世の中の多くとじぶんの行動が違うと不安を抱くこともあるかもしれません。
ただ、世の中と同じであることがいいこととは限りません。たとえ少数であっても人と違う道を選ぶというのもありです。
森の中にいるようなお店
先日訪れた札幌市内にあるとある2階建てのお店があります。
冒頭の写真は、その1階の光景。
1階はすべてガーデニングや植物を売っているお店です。
まるで森の中にいるような店内で、人が通れる道幅は大人ひとりがやっと通れるほどのスペースです。
その道をかき分けて奥へ進むと階段があり、その階段を登っていくと2階は広々としたカフェになっています。
カフェにたどり着くのに、同じ建物の中をこうした道をかいくぐってというのは、なかなか見ない光景です。
富良野や美瑛などの観光地に行けばあるのかもしれませんけど。
階段を登ったその先にカフェの看板を目にすることができましたが、カフェがあるというのを知らないと、まず気づかないでしょう(建物の入口に貼り紙がさりげなくあったくらいだったかと…)。
こういうお店を見つけると、抜け道を通って穴場に巡り合えた感じもして、ついリピートしたくなってしまいます。
多くの人が素通りしてしまうような、さりげない雰囲気。普通と違うからこそ味もあります。
人と違うというのは持ち味でもある
世の中の多数派とじぶんが違うと、戸惑うこともあるかもしれません。
でも、みんながやっているからといって、それが良いことともかぎりません。
たくさんの人がいることで、混雑や行列は生まれますし、5分で買えるはずのコーヒーを20分かけて手に入れることもあるわけです。
・スタバであえて行列に並ぶかどうか
・あえて有人のレジに並ぶかどうか
・人気スポットにあえて行くのかどうか
じぶん(や家族)が望むならともかく、そうでなければ、みんなに合わせる必要性もありません。
むしろ人と違う道を進んでみた方がいいこともあります。
スタバであればMobile Order & Payを使えば、みんなと同じ列に並ばなくてもコーヒーを受け取れますし、スーパーでも無人のセルフレジを使えば、早く精算できます。
人が集まりやすい場所に行くにも、世の中の動きとずらしてみることで、混雑や行列を避けやすくなります。
このように考えると、世の中の多くの人と動きを変えることにもメリットはあります。
むしろ、「人と違ってなんぼ」というように前向きに考えることもできるものです。
人と違う道を探していく
世の中には常識と呼ばれるもので溢れています。
他にも、業界の慣習というものも。
ただ、それらをまともに受け止めてしまうと、身動きしにくくなるということもある話です。
もちろん、法律やマナーなどルールは守らないといけませんが、そこに触れなければどう動くか、何を選ぶかは自由です。
わたしも独立当初、業界(会計士、税理士)の常識という枠にとらわれていたことはありました。
・ビシッとしたスーツ
・革靴
・電卓
・固定電話&FAX
などなど。
独立するまでに経験してきた世の中の常識が知らないうちに染みついていたわけです。
ただ、それが独立後も必要なことかどうか。
独立後はそもそもの前提が変わります。
であれば、合わないことを無理にやっていてもそこに意味はありません。
いっそのことやめてしまいましょう。
今は上記のどれとも縁のない生き方になっていますし、こうして毎日書いているブログも習慣の1つに加わっています。
ブログを書くこと自体がすでに少数派です。
ただ、少数派だからこそ、周りとの違いにもなりますし、ネットで見つけてもらいやすくもなります。
リアルの看板でも見つけてもらうことはできるわけですが、ネット上の看板であれば、いつ、どこにいても見つけてもらうことができます。
そんなわけで、今は人と違う道を楽しんで選んでいます。
周りを見渡せば、じぶんと同じような人が見当たらず、不安になることもあるかもしれません。
でも、人が多く通らない道にも前述のようなメリットもあります。
じぶんが望む将来の姿が、今の道を進んだその先に見えるのかどうか。
その道筋さえ踏みはずさなければ、結果的に少数派にいたとしても問題ありません。
数に屈することなく、堂々と。自信をもって少数派の道を楽しみたいものです。
■編集後記
昨日は朝のタスクと習慣、外出し会計士業を中心に。帰りはカフェに。ホットココアは美味でした。
■息子(9歳)
「ちゅうこ見に行きたい!」と言うので、何か聞いてみると、以前に行ったことがあるリサイクルショップのチェーン店のことでした。お目当ては、過去の仮面ライダーのグッズ(ベルト、周辺ガジェット)の様子。
歴代ライダーの道具がたくさん売っていたのを思い出したようです。ただ、どのお店でも売ってるというわけでもなく…。お目当てのファイズが見つかるまで、店舗をはしごしたいと。交渉の末、第3順位のフォーゼがあるお店を見つけるまでということに落ち着きました。
■1日1新
・バターカレーのランチプレート(Cafe Vanilla)
・ホットココア(マーレー)