独立して地方で暮らし続けてみてわかったこと&気づけたこと

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※北海道では見られない電車 – by iPhone15

独立して5年目。独立当初に戸惑っていた環境の変化にも慣れてきました。

慣れてしまったこととはいえ、気づけたことは財産になっています。

目次

独立して組織からひとりへ

独立してから気づけたことがあります。

それは、仕事のスタンスが生き方を変えるということ。

「仕事のスタンス」とは、どこでどうやって仕事をしていくのか?ということです。

わたしが独立後に選んだのは、組織ではなくひとり仕事。

仕事をするためのオフィスは借りておらず、どこでも仕事できるようにしています(外でやる仕事は、ブログや基礎研究、個人情報などの秘匿性のない資料づくりくらいです)。

ひとり仕事では、会計や税務のように自分で手を動かしつつ判断する仕事もあれば、郵便物を開封し中身をチェックしたり、請求書の発行のような総務事務のような仕事もあります。

組織を選んでいれば、誰かにお願いできる仕事なのでしょうけど、自分ひとりで対応することになります。

独立1、2年目くらいの頃は、「最初のうちは雇えなくても仕方ないよー大変だろうけど、今だけだよー」などと声をかけてもらったこともありましたが、考え方は今もまだ変わっていません。

売上をどんどん増やして、交通の便がよいところにオフィスを借りて、採用しやすい環境をつくって、拡大を目指して、ということなら、当然、どこかのタイミングで舵を切り直す必要はあるのでしょうけど。

それでも、相変わらず、拡大を目指す世界は自分の目指す方角ではありません。
人件費や家賃などの固定費を投入しなくてはなりませんし、人が絡めばそれだけコストも教える時間というのも必要です。メリットがあるばかりでもないでしょう。

独立して食べていく+αの利益を出すなら、拡大ではない道もあるはずです。

独立当初は半信半疑な気持ちにも正直なっていました。
周りを気にしすぎてしまい、自信も持てずにいましたから。

ただ、今は、組織→ひとり仕事にも慣れてきましたし、その良さも実感できています。

ひとり仕事で、時間をかけたいところに時間を使い、もっと効率よくできないかを考えながら仕事することもメリットです。

時間の使い方に自分なりのこだわりをルールにできますし、習慣をルーティン化することにこだわることもできます。

仕事のスタイルを変えてオフィスから自宅へ

自宅ではなくオフィスを借りていれば、毎日決まった時間に必ずオフィスに自分がいなければなりません。

そこまで厳密さは求められないのかもしれませんが、わたしなら少なくとも20分か30分前に着くように通勤しないと気まずく感じてしまいます。

今はオフィスを外に借りていないので通勤はありません。

独立後に大きく変わった環境は、この通勤がなくなったことです。

毎朝、決まった時間帯に、電車や地下鉄などに載らないとならないのは、本当に大変な仕事です。

とくに、地下鉄などは札幌の場合、冷房もついていないので、暑くて大変です…。
東京にいた頃は、冷房がききすぎていて、逆に寒いくらいでした。

独立後は、この地下鉄に乗ることもかなり少なくなりました。
オフィスも自宅で、誰も雇わずなら、交通費をかけなくても仕事はできます。

ちなみに、最近地下鉄に乗ったのは、
・ビックカメラでカメラ道具を視察に
・整形外科に通う
・飲み会に参加

というときだけです。

進行方向も込み合う方向とは逆、時間帯も朝と夕方以外のすいている時間帯です。

乗る機会も減り、乗る時間帯もずれているので、結果的に混雑を避けて移動もできます。

時間をずらす(夜型から朝型へ)

ひとり仕事を選んだことで、結果的に時間をずらして活動する日常がはじまりました。

習慣と化すまではそれなりに長い道のりでしたが…(もともとが夜型だったので…)。

今は朝4時~5時半頃には起きてすぐ仕事をしています。
通勤は書斎までの移動時間、5秒ほどです。

書斎にこもってから朝食をつくる時間までは、ひとりで仕事に集中できる時間。

ここでの仕事は、朝のタスクと呼んで次のようなことをやっています。

・前日の日記を書く
・前日のデータやメモ写真の整理
・前日に撮った写真の整理
・家計簿、自分の経理(Excel)
・タスク管理表(Excel)で当日のタスク計画をたてる
・タッチタイピングのトレーニング
・Instagram(1day.Photos)の投稿
・研究開発活動

我が家の場合、朝だからこそできる、やりやすいという時間帯はあります。

独立して、どうやれば自分がやりやすいかを実験していったら、今の状態に落ち着きました。
また変わる可能性もゼロではありませんが、自分に合わせて微調整できるのも、独立して、ひとり仕事を選んでいたからこそです。

そうでなかったら、気を遣ってしまって、ここまでのびのびとはできていなかったでしょう。

人間だれしも、自分が思っている以上に、環境適応力のようなチカラはあるのかもしれません。

もしそうであれば、のびのびしやすい環境に変えて、適応していきたいものです。


■編集後記
昨日は朝のタスクのあとは家族3人で近所のショッピングモールへ。
私用をこなし、午後は研究開発、夕方は打ち合わせでした。

■昨日の1日1新
・こしあんまん(星華楼)
・好日山荘

■息子(11歳)
夏休み19日目。
熱も出ない日が続いているので、近所のショッピングモールまで久しぶりの散歩。
太陽の日にあたって眠くなったのか、夕方の訪問リハビリは少し眠そうでした。


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