断れる(断る)のはカンタンなことでもありません。
断れる(断る)ようになるためにやっているトレーニングをまとめてみました。
断り上手・断り下手
断り上手や逆に断り下手と呼ばれたことがある人もいらっしゃるかもしれません。
そんな断り上手。独立前の元同僚はまさに断り上手でした。
上司から「これやってもらえる?」と指示されても「その仕事はわたしの仕事じゃないですから・・・」のようにさらっとかわしていたものです。
いまでも良くも悪くも覚えています。
会社員でこうサラりとかわせる人ってなかなかいないのではないかと。
かくゆうわたしはその真逆。
断り下手でした(今もなお修行中・・・)。
・気がすすまない → やりますよ
・おっかない → わかりました
・どう思われるか不安 → 大丈夫です
こんなふうに、モヤモヤしてるのに断りきれず、つい受けてしまうといったことも。
ただ、断りきれなかったその後のことを思い返してみると「やっぱしあの時断っておけば・・・」と後悔していることも多いもの。
たとえば、小学校のころに友人に誘われて参加したボーイスカウト。
真夏の森の中で材木から山小屋をたてて自炊したりといったことをやりました。
それはそれで小学生にとってはいい体験なのかもしれませんが、当時のわたしは大の虫嫌い。
親が連れて行ってくれる家族キャンプも苦痛でしかたありませんでしたし。
そこから虫を連想してしまうアウトドア自体も苦手になったわけですが、これは親となったいまでも変わりません。
アウトドアは苦手なままですし(虫にもさわれません)。
じゃあ大人になってから断れているかというと。
そんなことはありませんでした。。
やっぱり「つき合い」「周囲の目」という目にみえないものを気にしてしまっているわけです。
そんなわけで、独立してからも後悔したことは数知れずといったところです。
ただそのことに気付いてからは、じぶんなりに改善し後悔することも以前よりは減っています(ゼロではありませんが)。
断れる(断る)ようになるためのトレーニング
断り下手が断れるようになる(=断りきれずに後々後悔しない)ためには、それなりのトレーニングは続けています。
「苦手なことはしょーがない」「得意を伸ばそう」というフレーズもありますが、苦手なことが致命的であれば、しょーがないとはいってられません。
それなりにトレーニングを積み、苦手→普通くらいにはもっていきたいもの。
このようなものをトレーニングとして取り入れて続けています。
相手の立場で考えてみる
こちらがなにかに誘ったり、お願いすることもあるわけですが、
そのときにもし、変に間が空いたり、歯切れが悪かったりして仮に「いいですよ」と言ってもらえても、かえって申し訳なく思ってしまうはずです。
いっそのことキッパリ断ってくれた方が気持ちがいいですし、その方が仮に断られたとしてもいい関係性が築けるかと。
だとしたら、こちらが誘われたり、お願いされたとしても同じように考えてみるのもありです。
理由で悩まない
断るときにあれこれと理由を考えないようにしています。
理由をつけくわえたからといって、それが本当の理由とは限らないでしょうし。
本当の理由をいえる関係性があれば別かもしれませんが、そうでないことがほとんどでしょう。
独立後に受けてきた数々の営業はまさにこの部類かと。
だとしたら、変にとりつくろうとしてもしかたありません。
「そういったことはやっていません」「遠慮しときます」「考えていません」とシンプル答えれば伝わるはずです。
やらないことリスト
上の2つのことも含めてリストにしており、毎朝眺めるようにしています。
日々繰り返すことで、脳内にしみこませていくイメージです。
元々が断り下手なので、毎日というのが効果的です。
断るというストレスをなくす
断る(断れる)ことが、それだけでストレスにもなりえます。
そうでないこともあるのかもしれませんが、わたしはそのストレスを少なからず感じてきました。
何事もそうですが、上手くなるためにはそれなりのトレーニングは欠かせません。
・相手の立場で考える
・理由で悩まない
・やらないことリスト
断る(断れる)ようになることも独立後のスキルのひとつともいえます。
そのスキルを身につけ磨きつつ、平穏な独立人生を送りたいところです。
■編集後記
昨日の黄砂がひどく。冒頭の車のようにひとい有様でした。
洗車場はどこも行列、1時間待ちと言われたので即あきらめました。
■息子(9歳)
爪をむしるクセがなかなか直りません。
口すっぱく言い聞かせているのですが、ダメみたいです。
■1日1新
・推しの子
・ウォッシャー液補充