独立後に「ひとりの環境」に慣れるためにやってきたこと

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※豊平川河川敷にて – by iPhone15

独立後、会社員からひとりになって、本来は自由であるはずでも、その切り替えがむずかしく感じることもあるかもしれません。

”ひとり”に慣れていくトレーニングとして、独立前にはやってこなかったことを「あえてやってみるのはおすすめです。

目次

「平日に自分ひとり」という環境に戸惑いも

独立後に大きく変わるのは、就業時間というものがなくなることです。

夜遅くまで残業したとしても、休日出勤したとしても、残業代は出ませんし、手当もつきません。
法律で決められた有給休暇のようなルールもなければ、福利厚生などもありません。

制約がない分、いくらでも仕事できますし、いくら休んでも構わなくなります。

だからといって、ずっと仕事ばかりしていれば自分や家族との時間を持てませんし、休んでばかりいては食べていけなくなります。

そのバランスをどうとっていけるかを決めやすいのが独立後の変化ともいえます。
とくに大きく変わったのは平日の過ごし方です。

会社員だったころのように、朝から夜までずーっと仕事しないとならないという日はありませんし、ひとりなので、平日の昼間から、
・病院に行く
・散髪に行く
・カフェに行ってブログを書く
・読書する
・買い物に行く
・外出して写真を撮る

といったことをやっています。

とはいえ、最初からこういった行動ができていたわけではありません。
とくに独立当初1年目の頃は、会社員時代の名残りを引きずったままでした。

そこから少しずつ、感じていた違和感に対して自問自答して、自分なりの答えを見出して鎖を解いていきました。

前提が組織のひとりから個人のひとりに変わっているわけですから、合わなくなるのは当然だと言い聞かせて、無理することはやめていったのです。

そうしているうちに、「平日のひとり」という環境にも慣れていきました。

独立後、どんどん仕事を増やし、拡大を目指す生き方もあるのかもしれませんが、そうでなければ、ひとりになって感じた違和感は自問自答して、できるだけ早く、ひとりに慣れておいたほうがいいはずです。

その「ひとりに慣れる」ためのトレーニングとしてわたしがやっていたことを3つあげてみました。

「会社員」から「ひとり」に。慣れるためにやっていたこと

わたしが平日にあえてやっていたこととは、たとえば次のようなことです。

上下スーツ+革靴をやめる

独立当初(1年目くらいまで)は、上下スーツに革靴を履いて外出してました。
真夏の暑い日も、雨の日も、スーツに革靴です。

雨の日は、スーツ(下)が肌にペッタリくっついて気持ち悪く、真夏に履く革靴も、足が蒸れて健康上も良くありません。仕事をはじめるにも、まずはその不快感を消してからです。

まずは、独立前の服装をそのまま続けることについて、自問自答してみましょう。

服装でも何かと自由度が高まっている時代です。
上下スーツに革靴姿が絶対条件ということはほとんどないはずです。

お客さまと約束のあるときは、ジャケットを羽織ることもありますが、基本は私服のシャツとパンツにシューズ姿です。

「私服はさすがに失礼なのでは?」と思われるかもしれませんが、そんなこともありません。
私服でも、カジュアルな服装やよほど奇抜なデザインのシューズでもなければ、失礼にはならないでしょう。

独立後、お客さまの方もカジュアルな服装や私服という方は多いです。

ちなみにパンツの色は黒と決めています。買うときは、同じパンツをまとめ数本買うようにしています。
好きな色は青系なのですが、仕事でも私用の外出でも合わせやすい黒を選んでいます。

服装1つ変えてみるだけでも、平日のひとり行動に慣れやすくなるはずです。

私用の予定を入れる

会社員時代には、平日の日中に私用の予定を入れることはできません。
入れられるとしても、好き勝手に動くことはできず、事前に上司へ申請しなければなりません。

・病院に行く
・息子の予定に合わせる
・カフェに行く
・買い物に行く
・映画館へ行く

といった予定を”予定”としてスケジュールに入れましょう。

どれも独立前では、自由にできないことです。
独立後は、あえてそういたった予定を入れてしまいしょう。

後ろめたいことは何もありませんので堂々とです。

世の中の会社員がやっていない行動をやることで、”ひとり”に慣れやすくもなります。
それを感じやすくするために”あえて平日”に予定を入れます。

独立後は、申請を出す上司はいません。
自分がGoサインを出せばすぐに動けるということも、こうした行動の中からも意識を変えていきましょう。

昼寝する

昼寝は独立前からでもやっているかもしれませんが、わたしは独立後から昼寝するようになりました。

10分でも20分でも時間を決めて昼寝するようにしています。
午後にも集中しやすい時間をつくるために、昼寝の時間は大事です。

30分以上寝てしまうと、逆に体がだるくなったりもするので、短い時間にさっと寝られることもスキルの1つと考えています。

眠たいのを我慢しても仕事のパフォーマンスにとって良いことは一つもありません。

1日に使える時間には限りがありますから、集中できない時間、ダラダラしてしまって、「いつのまにか時間が過ぎていた…」のような状況は避けたいわけです。

「昼寝」というと、サボってるような良くない響きもひょっとしたらあるのかもしれませんが、カラダのメカニズムに逆らったところで意味はありません。

眠たいときは、さっと昼寝してスッキリしたほうが、サッと切り替えて仕事に取り組むことができます。
たとえ眠れなかったとしても、目を閉じているだけでも脳を休めることはできます。

見えない鎖を解いていく

会社員から独立して”ひとり”になるということは、本来であれば、目に見えない鎖に縛られることもなく、のびのびとできるはずです。

”独りで立つ”と書いて「独立」ですから。

ただ、実際のところは、わたしがそうであったように、独立後のはずなのに鎖を身に纏ったまま、自ら窮屈な道を進んでしまっているということもあります。

もし、窮屈な思いを感じたなら、その気持ちをスルーせずに、自問自答してみましょう。

・独立当初、意味もなくダラダラと残業
・上下スーツ+革靴
・固定電話番号を契約
・プリンターを使っていた
・パソコンはWindows一択で選んでいた

自問自答の結果、もし、「会社員時代の名残りで続けていただけだった…」のように、今の自分にとって意味を感じられないことなら、いっそそれをやめてみましょう。

惰性で続けていくよりも、自分にとって意味があることを残し、それを続けていくことに時間を使うたいものです。

・ブログを書く
・HPなどのサイトをつくる
・セミナー動画を販売する

なども、独立後にひとりを選び、ひとりの環境に慣れてきたからこそ続けられていることです。

メリットばかりではなく独立にはリスクも当然あります。
だからこそ、リスクを最小限にケアしつつ、メリットに対しては貪欲に向かっていくべきです。

ひとりに慣れることは、そのはじめの1歩とも言えるかもしれません。

そのためにも、独立前にやっていなかったことで、少しでも興味があること、やってみたいことがあれば、それをあえて狙ってやっていきましょう。


■編集後記
昨日は朝のタスクのあとは会計士業、夕方は耳鼻科に。
終わってからはカフェでブログなどして帰りました。

■昨日の1日1新
・タリーズアメリカーノ(ICE)をデカフェで

■息子(11歳)
熱も平熱で落ち着いてたものの、鼻声に(ただ、鼻水や痰は出ず)。
発熱→風邪の症状という順番。
小学校の保険の先生から、そういう症状が2学期明けから流行っていると聞いていたので、息子もその症状かなと…(修学旅行のタイミングでというのが、なんとも….)
ひとまず家で安静に過ごそうかというところです。


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