独立には独学しつづけることとも言われています。
その独学も時間はかかるし楽でもありません。
ただ、モチベーションにつながるなど、楽しめるのも独学です。
独立すると続く独学
公認会計士受験のときは、専門学校に通いました。
講義を受けてわかることもありましたし、わからないことがあれば質問電話で聞くことができました(地方校には常駐している講師は一人もおらず)。
独学で公認会計士試験の合格を目指すのはかなり非現実的だと聞いてましたし、当時のわたしとしても、専門学校は間違いなく必要な環境でした。
テキストや問題集といった教材も質問できる環境(電話でしたけど)も。
ただ、すでに出来上がっている環境をお金を払って受けているだけともいえ、その意味では、受け身の勉強だったともいえます。
いっぽうで、独立後は何もない環境からのスタートです。
何が正しくて、間違ってるか。答えのないことも多いです。
・いつ独立する?
・どこで独立する?
・事務所は賃貸?
・もっといい仕事のやり方は?
・営業どうする?
などなど。
お客様とのキャッチボールに応えていくだけでなく、じぶん自身のキャッチボールもこなしていくことになります。
その意味で、独立後、避けては通れないのが独学です。
独立するとは独学の道でもある
独立後は相談しようにも、そばに人がいませんし、判断に悩む取扱いがあっても、じぶんで答えを出さなければなりません。
それはなにも会計や税務に限ったことではありません。
しごとをつづけていくための環境にもあてはまるものです。
・事務所を借りるのか
・人を雇うか
・どんな仕事をやっていくのか
・値付けをどうするか
・営業はネットとリアルか
・発信するかしないか
・どこにお金を使うか
・仕事道具にどれを使うか
・どのサービスを利用するか
まだまだありますが、このような答えを出していくことが山ほどあります。
そして、このようなことは誰も教えてくれません。
本を読んだり、セミナーに参加することでヒントをもらえることも、もちろんあり得る話ですが、そこから先は、じぶんなりの答えを出していくしかありません。
その答えを出すためには、じぶんなりに考えて独学し続けていくことが必要になります。
・デュアルディスプレイにする
・ペーパーレス
・PCトラブルを解決する
・サーバーを契約する
・WordPressでHP、ブログをつくる
・ブログ、HPに書いてネットに出す
・オンラインショップを出す
・おいしい角煮のつくり方
・ネットで完結できる仕組みをつくる
・ミラーレスカメラを使ってみる
・Adobe.Creative Cloudを契約する
のようなことも、独立後に独学でやってきました(仕事に関係ないことも混じってますけど…)。
本やネットで気になるジャンルを根こそぎ調べれば、それがどんな道なのかつかめることもあります。
ただ、そこからは違う道。ずっと同じというわけではなく、たとえ小さくても枝分かれしている道は他との違いになる部分。その道は独学する以外はありません。
独学には時間がかかる
とはいえ、独学には時間がかかります。
時間がもったいないから人を雇ってお願いする、外注する方法もあるでしょう。
そうすればWordPressでHPやブログをつくることも記事を書くことも、時間をかけずにすみます。
ただ、お願いすることで失ってしまうこともあるはずです。
・じぶんで考える
・調べる、検索する
・試す、失敗する
・経験値を得る
・整理、体系化する
のようなことは、独学してこそ得られるものです。
そして、共通していえるのは、じぶんが動き、手を動かすこと。
わたしの場合だと、インプットだけの独学では、その先の道に行けないことがほとんどです。
時間をかければいいというわけではありませんが、たとえ多少遠回りだったとしても、結果的にじぶんの血肉となって残りやすいです。
冒頭の写真のようにカメラで撮った写真をブログに載せることも独学ではじめてみたことです。
独学といっても、もちろん人それぞれですが、じぶんなりの独学の道をみつけていきたいものです。
■編集後記
昨日は朝タスクと会計士業(経理の仕組み関係)を。午後はセミナー参加、とある基礎研究、ブログ執筆など。
夜は息子とカーヴィー(スターアライズ)を。
■息子(9歳)
今日はママとお家で勉強。夕方学校の先生が様子を見に来てくれました。
猛暑つづきで、小学校のルールも見直されたそうで(スポーツドリンクOK,携帯扇風機OKなど)。
来週からは学校に行けそうです。
■昨日の1日1新
・とあるセミナー参加
・とある申込み