「怪しいかも?」と思ったときに。フレッシュスタートをきるためにも余力はもっておく

砂川サービスエリアにて - by Canon RP(RF35mm f 4.0 1/400)
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怪しい状況に出くわしたら、サッとかわすようにしています。

いったん、かわして距離をとるとリセットでき、フレッシュスタートもしやすいです。

目次

怪しいことからは距離をとる

先日、お墓参りに行くためにクルマで生まれ故郷に行きました。

高速道路(道央自動車道)を利用して向かったのですが、渋滞とはいかないまでも連休初日ということもあって、それなりの交通量だったのです。

で、わたしの前方を走っていた赤いクルマの前に、ものすごい勢いで割り込んできた1台トラックが。

前方のクルマはあわてて急ブレーキ。そんな光景を近くで目にしました。

そのトラックに見覚えがありました。
その前にも猛烈な勢いで車線変更していたのを見ていてピンときたわけです。

トラックといえば、荷台に「〇〇運輸」みたいな会社名が書いてあることがほとんどだと思うのですが、そのトラックは無地。

それもあって印象に残っていたのかもしれませんが。

わたしとしては2度、その同じトラックの怪しい動きを目にしたことになります。


その後も道路の白線をまったくに気にしないかのような運転、若干蛇行運転っぽくも見えました。

そんなこんなで「こ、これは怪しい…」となり、たまたまタイミングよくあったパーキングエリアに駆け込みました。

そのとき、前方の赤いクルマも同時にパーキングへ。

赤いクルマの方に「あ、危なかったですねぇ、さっきのトラックは…」などと話しかけようとも一瞬思ったわけですが、ちょっと話しかけてはいけないような雰囲気を感じて、パーキングには停車せずそのままの流れで本線へ戻りました。

その後、例のトラックに追いつき、追越したわけですが、結果、何事もなく目的地まで無事に行けました。


というように、それなりに運転する機会があると、まあ、こういう体験をすることもあります。

わたしの場合「怪しいかも」と感じたときは、なにかしら回避できる方法をとっているなぁと感じます。

回避してフレッシュスタートをきる

クルマを運転していると、危険と隣り合わせになりますし、無関係な人にとっては凶器にもなり得るもの。

ハンドルを握るときは、

「陰から子どもが飛び出してくるかも…」
「急ブレーキに対応できるように車間距離はとっておかないと…」
「巻き込まないように…」

などと、”起きてほしくないこと”をあえて想像しておいたほうがいいと言われています。

トラブルを想定しておくことで、トラブルの芽を事前に摘んでおける可能性も高くなるというわけです(わたしなりの解釈では)。


これを仕事に置き換えてみるとどうなのか。考えてみました。

まず、トラブルを想定しておくというのは、多くのことで共通しています。

・パソコンが壊れる
・ネットが使えない
・スマホを失くす
・事前に聞いていた前提とは全然違う
・資料を見せていただけない

などなど。

こうしたトラブルになるのは避けたいので、事前に回避できる対策は必要でしょう。


パソコンであれば、

・サブのパソコンを買う
・メインのパソコンも定期的に買い替える
・パソコン内部にデータを保存しない(Dropboxなどのクラウドに保存)
・バックアップをとる

といったことです。

仮にパソコンが壊れてしまっても、予備のパソコンがもう1台あれば問題ありませんし、クラウドに保存しておけば、データを失ってしまうリスクも回避できます。Dropboxであればバックアップにも便利です。

Wi-Fiでネット環境が整っている場所がほとんどですが、Wi-Fi freeは使わないようにしています。そうなると、スマホのテザリングは必須です。

ひとりで仕事をしていく以上、トラブルは想定しておくべきですし、想定できないようなトラブルに合うこともあります。

完全にトラブルを回避することはむずかしいわけですが、それでも。

できる対策はやっておきたいというのは、前述のクルマのハンドルを握ったときの感覚と似ているかと。

すべてのリスクを回避することができない以上、もし回避できないことがあったとしても、それはもう仕方ないと割り切るしかないでしょうね。

ただ、その前提として、できる対策はすべてやっておくくらいのことは必要でしょう。

余力を残しておくことは大事

「あ、怪しいかも…」と感じたら、別のアプローチを試すなり、ほかの選択肢をあたってみることになるわけですが、そのためには余力が残っていないとできません。

余力、この場合だと「時間」のことです。

時間がないと、「あ、怪しいかも…」と危険を察知できていたとしても、その選択肢を選ばざるを得なくなる可能性は高くなってしまいます。

結果、なにもなければいいのですが、それで「やっぱり」となってしまっては後悔してもしきれません。

選択に絶対の正解はなく、絶対間違いという選択も存在しないとも言われていますが、それを言えるためには、まず数ある選択肢をもっている状態が前提です。

その選択肢も余力がなければ見つけることもできません。

リスクを判断するのにも時間は必要です(まぁ、直感も大事ですけど)。


時間に追われてしまえば、「あ、怪しいかも…」と感じることもできないでしょう。

感じてはいても、「でも…大丈夫でしょ?」と、そのまま突っ切ってしまえば、せっかくの心のサインを無視してしまうことになります。

余力がないと、納得感のある選択もむすかしくなってしまいます。


「余力を残しておく」なんてことを言うと、「そんな時間とれないよ」と思われるかもしれません。

たしかに時間を確保することはカンタンなことではありません。

ただ、余力が残っていないことのリスクをどう感じるか。

それでなにかしらのリスクをイメージできたのであれば、それを回避する手立ては考えておきましょう。

それで失うものもあるかもしれませんが、それですべてを失うということはないわけです。
逆に、避けたいことを回避できないほうが、将来的に失うものは大きいはず。

なにを避けたいと感じるかは、もちろん人それぞれ違うわけですが。

「あ、怪しいかも…」は、他でもないじぶんの直感なわけですから大事にしておきたいものです。


■編集後記
昨日はオフ。朝の習慣のあとは、家族とわたしの父と一緒に生まれ故郷へお墓参りに日帰りで行ってきました。気温32℃でしたが体感温度はそれ以上。連休初日もあってか高速も混んでいて夕方に帰宅できました。それからブログなどを。

■息子(10歳)
夏休み16日目。2年ぶりに一緒にお墓参りに行きました。「ぼくは水かける!」と、はりきってやってくれていました。帰りにソフトクリーム目当てで立ち寄ったSAでは、バニラソフトを(パパはバニラとチョコも…)。

■昨日の1日1新
・岩瀬牧場のチョコレートソフトクリーム(砂川SA)


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