ひとり仕事にとっての交通費。移動コストの考え方

  • URLをコピーしました!

ひとりのフリーで仕事をするなら、交通費も自腹です。

単に移動のためだけのコストとも言えないだけに、節約できるところは対処するようにしています。

交通費は「移動コスト」かどうか

会社員であれば、交通費は立て替えることはあっても最後は会社が負担してくれます。

飛行機やホテル代の上限は決められているかもしれませんが、上限の範囲内に抑えておけばそこまで気にならないものです。

ただ、独立後にひとり(フリーランス)ともなると、交通費も自分で負担しなくてはなりません。

もちろん、仕事のために移動した際の交通費は経費にすることはできます。

とはいえ、経費=コストということを考えると、何かしらの投資(仕事や自己投資)につなげたいという思いもあるかと。

移動中に新しい発見ができたというように、一概に単なる「移動のためのコスト」ともいえない場合もありますし、1つ1つの金額は微々たるものかもしれませんが、移動のためのコストはできるだけ減らしておきたいものです。

交通費コストを減らすためにできること

交通費を抑えるために、できることはやっておきたいものです。

・自宅兼オフィスにする
・都心にアクセスしやすいエリアに住む
・自宅近くやオンラインで打ち合わせる
・移動せずにできる仕事もする
・交通費も請求する
・車をもつなら燃費のいい車を選ぶ
・自転車、ポロクルを使う(札幌市の場合)

わたしが住む札幌のケースではありますが、だいたいで共通することもあるかと。

〇自宅兼オフィスにする
自宅の一部をオフィスにすることで、毎日の通勤コストを削れます。
面積などの割合でその一部を経費にすることもできます。自己所有の自宅だと減価償却費、賃貸なら家賃の一部というように。水道光熱費なども考え方は同じです。

〇都心にアクセスしやすいエリアに住む
目的地までのアクセスの良し悪しでも、交通費は変わってきます。
札幌市の地下鉄だと210円~380円、路面電車(循環)は230円(いずれも大人料金)など幅はあります。

札幌市交通局

とはいえ、アクセスの良さをどう考えるかは、生活スタイルや仕事によっても変わるものですし、はっきりとした正解を見つけることはむずかしいものです。

ある程度の環境適応力、メンタルは整えていかなくてはなりません。


〇自宅近くやオンラインで打ち合わせる
自宅近くに仕事に利用できそうなカフェや貸会議室などがあると、自宅での対応がむずかしい場合にも対処しやすいです。
札幌市にある貸会議室が利用できる場所は、札幌駅や大通、西11丁目のような都心エリアに集中していることもあるので、前述のアクセスのしやすさを考えると、この辺りを目的地に想定しておくのもいいかもしれませんね。

〇移動せずにできる仕事もする
移動せずにできる仕事をつくると、当然のことながら交通費はかかりません。

”自宅”というと、「儲かってないのでは…」のような後ろ向きな目を気にしてしまうかもしれませんが、気にしなければ移動がなくなり楽になります。

もし、どうしても気にしてしまうというのなら、「自宅で仕事」とは考えずに「移動なしの仕事」と名前を変換してみるのもいいかもしれません。

〇交通費も請求する
請求書や立替精算書などで交通費を請求する方法もあります。わたしはありませんが、あまりにも多額になるのであれば、はじめから交通費を織り込んで高めの料金設定にすることも検討してみましょう。

〇車をもつなら燃費のいい車を選ぶ
地域によっては、まだまだ車社会という場所もあります。
電車や地下鉄に乗るよりも、車のほうが小回りがききやすく便利なことはあります。

とはいえ、この物価高。ガソリン代も高くなるいっぽうですから、車をもつならガソリン車よりもハイブリッド車の一択といってもいいくらいかと(電気自動車もありますが、まだまだ充電スポットが少なく正直微妙なところです…)

それに、ガソリンが多少なりとも安くなるプリペイド会員になっておくのもおすすめです。わたしは出光ですが、毎回5円/リットル前後は安くすんでいます。

〇自転車、ポロクルを使う(札幌市の場合)
自転車が年中乗れる地域であれば、いい選択肢なのかもしれません。
ただ、自転車”ならでは”の対策は必要でしょう。

・汗対策(とくに真夏)
・安全対策(車道の路肩の幅が広い道路を選ぶ、歩道は走らないなど)
・冬の代替策(地域によって)

わたしの場合、自転車は持っていませんが、シェアサイクルを使ってたこともあります。
シェアサイクル:ポロクル | 札幌市

今年は再開発の関係で創成川東側エリアのポートが充実するらしいのでまた利用するかもしれません。
(といっても、4月~10月くらいまでですけどね…寒いので)

現状を把握することから

交通費という移動コストを単に移動だけのコストにしないことも意識してやっています。

・ついでに買い物もする
・ネタを仕入れる
・写真を撮る
・読書する
・気分転換でカフェに行く

といったことを口実に、移動兼投資(自己投資を含む)コストと考えることはできるかと。


それと、交通費の現状を把握することも。

日々の経理や家計簿をつけているのは数字を把握し、今後の行動につなげることができるからです。

わたしの交通費(プライベート含み、息子の通院は除く)はこんな感じです。
公共交通機関(JR、地下鉄)、ガソリン代と高速代込みです。

家計簿アプリ(Moneytree)のデータ連携を使ってデータはとれますので、それを毎月月初に集計しています(モバイルSUicaは仕事のみと用途を決めているので、プライベートと混同することもありません)。

さすがに毎回手で入力なんてやってられませんから、現金は使いません。アプリからデータをCSVダウンロードしたものをExcelで加工し、交通費も内訳ごとに集計するようにしています。息子の通院にかかる交通費は、減らすべきものではないので、別扱いにしています。

なにより、移動には時間がかかります。
時間とお金の2つを自腹で負担するものが交通費とも言えるかと。

ひとりフリーランスだからこそ、時間もお金は切り離せない関係ですので、単に移動するためだけの移動コストは減らしておいて損はないはずです。


■編集後記
昨日は朝タスクのあとはHPのカスタマイズ、とある研究を。午後は車で外出して、会計士業のお客さまの打合せでした。夜はドラマ「石の繭(まゆ)」をHuluで。

■昨日の1日1新
・とある研究
・とある申込み

■息子(11歳)
昨日は春休み13日目の最終日。家で遊び実況の動画をつくったして遊んでいました。夕方からは訪問リハビリ。新しいPTの先生だったのですが、人見知りもなく楽しんでリハビリできたようです。明日から新学年がはじまります。6年生。とはいえ宿題は結局…。


この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!