独立がじぶんに向いていたのかどうか?正直なところは今でもわかりません。
ただ、独立したことは本当によかったなと感じています。
身につけられることがあるからです。
独立に向いてる?向いてない?問題
「独立に向いてる人」。
ネットや本などでよく見かけるテーマです。
わたしがこの「向いてる人」に当てはまるのかというと…。
正直なところよくわかりません。
独立に向いてる、向いてないの判断って、実際のところどこで決まるのか。
あいまいなところも多いです。
ChatGPTさんに聞いてみても、「まぁ、そうだよね」というお答えが。
ChatGPTさんの答えを見る >>
- 自己主張力がある: 独立した仕事をするのであれば、自分の意見、アイデアを適切に表現していくためにも、他人とのコミュニケーション能力は大事ですね。
- 自己管理能力が高い: 独立しての仕事なので、自分でスケジュールを管理し、目標を達成する能力が求められますね。計画的かつ効果的に時間を使えることが重要ですよ。
- 問題解決能力がある: 独立して仕事するとなると、トラブルや課題が発生することはよくあります。そのため、柔軟で創造的な問題解決能力が求められますかね。
- 自己効力感が強い: 成功や失敗はすべて自己責任となります。自己効力感が高い人は、困難な状況でも自信を持って取り組むことができます。
- 継続的な学習意欲がある: 市場や技術の変化に対応するために継続的な学習は不可欠です。新しい知識やスキルの取得に対する意欲がある人が適しているかと。
- リスクを取ることができる: 不確実性やリスクはつきもの。それに対して恐れず、冒険心を持ちながらリスクを取ることができる人が成功しやすいのでは。
- 人間関係構築の能力がある: 独立して仕事するといっても、他のプロフェッショナルやクライアントとの良好な人間関係が重要です。コミュニケーション能力が高く、協力的な態度を持っていることが求められます。
ガンガン営業するというわけでもなく、拡大していきたいわけでもなく。
独立したことで不安がないといえばウソになります。
ただ、会社にいるからといって不安がないともいえないでしょう。
そこはわからなくても、独立したこと自体は、本当にいい決断だったと感じています。
人生でも5本の指に入るくらいです。
独立後、ひとりを選んで身につけられたスキル3選
独立してよかったと感じることの1つは、生き方に関わるスキルが身につけられるということです。
たとえばこういったものです。
営業と値付けで相場を気にしすぎないスキル
食べていけるのか?という不安もある中で、じぶんのメニューに値付けしなければなりません。
営業が苦手だからこそ「値付けをどうするか?」は常に考えています。
ただ、はじめの頃は相場というのがどうしても気になっていました。
「相場はこれくらいだから…」
「相場と比べて高すぎかも…」
というように。
”相場ありき”で考えていたわけです。
ただ、値下げ合戦、安売りに同調することはできません。ひとりですから。
営業が苦手なりに、「じぶんだったら」という値付けとなるように日々試行錯誤しています。
高いと思われるかもしれませんが、そうは思われないということも実際ありました。
どう感じるかは人それぞれです。相場を気にしすぎてしまうのもデメリットはあるのだと気づきました。
じぶんが安いと思う値付けをしてご依頼いただけたとしても、長くは続かないでしょうし。
相場を気にしすぎずじぶんで値付けしたお金が直接入金されるというのは独立していなかったら体験できなかったことです。
周りの目を気にしすぎないスキル
ひとり、フリーランスという少数派を選んでいます。
これだけで、周りと違うところは多いものです。
「谷さんとこのお父さん、よく見かけるわね」
「ほとんど私服姿しか見たことないけれど」
「仕事されてないのかしら」
というご近所さんから言われているかどうかは定かではありませんが、そう見られていてもおかしくはありません。
でも、そういう目は気にならなくなりました。
何かの視線のようなものを感じたら、サッとかわすようになりました。
そういえば、先日税理士会館に用事があって行ったときも、行き交う人の中で私服、リュック姿はわたし1人だけ。
周りから見ると明らかに浮くのでしょうが、かといって何か言われるということもなく。
「何か言われるかも…」と勝手にじぶんで思い込んでいるだけということも多いものです。
というように、人の目を気にしすぎないというのも独立後に身についたスキルです。
子どもと過ごす時間を死守するスキル
独立してから、家族と過ごす時間はかなり増えました。
平日にも、
・朝ごはんは必ず一緒
・ひとり息子(9)を学校に送る
・息子の通院に付き添う
・夕方以降、毎日必ず息子と風呂に入る
・夜ごはんは必ず一緒
・夜ごはん以降、息子と意見が合えば一緒に遊ぶ
・息子の宿題を見る
息子がもっと小さかったときは、勤務していたので毎日残業。ほぼ一緒に過ごすこともなかったのですが、独立してからは一緒にいる時間が増えました。
一緒にいる時間が増えたことで、息子も矢継ぎ早にあれこれ話しかけてきます。
「カーヴィーとソニックどっち強い?」
「デロリアンは何キロでタイムスリップする?」
「さっぽろの天気って、あしたも雪?」
といったように。とまぁ、こういう時間も欠かせません。
親になってみると、じぶんの小さかった頃は何に夢中だったのか、どんなアニメだと共有できるのかという視点も加わり、逆にネタのヒントをもらうこともあります。
どんな生き方を選ぶか?で身につけたいスキルを決めていい
わたしの場合だと、独立したことで、仕事以上に生き方というものが大きく変わりました。
じぶんがやりたい仕事を選び、じぶんで考え行動する。
行動した分、リターンはかえってくるものです。
会計士、税理士の仕事だけではなく、ブログなどの発信もそうです(ブログは微々たる収入ですけど…)。
それにお金だけではありません。体験や出会いから得られる経験もあります。
もちろん、「こんなはずじゃ…」と凹むことも多々ありますが、じぶんで選んでやっていることであれば納得もできます。
いっぽうで、うまくいったときなどは、想定していないような光景を目の当たりにするなんてこともあります。
とくにブログは、やっていなかったら出会いもつながりも決してもてなかったようなことが現実にあったりということも。
ブログがきっかけで経験できたことは多いです。WordPressを触るのも、じぶんを出して発信するということも。
そのブログを毎日書くことを選べたのも、前述のようなスキルを身につけられているのも、独立してひとり、フリーランスという立ち位置を選んだからです。
独立することは、誰にでも勧められるもおのではないですが、独立したいという思いがある、迷っているというのであれば、そのロウソクの火を消してしまうのはもったいない話。前向きに動いてみてほしいなと思ってます。
独立に向いてるのか?、向いてないのか?を考えるより、じぶんがやりたいか?、やってみたいか?で考えてみていただければ。
■編集後記
昨日は朝のタスクなどの習慣をこなして、息子を学校へ送迎に。買い物を済ませてから帰宅し、税理士業、ブログでした。
■息子(9歳)
昨日から小学校の3学期。始業式でした。久しぶりに担任の先生にお会いし挨拶も。
息子は先生にお礼を言ってました。冬休み中にも関わらず貸出し用のChromebook(パソコン)を届けてもらったので。
■昨日の1日1新
・ほっぺ屋(つけ麺)