※今が旬 – by iPhone15
「子育てもしたい」「仕事もしたい」となると、”二兎追うもの一兎も得ず”となるリスクもあります。
ただ、そうはなりたくないので、あれこれと対策するようにしています。
同じ轍を2度3度と踏んでいくかどうか
北海道では今日から2学期という小学校が多いです。
息子にとっても小学校最後の夏休みはおわり、今日から2学期に突入です。
夏休の行事は、これといったことができず反省も多いのですが、1学期までのことを思い返すと、歴代の担任の先生方と再開する機会がありましたし、運動会や修了式、授業参観などにも出席できたことは、独立後の大きなメリットです。
「さすがに行事に顔を出しすぎでは?」と思われるかもしれません。
ただ、それにはわたしなりの理由があって、育児には、ほぼ関わることをしていなかったことが1つの大きな理由かなと思っています。
独立前の平日といえば仕事する日。土日はあっても繁忙期(3月~6月)ともなると、休みなく仕事ということも通常でした(言い訳ですが…)。
それでも、独立後は多少なりとも時間の使い方を工夫できる余地もあるので、それができるようになった点は大きな変化でした。
とはいえ、子育て(我が家の場合は+介助も含みますが)と仕事。どっちもやりたいといっても、むずかしさはあります。
父親(パパ)が仕事と子育てを両立させたいというとき、それを余計にむずかしくしてしまう「かもしれない」がありました。次のようなことです。
「チャンスを逃す」かもしれない
子育てに休みはありません。
それに「子育て」と一口にいっても、その範囲はそれぞれの家庭環境などによっても異なるものです。
たとえば、女性(ママ)の両親が近所にいるなどすれば、時間の使い方も工夫できる可能性はあります。
(我が家の場合は、同じ北海道内ではありますがちょっと遠いのむずかしいです)。
夜は一緒にいたい(あるいは一緒にいる必要がある)というのであれば、夜に予定を入れることはできなくなります。出張もできない可能性もあります。わたしもそうでした。
それで仕事のチャンスを失うことも何度かありました。
もちろん、夫婦間で分業体制を話し合っておき、仕事と家庭の最適化を図っておくのも1つのセオリーでしょう。
夫婦としてどのように子育てに関わっていきたいのか。そもそも論の部分ともいえます。
「売上が減る」かもしれない
生活時間や睡眠を削らないとすると、仕事に使える時間が減る可能性があります。。
タイムチャージの仕事でも、納品までに一定期間あるようなメニューだと、時間が足りなくなる可能性もあります。
あらかじめお断りしたほうが迷惑をかけずに済むかもしれません。
それに、仕事をこなす以前に、仕事を得るための種まき=営業、研究開発の時間も減るわけです。
営業のための時間、付き合いの時間も減る可能性はあるので、そうした仕事が減る可能性はあるでしょう。
「時間が足りなくなる」かもしれない
前述のように、子育てにも幅はあり、予め時間の見通しがつくものばかりではありません。
それだけに、単純に時間が足りなくなる可能性はあります。
「付き添い」と思われないためにも「二兎を追う」
子育ても仕事も両方大事にしたい。
そう考えるほど、「二兎追うものは一兎も得ず」にならないか?という不安な気持ちになるかもしれません。
ただ、仕事もやりたい以上は、仕事と子供との時間の二兎を追わなければなりませんし、「二兎追って二兎得る」は決して不可能なことではありません。
わたしの場合、次のような考え方でやれることはやっておくようにしています。
「仕事」を定義する
二兎追うことで「仕事のチャンスを逃すのでは?」という問いに自分なりの答えを出せることが大事です。
わたしは、たとえ仕事につながる可能性があったとしても、どんな仕事でも逃したくないというようには考えていません。
・夜の残業が前提
・出張が続く前提
・緊急ですぐ対応してほしい前提
子育てもしたいのに、それを犠牲にせざるを得ないようであれば、いくらほかの条件が良くてもチャンスとは言えません。
夜にしかアポイントがとれない、数日出張で家を留守にしなければならない、緊急であるがゆえに、土日もずっと張りつかないととうてい終わりそうもない、そういう仕事はチャンスと考えてはいけません。
そこを取り繕っていとしても、そのうちボロは出るでしょうし、そうなれば先方に迷惑をかけるだけです。
であれば、最初からオープンにしておいたほうが、お互いにとってプラスなはずです。
そのかわり、平日や土日も動けるときにはチャンスつかむべく何かしらの行動は必要です。わたし自身、そのことは常に自分に言い聞かせて強く意識しているところです。ネットもやっているのはその一環もあってのことです。
増やすべきは利益とお金
売上から経費を引いた残りが利益です。
売上だけを求めてもそこに意味はありません。
世の中、「売上」で語られることも多いのですが、一般論が当てはまらないことも多いわけです。
子育てと仕事のどっちもあきらめないのであれば、時間が足りなくなる可能性は高く、時間をかけて売上を増やすことには限界があります。
大事なのは「利益」を増やすこと。
利益が増えたのは売上が増えたからもいいわけですが、経費を減らして利益が増えても残るお金は増やせます。
その経費には、モノを買った代金だけではなく、移動時間のような時間コストも含めて利益を考える必要があります。
それに、会合に顔を出したり、打ち合せやいろいろ任される、期限がタイトで子育てに影響が出るとなっては、精神衛生上の利益は減ります。子育てもしたいということであれば、金額(お金)利益はたしかに大事ですが、メンタルも大事。金額だけが利益とも一概には言えません。
もちろん、売上も考えておく必要はあります。
「売上」=「単価」×「数量」という関係ですので、時間が増える「数量」には限りがあるので、「単価」を考えておく必要はあります。
子育て&仕事、二兎得るには二兎追わなければ実現する可能性はゼロなわけです。
「子育て」+「仕事」 の二兎を追うためには、「時間」+「利益(お金)」の二兎も大事です。
余白の時間
予定を減らしておくことも欠かせません。
効率化で時間短縮スキルを磨いておくことも必要なことかもしれませんが、予定が多くなれば仕事も増え、効率化どころではなくなってもしまいます。
子育ては時間はかかるものですし、予定の数が少ないほどやりやすいのはたしかです(減らせるまでにも時間は必要なわけですが)。
世の中、「取捨選択」や「どっちか一方を選ぶ」といった場面は多いもの。
「どっちも選ぶ」という発想もなかなか持ちにくい世の中でもあります。
ただ、両方を大事にしたければ、「どっちも」です。
選ばなければ、最初からなかったのと同じです。
今日は息子の学校へ迎えに行き、先生やクラスメイトの子供だちと話したり、夏休み中の話などもできました。
子育てには時間は必要ですし、そこに使える時間を増やすことができれば二兎追って二兎得ることも不可能ではないはずです。
わたしが毎日欠かさない時間管理は、そのためでもあります。
■編集後記
昨日はオフ。朝のタスクのあとは家族で買い物などでした。
■昨日の1日1新
・ファイルボックスワイド1/2(無印良品)
・ファイルボックススタンダード1/2(無印良品)
■息子(11歳)
昨日は夏休み30日目。ラストでした。
といっても、どこかに出かけるわけでもなく、Switchでゲーム(GARDEN OF BANBANⅡ)に夢中でしたが…。
夜はばあばとLINEビデオ通話を。

