その時間の使い方を自分で決められるようにもなりました。
もちろん、一定の時間張り付く監査の仕事はありますが、それでも独立後はやりやすくはなっています。

とくに、妻の誕生日、息子(9)の誕生日や通学、病院の付き添いは、独立を選んだからこそ存分にできていることです。

弱点にどう対処するか

ひとりには弱点(デメリット)があることも事実です。

組織にいた頃のように、同期や他の誰かにお願いすることはできません。

かといって、ひとりでやれることにも限界はあります。

じぶんでやった仕事をチェックしてくれる人はいません。じぶんでやってじぶんでチェック(セルフチェック)が普通です。

仕事をやった流れのままチェックをはじめると、目線が同じままということもあり、見落としやすくなります。

時間を置いてからチェックリストでチェックするほか、自家製のチェックリストを使うといったこともやっています。

わからないこと、相談したいことが出てきたら、ネットや書籍で調べることはできますし、セミナーに参加したり、同業者に聞いてみるということもやっています。

わからないことでも、やりたいなと直感できたこと、何かしら今後につながるかもと感じることは、自己投資の名のもとに、こうしたことにお金をかけてでもやるようにしています。

逆に、苦手なこと、違和感があることは、あえてやらないという手もあるでしょう(わたしは今のところそうしています)。

もちろん、独立後は食べていくことが第1命題としてあるわけですから、そのあたりを考えてということになりますが。

独立後はなにをやるにも、じぶんで決めなければなりませんが、逆にいえば、じぶんで選べるということです。
その「選ぶ」→「決める」が、いい意味で負荷にもなっています。

独立後どう生きるかは、もちろん人それぞれあるわけですが、それと同じように、2回目がない人生で何を優先したいのか。せっかく独立したのなら、じぶんが本当に望み、優先できる道を選びましょう。

わたしの場合は、息子との時間、妻との時間、じぶんのプライベートな時間、そして仕事との時間。こういった時間のバランスをじぶんで決めたかったので、独立を選びました。

・「子どもの時間の方が大事だなんて…」
・「仕事より家族が大事だなんて…」
・「じぶんの時間も欲しいだなんて…」

価値観は人それぞれです。
何といわれようが、じぶんの声を優先しましょう。

どこにいても、メリット・デメリットは存在します。

■編集後記
昨日は朝タスク、会計士業(内部統制)、税理士業(法人の準備)、ブログ執筆、夜は読書、息子と動画視聴(UFO目撃関係)。

■息子(9歳)
昨日は午前にリハビリ病院でリハビリ、学校は給食から登校しました。
家に帰ってから「おなかすいた…」と(2日連続…)。
予想通りあまり好きじゃないカレーライス(パパは好物)だったとのこと。
ただ、おやつは1個まで(クーリッシュのアイス)とガマンしました。

■昨日の1日1新
・とある申込み

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