「選択のパラドックス」。バリー・シュワルツさんという心理学者が提唱する考え方。
人は選択肢が多ければ多いほど幸福を感じるとよく言われますが、
選択肢が多ければ多いほど、選択することがストレスになってしまい、不幸になってしまうという考え方です。
もうすぐ子供たちの夏休みシーズン。
予定をそろそろ考えねばなりません。
遊園地、温泉、プールなどなど、いつも決めるのに悩みます(選択肢が多くて)。
ただ、去年からのコロナで、行けるところも限られ、それはそれで悩みどころです(選択肢は少ないですが)
選択肢が「多い」か「少ない」かで悩みどころも変わってくるものです。
プライベートと仕事の両面で「選択肢」について考えてみました。
コロナ渦での夏休み
コロナ以前は、当時息子が好きだったプラレール博(毎年夏休みにありました)や温泉宿、プール、遊園地など、
選択肢は色々ありました。
ところが、去年はプラレール博が中止、プールや遊園地も人数制限で営業自体はしていたものの自粛しました。
息子の好きな仮面ライダーなどの戦隊モノのヒーローショーも中止のため選択肢にすらあがりませんでした。
結局昨年は、「密にならなさそう」ということを条件に、温泉に行きました。
「蜜にならなそう」という条件では、海や公園という選択肢があったものの選択肢は少ないほう。
でも、悩みました。条件が条件ですので。
今年はどうか。正直、今年も「密にならなさそう」なところへ とは思っています。
戦隊モノのイベントももしかすると今年は中止ではないかもしれませんが。
ただ、息子(7歳3か月)は今も戦隊ものが好きなので、戦隊モノを楽しめる年頃。
できれば行かせてあげたいとも。
「選択肢が多いほど、人は不幸になる」と世間一般によく言われますが、
選択肢が限られるからといって不幸でない とも言えませんね。
仕事(独立後)
仕事、特に独立してからの選択肢。方向性とも言えます。
「やる仕事は多い(広い)に越したことはない」と考える人もいらっしゃるでしょうし、
それとは逆で「得意な分野に特化したほうがいい」と考える人もいるでしょう。
同業他社とは違う差別的な得意分野がある人は、その分野に特化することもできるのでしょうが、
監査法人あがりでの独立早々という場合は、千差万別。
以前参加したセミナーでは、監査法人退職後に独立、すぐに税理士登録して、創業支援(資金調達や法人化)
に特化している方もいらっしゃいました。
ただ、わたしの周りでは複数の分野ではじめは開業する人が多い印象です。
会計士の業務(監査の非常勤、会計支援、デューデリ etc)、税理士の業務(税務)どちらもやるといった感じでスタートし、まずは色々な分野をやってみる、そのあとに軌道修正する(特化するかしないか含め)人が多い印象です。
はじめから選択肢を狭める(特化する)方向性もありますが、わたしはあえて選択肢は多く持っておく(特化することはしない)方向性を考えています。独立後は軌道修正は自分の意思次第である意味自由にできるでしょうし、独立のメリットの一つだと思っています(軌道修正することは大変でしょうが、不可能ではないので)。
そんなことはない。むしろラッキーと思うように
「選択肢」。文字通り、いくつかの候補があって、どれかを選ぶもの。
選ばないのであればそれは選択肢とは呼べません。
「選択肢が多いと人は不幸になる」とは、選択肢が多い=不幸 ではなく、
選択肢が多い=選ぶのが難しい=不幸 という意味でしょう(わたしの解釈ですが)。
選ぶのが難しいからこそ、「調べる」「勉強する」という過程を踏む必要があるわけですから、
その過程があること=不幸 とは言えないでしょうし。
むしろ、「調べる」「勉強する」そういった機会を得られることをラッキーと思えるようになりたいと思っています。
■編集後記
今日は息子とお出かけしたり、両親のワクチン接種(2回目)を車で送迎したりと、ほぼずっと車を運転してました。
車の運転は好きなので全く苦になりませんが、車のエアコンの調子が悪く、社内が若干猛暑気味で夏バテ気味。
体調管理をしっかりしなければと痛感(車のエアコンも修理してもらわねば)。
■息子(7歳3か月)
今日は6時起き。仮面ライダージオウ(3年前のライダー)に再びハマり、動画をみています。
「グランドジオウ」のライドウォッチ(ベルトに装着するおもちゃ)を息子とのやり取りで買うことに。。
リサイクルショップに片っ端から電話し、運よく5店舗目で在庫のあるお店を発見。すぐ買いに行きました。
お会計する手前で3カ条のお約束(我が家あるある)をし、購入しました。
中古でしたが、以外と高く。。
■今日の甘い物
杵つき大福(生協)
■1日一新
開業費の集計