独立後はブログを「書く」ことを選んでいます。
それなりの負荷はありますが、楽しさもあるからです。
「書く」が変わった独立
このブログは独立を決めた日にはじめました。
それから約2年半。今もこうして「書く」ことを続けています。
独立前の勤務していた頃の「書く」といえば、日々こなす仕事が中心。
建設業の会社員だった頃は、図面を書く、パースを書く、建材に線を書く。確認申請を書くといったことも。図面も当時は手書きでしたし。
公認会計士試験の受験時代は、計算科目(簿記、財務諸表論、管理会計論、租税法)を書いて解く、論文科目(会社法、監査論、経営学)はじぶんの頭に定着しやすいようにノートに書き、繰り返しそのノートを回転させていました。
監査法人勤務の頃は、お客様にお渡しする資料や文書を書く、監査調書を書くといったことです。
独立する以前は「書く」スキルはそこまで意識していませんでした。
要点をまとめる、できるだけ短く、読みやすく、などは今も意識していることです。
その「書く」こと。フリーランスとして独立すれば、何を書くかじぶんで選ぶこともできます。
日々こなす仕事以外のことも書くようにしています。
そうすることのメリットを感じているからです。
「書く」ことを続けるメリット
時間を確保する
何のために書くのか、その目的を考えると、わたしの場合はじぶんで書くことに意味があると考えいます。
なので、ブログやHPに記事を書くための時間を確保しなければなりません。
このブログにも約2時間、ネタがなかなか決まらないときはそれ以上の時間は使っていますし。
ひとりで仕事をするフリーランスにとってはそれなりの時間です。
ChatGPTなどのAIにお願いすれば、5分10分で済むのかもしれませんが、わたしはその道を選んではいません。
じぶんで書いたとは言えないからです。
「書く」ことを日々続けるためには、その時間の確保は必須ですし、それなりの負荷もかかります。
逆にそれがいいと感じます。
アンテナを高くする
「書く」にはネタが欠かせません。
毎日ともなれば、ネタの仕入れも必要です。
突然ネタが降ってくるわけでもありませんし(わたしの場合は…)。
ネタを仕入れたとしても、「それでおしまい」とはいかないものです。
仕入れたネタは調理しないと食べてもらえませんから。
じぶんの言葉や体験から味付けすることも、ほかとの違いを出していくためには必要です。
AIにこの味付けはできないわけですから、なおのこと。
そんなわけで、ネタの仕入れは日々意識せざるを得なくなり、アンテナも高くしやくすなります。
結果として、行動にもつながりやすいですし、「やる」「やらない」を判断していく鍛錬にもつながっています。
ITスキルを磨く
このブログやHPの記事はWordPressというソフトでじぶんで管理運営しているものです。
LivedoorやAmebroのようなプラットフォームで書く方法もあったわけですが、カスタマイズも自由なWordPressを選んでいます。
申込みフォームやクレジット決済の仕組みを取り入れることにつながりましたし、Photoshopで写真や画像編集をするようになったのも、ブログを書いていたことがきっかけでです。
書く時間も早くなりたいですし、日々書くことでタイピングスキルも磨ける効果もあると実感してます。
外とのつながり
書いた記事を公開するば、どこかのだれかに見てもらえる可能性が広がります。
逆にいえば「見られる」わけです。
はじめた頃は、見られる心理的なプレッシャーを感じてしまい「耐えられるだろうか?」と不安にもなりました。
ただ、人間慣れる生き物なわけで、書いていくうちに、その感覚もマヒしていきました。
今はそのプレッシャーがまったくないといえばウソになりますが、書きたいことを下手に飾って書いても逆効果ですし、なによりじぶんが疲弊してしまいます。
そのことに気づいたこともあって、それほど気にならなくなりました。
また「書く」ことをネット上で出すことで、外とのつながりが広がる可能性もあります。
実際、「ブログを見て」と、ご依頼をいただくこともありますし、逆にわたしからお願いすることもよくあります。
そうしたつながりをもてた方とRSSやメルマガでつながることができます。
まぁ、こちらの一方通行という可能性もなかにはあるでしょうけど…。
逆に、書かなければこういった可能性はゼロなわけです。
ひとりで仕事するフリーランスだからこそ、外とのつながりをもてる可能性というのは大きいです。
心の安定
書くことで心も安定する効果もあります。
書くと一言でいっても、やることはそれなりにあります。
・ネタを仕入れる
・調理する
・味付けする
・じぶんで撮った写真を使う
といったところ。
日々書いていると、凹んだり、イライラしてしまう日もあるわけですが、その状態のままでは書けませんし、書くことで、逆に心が安定する効果もあるものです。
書くことを選べる・続けられる独立後
独立後は何を書くかを選べます。
もちろん、書く・書かないということも含めて選べるわけです。
・今の仕事に関係ないから…
・ブログなんて…
・ほかの仕事したら
なんて思われるかもしれません。
たしかに「書く」だけでは食べていくことはできません。
今の仕事に関係のないジャンルであれば、余計に不安にもなるでしょう。
今食べていくことができていても、1年後、5年後、10年後はどうか。
1年後ならまだしも、5年、10年、それ以上ともなれば、今の仕事があるかどうか…。
もちろん、書くことにこだわらない道もあるでしょう。書かない分、売上を増やす、仕事を増やすというように。
ただ、それをじぶんが望んでいることなのかどうか…。
書くことを選ぶのも、続けるのも正直楽なことではありません(どちらかというと苦行かも)。
だからこそのメリットはあります。
じぶんで進む道を選べるのは独立のメリット。
であれば、楽しく続けられる道を選んでいきたいものです。
あきらめるのは、かんたん。そのあとの話です。
■編集後記
昨日は朝タスクのあと、生まれ故郷の墓参りに。暑かったですが、先日はじめて買った日傘が早速活躍してくれました。途中、砂川サービスエリアで名物のソフトクリームを堪能。あいかわらずの美味でした。
帰宅してからは、ブログや読書、息子と遊びました。さすがに夜はぐっすりです。
■息子(9歳)
夏休み17日目。パパの生まれ故郷にお墓参りとも考えましたが、ギブスもとれたばかりなので、今年はお家でママとお留守番を。
パパが帰ってくると「あもんぐあすであそぼ!」と(あもんぐあす=AMONG US)。
少し遊んで、パパは寝落ち…。明日リベンジするねと言って寝てしまったようです。
■昨日の1日1新
・昭和ドルチェ(柳月)