ネタは調理して味付けしないとおいしく食べられません。
ブログなどの発信も同じで、伝えたいことを深く伝えるには、じぶんなりの味付けは欠かせません。
伝わるのは7割
ブログなどの発信をしていると、深く伝えることはカンタンではないということをよく感じます。
ITやサービスを試したこと、新しい体験をネタに書くこともありますが、100%深く伝えられているかというと正直むずかしいという感覚もあります。
たとえば会計ネタだとExcel(グラフ)を絡める、Photoshopだと、HPづくり(WordPress)と絡めるというような味付けをして、イメージを伝えているつもりです。
じぶんなりに調理して味付けをしているつもりでも、見ていただいた方すべてにどれだけ伝えられているかは、よくわかりません。
マニュアルのように、単に”情報”を伝えることに特化すれば、もしかすると「端的でかつ、伝わる」のかもしれませんが、それだと味気なく、つまらなく感じます。情報だけということであれば、ChatGPTにお願いしてもいいわけですし。
発信するのであれば、”情報”発信にならないようにじぶんなりの味付けという工程は必要だと考えています。
じぶんなりの味付けを
仕入れたネタを調理も味付けもなしでそのままお店に出すことは、情報をそのまま右から左へ出すことに近い感覚があります。
たとえば税金や会計のルール。国から出された情報をそのまま発信で出すというのは、市場で仕入れた食材のまま売っているスーパーに近い感覚もなくはないかと。
ITツールの使い方を発信するのでも、一般的なパターンで伝わることもあるのかもしれませんが、それがじぶんにあてはまるケースはなかなかないでしょう。
結果、刺さらないしお役にたてない発信になってしまう可能性もあるわけです。
それを望むなら、それはそれで1つの選択ですが、そうでないなら、方向性としてはスーパーではなく寿司屋さん。
ネタを調理してじぶんなりの味付けをして出し必要があります。
・じぶんの体験(失敗も)
・じぶんで撮った写真を使う
・Aという場合はB案だと上手くいった
・じぶんの考え
どこかの誰かにじぶんの考えを知ってもらえる、お役に立てる発信を望むのであれば、じぶんなりの味付けは必要な工程だという考えです。
味付けで個性を出す
ブログなどの発信は前述のように伝えることが前提。
見つけてもらえたとしても、味気ないものだと効果は減るでしょう。
だからこそ、じぶんなりの味付けをします。
じぶんの考え方、体験や失敗談などは調味料のようなものです。個性ともいえるかと。
ただ、合う合わないはあるわけで、合わないと感じた方は去っていくでしょう。そのデメリットを受け入れる覚悟は必要かと。
みんなに好かれようとじぶんを封印すれば、個性も出せません。そういった役割はAIや伝書鳩にお願いすればいいわけです。
もちろん、じぶんなりの味付けをしていくのもカンタンなことではありませんが、それだけに日々の発信で試行錯誤していくことは必要かと。
出せたときは、それが違いになりますし、なにより自信にもつながります。
■編集後記
昨日は朝のタスクと習慣のあとは、会計士業。車を運転して移動しました。道中立ち寄った公園で写真撮影なども。天気も快晴(明治時代からの観測史上ではじめて4月で25℃超えとのこと)で気分転換もできました。
■息子(10歳)
学校は楽しんで通っています。環境が合うというのは大事だなーとつくづく感じます。学校のあとは訪問リハビリを自宅で。先生と仮面ライダーの遊びを取り入れながらやってもらえました。息子は「せんせい強くて、負けたよ、パパも協力して!」と。楽しみにつなげることもやはり大事ですね。
■1日1新
・空港公園で写真撮影