仕事量が増えすぎると失うもの。コントロールの要は習慣

北大キャンバスで見た蕾 - by Canon RP(RF35mm f 1.8 1/200)
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食べていくためにも売上は必要になりますが、どこまでの仕事量が必要なのかは考えておきたいところ。

仕事を増やしすぎると、時間を減り他のことができなくなります。
そのバランスをどうとるか、というお話です。

目次

数をこなすほど時間は減る

独立後、どこまで売上を増やしていくか。

もちろん、売上が増えれば入ってくるお金は増えやすくなりますし、毎月の固定収入につながる売上の数が増えれば安定するのかもしれません。

ただ、増やすより減らす方が難しいとも言われています。
何をもって安定といえるのかも、人それぞれで基準や感じ方は違うでしょう。

「これで安心だわー」という感情はそうそう感じられるものでもありませんし、安定を求めようとすれば、量をこなす方向性で舵をきっていく必要もあります。

で、量を増やしすぎて1日の予定をずっと仕事で埋めることにもなります。

これを望むかどうかです。

他のことに使える時間を確保したいということであれば、量をこなすといっても限界はあります。

人を雇って不足をカバーする手もありますが、それ以上に仕事が増えていけばコストも膨らみ、どこかでムリが生じてしまうこともあります。そう考えると、単純に人を雇えば解決できるる問題とは限らないわけです。

どこまで売上を増やしていくかはそれぞれでしょうけど、どこかでバランスをとる必要はあります。

わたしは量をこなすことはあきらめていますし、拡大することを望んでいません。
その代わり、やりたいことに向き合うための時間を確保しています。

減らせる時間は他にあるか

量をこなすためには、人を雇うか、外注するかのどちらかを選ぶ必要があります。

ただ、人を雇うだけの適性がないケースもあれば、外注を望まないケースもあります。
わたしは正にそのタイプです。

となると、ひとりでこなせる量という制約を背負っていくことになるわけです(ひとりなので)。

睡眠時間を削れば、より多くの仕事の時間に回すことはできなくもありません。
1日1時間の睡眠時間を削れば1ヶ月で30時間です。

ただ、睡眠時間を削ってまで仕事時間を増やすかどうか。
1時間早起きするか、寝るのを1時間遅らせるか。

わたしはどちらも避けています。

睡眠時間を削るとそのシワ寄せはどこかに行きます。
・疲れがとれない
・昼間から眠くなる
・集中力が散漫になる

いずれメンタルもやられてしまうといった可能性も出てきます。

睡眠時間を削って、そのときは良くても、後からしっぺ返しがくるというのは会社員時代の残業で存分に味わいました(運転中に正面衝突を間一髪で…というのも経験してます)。

そういう経緯もあって、残業しないと決めています。
睡眠時間も1日6~7時間は確保しています(何時間寝れば大丈夫なのかは人それぞれなわけですが)。

睡眠時間が削れないとすると、ほかに何を削るか。
家族との時間も削れませんし、遊ぶ時間も必要です。

削りたくない時間を確保した上で、他にもやりたいことの時間を確保したいのであれば、数を増やす選択はむずかしくなります。

となると、仕事の数を必要以上に増やさない、量をコントロールしていく必要はあります。

仕事量をコントロールするには

仕事量をコントロールするには、じぶんなりに黄色信号に気づける術をもっておきたいところです。

わたしの場合は次のような視点で量に目を光らせるようにしています。

習慣を最優先にする

やりたいことは習慣に取り入れていくようにしています。
・ウォーキング(朝)
・ブログ(その日のどこかで)
・カメラで写真を撮る(その日のどこかで)
・家族との時間
・研究開発

これまでにもやってみたけど合う、合わないというものはありましたが、「合っているかも」と感じることは続けられています。

その習慣が続けられない、やる時間が確保できないとなると、その時間を仕事に向けている可能性があります(サボりすぎ、遊びすぎという可能性もありますが…)。

やっていて楽しいかったことが、楽しくないと感じるようなら、それもまた仕事量が関係している可能性もあります。

そうなると、
・仕事にかけている時間を減らす
・仕事そのものを減らす

ということを考えておく必要はあるでしょう(ときには、やめる、お断りするという決断も含めて)。

とはいえ、減らすことはカンタンではないというのは前述したとおりですけど。

期限間近に集中する

期限がある仕事をやっている場合で、いつもその期限間近にならないと終わらないということであれば、仕事量が多い可能性があります。

毎日習慣をこなしつつ、やりたいこともやってとなると、限られた時間でその期限がある仕事を少しづつこなしていくことになります。

そうして翌日に繰越した仕事がどんどん増えれば、結果的に、期限間近に集中的にこなさなければ終わらないということはありえる話です。

そうなると、あらゆることのバランスが崩壊してしまう可能性もあります。

そのリスクを回避するために、わたしは1日中を埋める予定を徐々に減らしてきました。空白の時間を確保できるように余白の予定を入れるということをやっています(難関な月もありますけど…)。

数字をチェックする

数字を毎朝チェックするようにしています。
売上の数字だけでなく、お金の残高、入りと出の見通しを含めて、サッと確認するというように。

税金を払う月のように一時的にお金が減るタイミングはあっても、どのくらいのお金があって、どれくらいのお金が今後出入りするのか、その見通しがわかっていれば、ムリに仕事を増やさなくても不安は減らせます。

食べていくための仕事はしつつ、やりたいことにも時間を使えるようにコントロールするには、数字を見ておくことはやはり欠かせないことでしょう。

仕事もしつつ、やりたいこともやっていくことができれば、日々穏やかに過ごしやすくなります。

バランスをどうとっていくのか、じぶんが何を優先していきたいかは、考えておきたいことです。

■編集後記
昨日は朝のタスクと習慣、息子の通学に付き添いのあとは家電量販店でパソコンなどを調査(MacBook Airやカメラ道具を)。それから北大キャンバスへ行き写真を撮りました。その後カフェに寄りブログなどを。帰りは北海道マルシェで布袋のザンギと中華まんをお土産に買って帰りました。

■息子(10歳)
風邪もよくなったので学校に。2時間目が体育ということで3時間目からの登校。放課後はデイサービスでした。
夕食はお土産の布袋のザンギと肉まん(味噌)を。喜んで食べてくれました(とくにザンギのタレがおいしいかったようです)。

■昨日の1日1新
・北大キャンバスでカメラ撮影
・CAFE de CRIE 札幌駅北口店でブログ
・北海道マルシェ

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