勤務時代、仕事だけの生活を送っていたころは、毎日終電を約2年続けていました。
仕事優先の生活です。
それと引き換えに犠牲にしていたのは言うまでもなく家族との時間です。
でも犠牲にしていたのは、それだけではなかったのかもしれません。
1日のライフサイクル
仕事優先の生活を送っていた頃は、
7:00に起床、身支度して8:30に出勤。
終電で帰宅するのが0:00過ぎ。そこから夕食、風呂などの生活時間で、1:30頃に就寝。
そんなライフサイクルでした。
当時生まれたばかりの子供を見るのは、深夜の寝顔だけ。
妻との会話も1日に1時間もなかったかもしれません。
家族との時間を犠牲にしていました。
そのころの仕事が監査(ある意味で嫌がられる)ではなく、アドバイザリー(ある意味で喜ばれる)だったこともあったかと。
仕組みや考え方、情報整理の仕方などどうすればわかりやすいか工夫して資料を作り込んでいました。
喜んでいただけたこともあってか、やりがいを感じてましたし、何よりやっていて楽しかったからです。
終電を逃すことも何度かありました。
仕事の時間を増やすために、家族との時間、趣味の時間そして睡眠時間を削ってしまっていました。
削るべきは「睡眠」?
今思えば削るべきは 家族との時間、趣味の時間、睡眠時間のどれでもありませんでした。
家族との時間を削るなんて、今思えばもってのほか。
趣味の時間は休日があるからと当時は考えていましたが、平日に趣味の時間をもっておくことは、仕事するうえで逆に必要なんだなと。
趣味(わたしの場合は読書やゲーム)の時間を毎日とっておけば、趣味のために仕事を何とか終わらせようとしますし、いい意味で、翌日に持ち越しモチベーションを保って仕事ができます。
当時のわたしはその意識がまったくありませんでした。
そして、睡眠時間。
時間がほしいとき、一番手っ取り早い方法が睡眠を削ることです。
子供のころの遊びにしても、削っていたのは睡眠です(三国志を明け方までプレイしたことも)。
「あした眠いのを耐えればなんとかなる」と。
若いころはそれで何とかなるものです。
ただ年齢を重ねるにつれ、なかなかそうもいかなくなります。
体は正直です。
ある日突然「倒れる」「入院する」こともあり得ます。
(実際わたしはこれを経験しました・・・)
睡眠を削るという一番手っ取り早い時間の作り方。
これは独立すると「リスク」です。
睡眠、家族、趣味の時間をしっかりとり
心技体を整えておくことがむしろ大切だと今では思っています。
脳の老化と効率化
睡眠を削ると次の日の生活の質が落ちるばかりか、脳の老化の進み方も違うのかもしれません。
冒頭の写真「老いの取扱説明書」でも、「睡眠は脳の老化を防ぐ」とありましたし。
※アミロイドβという老廃物(アルツハイマーを発症する元)は寝てる間に洗い出されるそうです。
そう意識すると、ますます睡眠を削るのは短期的にも長期的にもリスクかなと感じます。
削るべきは睡眠ではなく、仕事(生活時間や介護の時間は削れませんから)。
仕事を効率化して脳の老化を防ぐ。
効率化がなかなか進まないときに唱えてみるのもいいかもしれません(呪文のように)。
■編集後記
昨日はワクチンの副作用でほぼ寝てましたが、今日は熱も下がりました。
今日は事務仕事と注文していた冬靴を受け取りに。
その後に独立の個別相談。
■息子(7歳6か月)
朝リハビリのあと学校へ。
リハビリは訪問リハビリ(自宅に来てもらえます)を利用してます。
筋力を落とさないためのマッサージ、装具をつけての歩行リハビリです。
■1日1新
とある申込書の作成