押しが強すぎると引いてしまう

推された結果? - by Canon RP(RF35mm f 2.0 1/60 ISO 100)
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独立後は営業していくことは欠かせないわけですが、営業を受けてみる体験も欠かせません。

その受ける営業もじぶんのスタンスを見直す材料になっています。

目次

押しが強すぎる…

独立後、避けては通れないことの1つが営業。

とはいえ、営業経験がなかったり、経験はあるけど得意じゃないということもあるでしょう。
わたしもその一人です。

会社員時代に少しかじった程度の経験はあるのですが、得意とは程遠いといった結末。
値付けなんて、やったこともなかったですし。

わたしの周りでは、これといった営業なんてしなくても、仕事には困らない、むしろ仕事が増えすぎて困っているなんていう話も耳にします。

本当に営業してないかどうかはさて置き、営業が得意、営業トークがズバ抜けているというのは、うらやましくも思えます。


ただ、いくら営業センスがあるといっても、「それをやっちゃいけないよなぁ…」という営業も。

先日、そう感じた営業を体験しました。営業を受ける側で。

スマホの契約を見直そうと某ショップへ行ってみたときのことです。

まずは問診。
iPadで名前などの個人情報を入力します。

と、ここまではわかるのですが、その後の会話。

「押しが、つ、強すぎる…」。

プランの内容などを教えてもらっていたのですが、聞きたいことを切り出すスキがないほどの、まさにマシンガントークだったわけです。

たしかに、人より知っていることがあると、つい語りたくもなるものです。
溢れんばかりのエネルギーを放出したくもなるでしょう。

ただ、じぶんならやらないなぁ..と。

それなりに知っている分野ならともかく、そうでなければ突然のスコールを壊れかけの傘でしのぐような心境にもなります。

結果、その場はいさぎよく退散しましたが(iPadの問診にかけた時間はムダになってしまいましたが…)。

じぶんだったらどうする?の視点

「やられてイヤなことは、やっちゃいけないよ」。

子供の頃、耳にタコができるくらい聞いてきたフレーズがあります。

ただ、その真意は大人になった今でも変わっていません。

「お友達にやってはいけない」ということは、見ず知らずの他人、ましてはお客様にもやってはいけないことかと。


とはいえ、やってはいけないことの判断基準に決まったものはないわけで、じぶんが受けたときの感覚を判断基準にしています。

「じぶんだったら?」というように。

たとえば、

・見ず知らずの間柄でいきなりのメール
・「ちょっと今よろしいですか?」からの営業
・お問合わせフォームを使って営業
・会って即営業
・アポなしで訪問
・登録解除してもなお勝手メルマガ
・何度もDM
・「今申し込めば〇〇%割引」
・「今すぐ」というプッシュ

「営業なんだから、それくらい普通では?」という考え方もあるのでしょうけど、それでも、
「じぶんだったら?」のワンクッションはあってもいいかと。

「周りもやっていることだから…」というのでは、あまりにもじぶんが居なさすぎですし、じぶんが受けて違和感があることをじぶんがやっても効果は出にくいものです。

事実、会社員時代にやっていた望まない営業も、お客様のイヤイヤ感が伝わってきて何とも言えない気持ちにもなりました。きっと違和感を抱えたままやっているじぶんの顔に出ていたのかもしれません…。

ブレのないスタンスで

苦手なことを避けることができるのも独立後に加わった選択肢です。

ただ、営業はそういうわけにもいきません。

苦手でもやれることは一通りやってみることは必要でしょう。

交流会や訪問(アポあり)といったことは苦手でもやってきました。
食べていくためには、選んでばかりというわけにもいかないものです。

ただ、そうはいっても「じぶんだったら?」のワンクッションは入れるようにしています。

結果、じぶんなりに納得できることなら、やってダメでも腑に落ちます。
で、また次の手を打っていく。

前述のスマホの某ショップのような押しが強すぎる営業は、やらないという判断です。

その代わり、HPやブログなどでまずは店内を見ていただければというスタンスです。とはいってもカンタンなことでもないわけですが。

それでも、「じぶんだったら?」の仮説や直感というのを除いてしまうと、それはそれでミスマッチの元にもなってしまうもの。

もちろん、判断いただけるような材料をブログなどの発信で出しておくことは必須なわけですが、その出し方も押しが強くなりすぎないようには工夫しているつもりです(押しが弱すぎるというのも避けたいところですが)。

苦手でも必須な営業だからこそ、ブレないスタンスという軸はもっておきたいものです(と、書きつつ、じぶんに発破をかけているところです)。


■編集後記
昨日はオフ。朝の習慣のあとは父と義母とで外出しました。お蕎麦屋さんを見つけたので昼食も。とり天はなかなかでした。

■息子(10歳)
天気も良かったので妻とイオンへ出かけたようです。昼食は黒コショウの効いたハンバーグを。黒コショウが平気というのに驚きましたが。味覚も日々成長しているなぁと。

■昨日の1日1新
・とあること
・手打ちそば しゅん香


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