ブログなどで発信するときは、じぶんで撮った写真を使うようにしています。
写真を撮ることで学べることは多いです。
スイーツのショーケースからフルーツケーキにフォーカスする
冒頭のこの写真は、とあるスイーツ店のショーケースを撮影した写真。
わたしの住む札幌中心部に出店されたというのを知り、ふらっと立ち寄って写真を撮ってみたのです。
ずらっと並ぶケーキの写真。
ただ、この写真で伝えられるのは、それ以上でもそれ以下でもないかと。
で、これだけでは足りず、1つ買ってみることにしたのです。
フルーツが主役、その名も「フルーツケーキ」という名前です(わかりやすいネーミング)。
キウイフルーツの透きとおった緑色がすっと目に入ってきます。
ずらっとショーケースに並んだスイーツの写真だけでは、このキウイフルーツの緑色に気づくことはできなかったでしょう。
逆にいえば、そこにフォーカスすることで、「何を伝えたいのか?」もハッキリしてきます。
写真は写真でも…
同じようなことが、他の写真にも当てはまるものです。
写真を撮るようになって、景色もよく撮るようになりましたが、この写真は「街の風景」といったイメージ。
本格的に雪が降り積もる前に撮影したものですが、街路樹は枝だけと、ちょっとさみしい姿に。
とはいえ、何のヘンテツもない写真です。
「何の写真?」「何と撮ったの?」とも思われるでしょう(薄暗いイメージですし、出来栄えも…)。
次にこの写真。先日はじめて訪れた妻の実家近くにある図書館、ふと見上げると変わった照明が目に入ったので撮った1枚です。
照明が気になっただけあって、照明にフォーカスして撮っています。
それだけに、色合いや質感などもイメージしやすいかと。
そしてお次は、名づけるとすると「枝葉にうっすらと積もった雪」の写真、といったイメージ(のつもりで撮影)。
薄っすらと積もった雪、しめっぽい雪というイメージを撮りたくて、その枝先にピントを合わせて撮っています。
それ以外はどうでもいい(無視していい)ので、あえてボカして撮影しています。
というように、写真は写真でも「何にピントを合わせるか?」で、テーマもハッキリ伝わりやすいです。
それだけに、ピントがぼやけてしまうと、何もかもボケて伝わってしまいます。
何を伝えたいか?
今回とり挙げた4つの写真。
冒頭のスイーツのショーケース、街の風景の写真はピントが合っていない、いわゆる「ピンボケ写真」です。
フルーツケーキの写真は緑色を撮りたいがゆえにキウイフルーツにピントを、
枝葉の写真は枝先にピントを合わせて撮っています。
周りはあえてボカしています。
たとえば、枝葉の写真では「薄っすらと積もった雪」「しっとりとした雪」というイメージを伝えたくて撮っています。
なのでその部分について、
・もっと寄って撮ったほうがいい
・ちょっとピントが甘いかもね
というように、1つのテーマについて共有し合うことができます。
スイーツのショーケースは、ピントがボケていても、「スイーツ」というテーマはハッキリしてるので共有できます。
写真の出来・不出来の話はさておき、少なくともスイーツというテーマについて話しはできます。
で、わたしが選んだケーキのように「じゃあ、どれか1つ選んでみよう」と、話しも先に進む可能性があります。
図書館の照明の写真も同じく。
いっぽうで、街の風景の写真になると、テーマもボケてしまってます。
「ここは、札幌の街なんです」
というワンクッションがなければ、違う話しになってしまうでしょう。
写真だと、とくにわかりやすいですが、伝えたいことや話題にしたいことについては、ピントを合わせるべきところは絞って、影響しないような背景は上手くボカしていきたいものです。
理想はしっかりとしたテーマにピントを合わせることかと。それができれば自然とボケもつくれるはずです。
■編集後記
昨日は朝のタスクなどの習慣のあと、会計士業やネットの仕組みの見直し、ブログなど。
夜は息子(9)の今後の就学相談の準備を少し進めました。
■息子(9歳)
昨日は大雪の影響で臨時休校に。訪問リハビリの先生は来ていただけました。
リハビリのあとは学校の宿題とパパ手作りの宿題(こくごのプリント)を。
その後は「ひとりでお風呂に入る」と言ってシャワーを浴びたりとのんびり過ごしました。
■昨日の1日1新
・Google fromのカスタマイズ