※登記ねっとにて – by iphone15
登記事項証明書はネットで申請することができます。
その流れをまとめてみました。
登記事項証明書が必要になる場面
登記事項証明書とは、文字どおり会社の存在することを証明する書類。
会社の仕事をしているとそれが必要になる場面があります。
・会社の銀行口座をつくるとき
・会社の住所や名前などが変わるとき
・国などの補助金を申請したいとき
などなど。
銀行口座をつくるというときなどは審査を受ける必要があるので、自分の会社が存在することを証明するために登記事項証明書が必要です。
会社の場所を移転するときなども、移転する先に証明書類として提出を求められることがほとんどです。
この登記事項証明書。法務局の窓口にいって手続きしてもらったことがあるのですが、ネットで申請するほうがはるかに楽です。
その流れをまとめてみました。
登記ねっと(かんたん証明書請求)の流れ
まずは「登記ねっと」を開きます。
その「かんたん証明書請求」をクリックすると、

このような画面に。
はじめてやる場合は、「1 ご利用環境の事前準備(初回のみ)」 をクリックします。

事前準備の(1)と(2)は、あとの流れがスムーズになりやすいのでやっておきましょう。

次に、はじめての場合は利用者登録します。アカウントをつくるようなイメージです。
「申請者IDをお持ちでない場合」をクリックし、

ここは画面下までスクロールして「同意する」をクリック。

「申請者情報新規入力」に入力しましょう。

このように完了できれば大丈夫です。

ここまでの準備ができたら、つくったIDとパスワードを使って申請書をつくっていきます。
ログインできたら、「2 請求書の作成・送信」をクリックし、

「登記事項証明書(商業・法人)」をクリック。

ここで、「オンライン 会社・法人検索を使う」パターン、「会社・法人情報を直接入力する」パターンを選びます。

前者(オンライン 会社・法人検索を使う)だと、法人番号(12桁の数字)を入力すれば会社名などが自動表示されるので手間を省けて楽なので、今回はこのパターンで続けていきます。
「会社法人等番号」を選んで、番号(12ケタ)を入れて、所在地を選んで「検索」をクリックし、

選択にチェックを入れて、「追加」をクリック。

次の画面で「確定」をクリックし、とりたい証明書を選び通数などを入力します。

青色のフォントが自動入力されます(楽というほど多くもなく…)。
ちなみに、会社の住所。自動入力の結果が、HTMLコードのように文字化けっぽく表示されていましたが、そのまま出すことができます(まぎらわしい…)。
この画面で「確定」をクリックすると、

このようにネット上から申請書を送れます。

というように、「かんたん証明書請求」というのは、ブラウザ上で申請ができるメニュー。
なので、ソフトなどをダウンロードする必要はありません。
最後に証明書を発行してもらう代金の決済。
画面右の「納付」をクリックすると、ネットバンクのサイトと連動し、決済まで手続きができます。

というように、かんたん証明書請求を使うと、証明書の発行申請から決済までをネット上で完結することができ便利です。
証明書の受取りは、郵送してもらうか法務局窓口で受け取るかを選べますが、とくに事情がない限りは郵送してもらうと楽です(法務局に行かずにすみますから)。
ネットでできる手続きはネットで
仕事をしていれば、なにかと手続きをやる場面はでてきます。
ただ、ネットでできる手続きはネットでやっておきたいもの。
ネットバンクで振込みするように、ネットでできれば、手続きするために足を運ぶ必要もありません。
今回の登記簿謄本をとる登記ねっと以外にも、なにかとネットでできるサービスはあります。
・源泉所得税(eTAX)
・住民税の特別徴収などの都道府県や市区町村への税金(eLTAX)
・開業届(マネーフォワード開業届やfreee開業)
・登記情報の請求(登記情報提供サービス)
・不動産の取引事例(不動産情報ライブラリ)
・QRコードの作成(Adode Express)
・PDFの結合・圧縮(Adobe Acrobat)
法人のみなら、
・会社設立届(マネーフォワード会社設立やfreee会社設立)
・会社の変更登記(freee登記やChatwork法人登記)
・社会保険の届出(e-GOV電子申請)
といった手続きなどもネットでできます。
ネットでできることは、これからもどんどん増えていくでしょうし、検索だけでなく、ChatGPTなどのAIに相談して探してみましょう。
ネットでできれば。
・足を運ばずに済む
・自分のタイミングでできる
・待たずにできる
・手書きせずに済む
・紙を保管せずに済む
などのメリットはあります。
ということで、今回の登記事項証明書も法務局へ行く必要はありません。
行かずにできることは行かずにできる方法でやりましょう。
■編集後記
昨日は朝のタスクや習慣、会計士業のあとは、とある申込みやトラブル対応など。
昨日のブログでも触れることになったこのトラブル。準備のしようがありません。できるのはこれからのことだけです。
■昨日の1日1新
・侘助の担々麺
・とある申し込み
■息子(11歳)
床屋を嫌がるので、とある作戦を実行しました。
結果、行くことがまんざらでもない様子に。あとひと推しっぽい様子です。もう少し粘ってみようかと。
学校では「新幹線大爆破(NETFLIX)」の話題で楽しめたようです。