「めんどくさい」という言葉。
あまりいい印象を与えない言葉かもしれません。
ただ、考えようによっては前向きにとらえることもできる言葉です。
「めんどくさい」と感じるのはイケないことか
「めんどくさい」という言葉に、あまりいい印象がないという方もいらっしゃるかもしれません。
どちらかというと、ネガティブでマイナスのイメージがありますから。
・「めんどくさい」って言うんじゃない
・「めんどくさい」って顔に書いてあるぞ
・「めんどくさい」とは何事だ
といったように。
「めんどくさい」と言わない、顔に出さないようにという方もいらっしゃるでしょう。
それでも、考え方次第なのかなと。
・山のような紙をシュレッダーしないといけない
・山のような紙から入力しないといけない
・ATMの行列に並ばないとならない
といったことは、どう考えても「めんどくさい…」です。
ただ、その感情がネガティブでマイナスなものなのかというと、それだけではありません。
「そんなことを考えるなんて、けしからんっ」と頭を振るのではなく、ひとまず、じぶんの中で湧きだしたその言葉を、そのとおり拾っておいてもいいのではないかと。
「めんどくさい」には意外とヒントが隠れているものです。
「めんどくさい」アラート
仮に今日「めんどくさい」と感じたことがあったとします。
で、そう感じたことを、これからも「めんどくさい」と感じつづけるのかどうか。
もし、そのようなマイナスな感情をもったのだとしたら、やり方・考え方をそれをきっかけに変えられるかもしれないチャンスです。
望まないのに、大量の紙の資料を見て入力するということをこれからもやり続けるとしたら、それはさすがにマイナスでしょう。
でも、紙から入力するのがめんどうだから、それをやらずに済む方法として、ペーパーレスでデータで受け取る、OCR機能でデータに変換するといったことを試します。
結果、入力を減らせます。
「めんどくさい」という感情から、
・データを共有するなら?
・入力を減らすには?
ということをまじめに考え出します。
ネット上のサービスや便利なアイテムがないか探し、試してみようと考えます。
このように考えると、「めんどくさい」はむしろプラス材料。
考え方、やり方を変えた方がいいなというアラートになります。
「めんどくさい」に素直になれるひとり仕事
「めんどくさい」は、ひとりで仕事をしていると素直に受けとめることができます。
他にお願いできる人がいると、じぶんで「めんどくさい」を体験することがないので、アラートも発動しません。
でも、ひとりの場合は違います。
ひとりは、すべてのことをじぶんでこなすので、やれることは限られます。
勤務していた頃は、入力は他の方にお願いすればよかったわけで、「めんどくさい」を素直に受けとめる必要はありませんでした。
それが独立後、ひとりで入力をやろうとなった途端、「めんどくさい…」と。
また、決算資料や確定申告書といった紙の資料がたまると、「処分しなきゃ…でも、めんどくさい…」ということも。
ひとりの場合は、「めんどくさい」と感じるのはじぶんだけ。
それだけに、めんどくさいの感度も高くなります。
そう感じたとしても、それはマイナスを意味するとは限りません。
気づいたときに、すぐ変えてみるということも、ひとりならできるわけです。
と、このように、「めんどくさい」という感情も、素直に受けとめるとプラスに働きます。
逆に、その感情を見逃すと、「めんどくさい」からは逃げられません。
■編集後記
昨日はオフ。朝タスクとクリスマスツリーのセッティングなど。
飾りつけする息子をカメラで撮影など。お昼は五丈原のラーメンを。
■息子(9歳)
昨日はクリスマスツリーの飾りつけをばあばと。
ラーメンは大人1人前をペロリと。
カウンター席だけのお店で、店員さんに「いい味だね~」と。
店員さん(40~50代くらい)、ニコッと微笑んで「ありがとーございます」と言って、トッピング(のり)をサービスしてくれました。
■昨日の1日1新
・草津プリン