独立して間もない頃は、予定が埋まっていないと不安になるかもしれません。
ただ、予定が入りすぎても不安になります。失うものもあるからです。
予定が埋まれば安心?
仕事をしていれば予定は入ってきます。
たしかに、仕事を続けていれば予定は入るわけですが、どこまで必要かは考えたいものです。
その昔、知人から「この先1ヶ月は予定がびっしりだから、土日の夜なら空いてる」と聞いて、「予定がびっしりだなんて、人気があってすごいなぁ」と思ったものです。「羨ましいなぁ」とも。
でも今はそうは思いません。
仕事の予定でスケジュールがびっしり埋まっていると、失うものもあるからです。
仕事の予定が埋まりすぎると失うもの
チャンスを逃す
予定が埋まっていると、やりたい仕事ができません。
スポットの仕事、新規の仕事、やったことがない仕事のように、やりたい仕事に出会えたとしてもお断りせざるを得ません。
そのチャンスを逃さないようにするためには、新しい予定を入れられるくらいの余白が必要です。
スケジュールが空いていれば、予定を理由にお断りしてしまうような事態は防げます。
依頼いただいたときに予定を合わせやすくもなります。
そのためにスケジュールをブログやHPで出すようにしています(余白が多すぎですけど…)。
ブログで発信することもやりたい仕事の1つですが、仕事で予定を埋めすぎるとできなくなります。
もし依頼があって、それがやりたくない仕事であれば、あえてお断りすることも1つの判断でしょう。
そうしないと、空いている予定を苦手な仕事で埋めてしまうことになります。
スケジュールは仕事の予定で埋めなくても、やりたい仕事ができる余白はつくっておきたいものです。
やりたいことができない
仕事の打ち合わせなどで予定が埋まってくると、やりたいことができなくなります。
・遊び(ゲーム、ドラマ、マンガ、etc多数)
・基礎研究
・勉強
・家族の予定
会計士の場合、4~5月が繁忙期と呼ばれる時期、税理士だと12月~3月。
その時期は平日はもちろん、土曜日出勤があります(+毎日残業ということも…)。
丸1日予定が埋まる日が続くとなると、じぶんのやりたいことがあってもその時間はなくなります。
ただ、そこを見直しました。
とくに12月や2月、3月は家族のイベントもありますし、平日に子どもに付き添う予定もあります。
仕事で埋めてしまうと、その時間もなくなります。
そうならないようにするには、先に予定を入れてしまうことが必要です(わたしの場合は)。
なにを優先したいのか。じぶんの天秤にかけてみることです。
体力が回復できない
仕事をすると、それなりに消耗します。
こなす案件が1日に3件以上ともなれば、HPが赤表示です。
勤務時代はそういう経験をしてきています。
1日だけならまだしも、それが毎日一定期間続くとなると、体力も気力も回復しません。
休日を回復のために使っても、気力はそうもいきません。
ましてや、いつでも電話がかかってくるとなると…。ただでさえびっしりの予定に、さらに想定外の予定を入れるとなると、もうねじ込む以外ありません。
だからこそ、想定外を呼び込む電話は基本使わないルールにしてます。
やりとりには、じぶんのタイミングで確認できるメールやChatworkです。
心の安定は仕事するうえで大事な前提です。
休む時間、平穏に過ごす時間も仕事をするうえで必要です。
余白のための勇気と覚悟
余白の予定をつくるとなると、不安な感情にもなるものです。
わたしもそうです。
ただ、必要なことだと思えるならば、そのために勇気と覚悟は欠かせません。
・数は増やせない
・安請け合いしない
・安売りしない
・先にやりたい予定を入れておく
・余白を恐れない
数をこなそうとなると、予定が埋まるのは必然、時間も比例してもてなくなります。
安売りすれば、その数を追うことになります。
予定を減らすとすれば、安易に人と会わないことも必要ですし、数を追わないなら、値付けも大事ですし、メニューの見直しも大事になります。
独立後、予定が埋まってないということは、不安は確かにありますが、やりたいことをやるチャンスがあるとも言えます。
余白を持つことに過度に気にしないようにしたいものです。
■編集後記
昨日は朝のタスクのあとは外出してコンサルの打ち合せを。午後は会計士業やブログなど。
■息子(9歳)
昨日は午前から夕方までデイサービスに行きました。
福笑いなどお正月遊びをやったようです。福笑いはお面が怖かったようでちらっと見学を。
宝探しは、ノリノリで参加して楽しめたようでよかったです。
■昨日の1日1新
・LENTION USB-C ターミナル