仕事としてやることにも、あえて手間をかけてるなというところはあります。
手間はかかってもできるだけ手作りする道を選んでいます。
サイズ感のあいまいさ
ピザにもいろんな種類があります。
マルゲリータ、チーズ、テリヤキ風などなど。
それでも、いろんな種類の中からメニューの写真を見ることでイメージすることができます。味も過去の記憶を頼りに、冒険するか、もう一度味わいたいかどうかで選ぶことができます。
いっぽうで大きさ。サイズ感というのも。
宅配ピザだと、メニューにだいたいの目安は載っていることが多いです。
「Mサイズ 18cm 2~3人向け」みたいに。
先日、レストランに行ったときにもピザを注文する場面がありました。
冒頭の写真はそのときの1コマ。
選べるサイズはSサイズとLサイズと2種類でした。
で、その伝え方がすばらしいなぁと。
実際のピザと同じサイズのものに値段を載せてメニューにしすることで、よりイメージしやすいなと感じました。
デザインがすばらしい、プロの仕事という出来栄えではないにせよ、お店の方のメッセージを受けとれた感がありました。
「大きさはこれくらい」
「〇〇円です」
「どちらかから選んでください」
のようなメッセージが。
こういったメニューであれば、注文して実際にピザを目にしたとしても違和感は感じません。
少なくとも、選んだサイズで「あれ、予想していたのと違った…」とはなりません。
正直、買う側からすると「S」とか「L」といわれても、パッとイメージできることは少ないです(わたしは)。
服を買うときもお店に寄ってサイズ感は違ったりもします。このお店のLサイズはあの店のLLサイズ、ということもありますし。
じぶんにとっての「これくらい」は、他人のそれとはまた違うということはあります。
パッと見でイメージが伝わるように工夫する
前述はピザを例にしていましたが、じぶんでメニューを出すというときも、パッと見でイメージを伝わえる工夫というのは大事なことでしょう。
ネットにメニューを出すというときも同じです。
「〇〇〇〇円~」のように「~」で出すという方法もあるわけですが、それはあえてやらないようにしています。
出し方は「〇〇〇〇円」。
表情のある顔写真を載せる、プロフィールや日々のブログでじぶんという人間をイメージしていただきやすいように「以下省略」のようには出していません(のつもりです)。
ピザのようなモノを提供するサービスではない以上、仕事を提供するじぶんは商品のイメージそのもの。
それに同じ仕事を提供するといっても、前提や条件が分岐するほど複雑になります。
そうなると、じぶんでコントロールすることも含めて手間は増えてしまいます。それでいて伝えたいことも複雑になってしまう。複雑さのスパイラルです。
もちろん、「〇〇円~」のような出し方でも相場感を伝えることはできるのかもしれません。で、「より詳しくは…」という動線での見積り、商談という方法もあるわけです。
とはいえ、いざ蓋をあけてみると「思ったより高かった…」「こんなはずじゃ…」のような経験は1度や2度はあるかと。
事実、注文する側だったときにそういうこともありました(そのときはクルマの修理ででしたけど)。
もちろん、クルマのように、それなりの金額、コスト+αでという仕事もあるでしょうが、できるだけ見ただけでもイメージが伝わるような工夫はやっておきたいところです。
生成AIとは違った角度で出していく
じぶんのイメージを伝わりやすいようにするためにHPやブログなどのメディアをじぶんでつくって運営しています。
ブログやHPの場合は、そこにじぶんで撮った写真、じぶんでつくった画像でイメージを添えるようにしています。
とはいえ先日、試しに生成AI(DELL-E)でイラストをつくってみてもらいました。
テイストを変えてとお願いすると、
ものの数秒でこういったイラストが出来上がるのは正直すごいです(右側は若干カーヴィーのようにも見えますし)。
とはいえ、なにかが足りないと感じたのも事実。最初のデザインだと「どこなく不自然?」とも(わたしの伝え方の問題なのかもしれませんが)。
一瞬でできてしまうがゆえの物足りなさというのもあるのかもしれませんが、わたしなら冒頭の写真のようにじぶんで手作りする道を選びます。うまく言えませんが、言葉では表れないけど作った人のメッセージが伝わってくる気がします。
ひょっとすると、パッと見ではわからない、そんな細かいこだわりが込められているからかもしれませんね。
手間がかかっても、じぶんでやる意味はこういうところにもあるものです。
じぶんにとってのサイズ感、イメージを伝えるとすれば、やはりじぶんの角度で手作りしていきたいところです。
■編集後記
昨日は朝の習慣とHPのカスタマイズ、研究など。ランチは監査法人時代の元同僚と。全員方向性はそれぞれですがプライベートの会話も楽しめました。また行きたいなと。
■息子(10歳)
夏休み29日目。LINEで学校の先生から連絡があり、息子も「早く学校いきたいよ~、でも家でのびのびもしてたいよー」とも。Youtubeでまたおもしろい動画を見つけたようで夢中です。
■昨日の1日1新
・ファミコン探偵倶楽部 笑み男(体験版)
・なごやか亭の桃のスムージー
・なごやか亭のあんみつ
・SwitchのHDMI→USB-C変換ケーブル