独立後は逃げるも選択のうち。逃げを減らしていくために必要なこと

大通公園の交差点にて - by Canon RP(RF35mm f 1.8 1/25)
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独立のメリットの1つは「選べる」ということ。

独立を続けていくという前提で考えると、ときには「逃げ」を選ぶことも必要です。

目次

独立後は「攻め」と「守り」と「逃げ」の選択

独立後は、もれなく負荷がかかります。

とくに独立当初はわからないことだらけ。
それまでの経験を前提に物事を考えてしまい、結果じぶんに合わないコトもやってしまいがちです。

とはいえ、独立した以上は日々戦っていかなければなりません。

・お金のやりくり
・営業
・仕事(メニュー)
・値付け
・短期の計画+中長期的な計画
・契約
・請求
・入金チェック
・経理
・整理
・仕事のジャンル
・仕事の物量
・時間の使い方
・スケジュール管理
・タスク管理

どれもじぶん事としてやるのははじめてのことばかり。
カンタンにはいきません。

できるようになるまでは、日々の繰り返し。淡々とした反復継続が必要です。

サボっても叱られることはありませんが、独立後は避けては通れないこと。
だからこそ、戦うべきところは攻め、守るべきところは死守しなければなりません。

とはいえ、逃げてもいいことも中にはあります。

「逃げ」も戦術のうち

独立した以上は戦っていくことは前提になります。大前提として食べていくことをクリアしなければなりませんから。

ただ、どうにもならないことも中にはあります。

どうしても合わない仕事、合わない人 というように。

・すぐに連絡してほしい
・電話じゃないと困る
・夜でも連絡したい
・利益をごまかしたい
・脱税したい
・グレーな事も白っぽくやってほしい
・数字周りは適当でいい
・どんどん拡大しなきゃ

そういう考えに合わせることはできません。
わたしがそれを望んでいないからです。

真っ向から戦って勝算がないと感じたら、逃げるのも戦術の1つ。
逃げてそうした戦いから距離をとるということも、激しい戦いが繰り広げられる独立後の世界では必要な選択かと。

こう言うと「逃げるだなんて」と思われるかもしれません(実際わたしは言われましたし)。

ただ、逃げるといっても、マイナスなことばかりでもありません。
こちらの考えを100%理解してもらうことは難しいものですが、真逆に近いようであれば、逃げるのも手です。

人は人、他人は他人なわけですから、考えを変えることはできません。

であれば、どうにもならない戦いからは逃げて、やりようのある戦いにエネルギーと時間を使っていくのも戦術の1つです。

「逃げ」を減らしていくためには?

逃げた結果、教訓になる、今後の糧になる ということはあるかもしれません。

とはいえ、逃げるにしてもエネルギーと時間は消費します(想定している以上に…)。
エネルギーも時間も有限ですから、使い道には十分気をつけなければなりません。

そのために、合わない仕事や合わない人との接点を減らしていく工夫は欠かせません。
事前の対策は必要です。

たとえば、ネット上に予防線を張っておくということも1つの手でしょう。

何をやっているのか、何ができるのかをこちらから事前に出しておけば、ご依頼をいただくとしてもミスマッチとなる確率は減らすことはできます。

そうした事前情報を自在に出しておける場所をじぶんでつくっておくと、自由にカスタマイズもできておすすめです。

お申込みやお問合せの窓口もフォームに注意書きを施しておくことで、望まない営業にも対処することができます。

事前に出して予防線を張っておくのも、逃げずに済むための1つの方法です。
エネルギーと時間も使わずに済みます。

逆に、そうして張った予防線があると、じぶんに近い方を引き寄せてもくれます。ネット上で見つけてもらいやすくなるからです。結果としてミスマッチも減らせる精度も上がります。

世の中には、これまで出会ったことのないような価値観、考え方があり、どれも否定されるものではありません。
だからこそ、じぶんとは合わないことからは逃げることも時には必要です。

世の中、無限のものなどそうそうありません。
だいたいは限りのある有限なことばかりです。

仕事の数も、人生で出会うことのできる人の数も。

エネルギーと時間を全力で投入することを考えると、正々堂々と逃げましょう。
「聞くは一時の恥」とは言われていますが、逃げは恥でもなんでもありません。

■編集後記
昨日は朝のタスクと習慣のあとは会計士業、午後は札幌に戻って息子の通院付き添い、所用を済ませてから再び妻の実家でした。午後~夜はほぼ車の運転でしたが安全運転で無事ミッションをこなせました。

■息子(10歳)
春休み9日目。リハビリ病院では調子がイマイチな装具の相談もあり長時間になりましたが、なんとか気持ちを切らさず頑張っていました。

■1日1新
・ノーカットの角食(どんぐり)
・妻の実家を日帰り往復

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