公認会計士受験の関所を超え、独立のフィールドに出てわかったこと

さっぽろ創成川の様子
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今日は公認会計士試験(論文式試験)の合格発表日。
新たな道が見える、そんな日でもあります。

そして公認会計士試験で得られた経験は、独立してからも生きていると感じています。

目次

公認会計士受験とは精神と時の部屋

2022年11月18日(金)は公認会計士試験の論文式試験の合格発表の日。

公認会計士試験は大きく分けて3つ関所からなる試験。
短答式試験と呼ばれる第1の関所、これを突破した先が論文式試験です。

論文式試験に合格すれば、第3の関所(実務補修と修了試験)に向かうことになり、
そのために監査法人に就職する方が多いと思います。

そして、第3の関所を攻略すれば、さらにその先のフィールドもみえてきます。

ここ最近の受験者数は、ゆるやかに増えてきているものの、10年前ほどに比べればまだ少ないという状況。

受験を決意したものの、在学中の合格という目標を果たせなかったり、経済的な理由から途中でリタイヤせざるをえなかったという方も多そうです。
メディアの情報やもともとの合格率の低さという理由もあるかもしれません。

ただ、わたしにとって今でも欠かせない経験でした。

進学先も就職先も建築関係、その会社員生活を経てからの公認会計士受験。
「国家資格、しかも会計の分野なんて、じぶんの人生とは無縁」と思って生きてました。
人生、ほんとわからないものです。

じぶんの中にあった硬い殻を中から打ち破った、そんな大きな経験だったわけです。

2合目の論文式試験まででやったことは、極端にいえば「試行錯誤」と「継続」の2つ。

「試行錯誤」は文字通りいろいろとパターンを試すことをやっていました。
大まかには勉強方法とお金のやりくりで。
まともな受験経験がなかったわたしにとっては、じぶんに合う勉強方法も考えたことがなかったので、これをまず見つけること。
会社員を経てからの受験とはいっても、お金のやりくりは必要でしたから、いろいろな短期のしごとも経験しました。

そして「継続」。
「コツコツ」と「淡々」とつづけたことです。
仕事と勉強のかけもち期間も毎日が勉強。
勉強専念できる期間は、朝から夜遅くまで専門学校の自習室。
そんな生活を淡々とつづけてました。

わたしにとっては精神と時の部屋のような異世界での日々でした。

今でも思える公認会計士試験で得られた収穫

公認会計士試験という関所を超えて得られた収穫は資格そのものだけではないなと感じてます。

①人生の武器を手に入れる
②コツコツ・淡々とつづける
③とりあえず試してみる

人生の武器を手に入れる

何か武器をもちたいと始めた公認会計士試験。
合格したことで、ひとまずの武器は持てたわけですが、どのフィールドに進むかはじぶん次第です。

・監査法人に勤める、事業会社に転職する、独立する・・・

わたしは監査法人→独立を選びました。
組織が合うという方ももちろんいるでしょうし。
いわば人生の選択肢という武器、使い方はそれぞれです。

コツコツ・淡々とつづける

どちらかという飽きっぽい性格で、子供の頃の習い事でも長続きしたことはあまりありませんでした。

でも、公認会計士試験に合格したあとは、「続ける」ということに自信がもてるようにもなりました。

このブログをなんだかんだ更新できているのも、毎日コツコツ・淡々と自習室で勉強した経験が土台になっている気がしてます。

とりあえず試してみる

公認会計士試験の範囲は膨大です。

その膨大な範囲をすべてインプットするのは無可能です(そういう方が中にはいるのかもしれませんが)。

逆に、正答率の高そうな問題をいかにとりこぼさないかが近道だったりもします。

インプットはほどほどでアウトプットに多くの時間を割いてました。

間違えたところは、そのときにインプットし直せばいいわけで。

まず試しにやってみる、違ったら一つ前に戻るというスタイルは、
ブログをまず書いてみる、まず動画販売やってみる、気になるアイテムを使ってみる
という行動につながってます。

公認会計士にとっての独立というフィールド

公認会計士といえば、独占業務の「監査」がまず思い浮かぶかもしれません。
そして、次の関所である修了考査を突破するまでは監査法人で監査を経験する方がほとんどかもしれません。

その監査からは会計に絡むこと以上にたくさんのことを学べるはずです。

そして、監査だけでなく、それ以外のフィールドも広大です。


次の修了考査という関所を過ぎれば、
監査法人に残る、転職する、独立する、いろんなフィールドが広がってます。

独立はそのひとつ。

わたしの場合でいうと、監査のほか、独立してからはじめた個別相談のほか、セミナーや動画販売という話すしごと、ブログを書くというしごとはじぶんで選んでますし、伝わってるかはわかりませんが、どれも楽しめてるつもりです。

教わりたいというニーズは、なくならないはずと考えてはおり、
メディアで言われるほどでもないのかなとは感じています。


■編集後記
今日は朝タスクのあと、息子の学校に付き添い、自宅で会計士業、とあるインプットを。

■息子(8歳7ヶ月)
珍しく朝寝坊した息子(いつもだいたい6時までには起床)。
寒くなってきたので、朝起きる時間もだんだんと、といった感じです。
この季節、早く寝ても、早起きできるとは限らず。。。難しいところですね。

■1日1新
・DropBoxアップグレード


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