パソコンのスキルを磨くために捨ててもいいこと

愛用のパソコン - EOS RP(RF35mm f 2.0 1/60)
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日々使うパソコンであれば、そのスキルは磨きつづけていきたいところです。

ときとして、そのために捨てるべきこともあるかもしれません。

目次

会社員時代からの変化は早い

2000年4月に新卒で会社員になってから、会計士税理士として独立するまでの約20年。ずっと使ってきたアイテムがありました。

電卓です。

最初に会社勤めしたときは建築関係のしごとでした。三角形のカタチをした定規(三角スケール)と並ぶ必須アイテムが電卓でした。

電卓で平方根(ルート)計算して長さを計算するというように。それから会計士試験を受験をはじめるわけですが、電卓はここでも必須アイテム。その後、監査法人で勤めだしてからも、いつもそばには電卓がありました。

それくらい当時の環境では電卓を使うのは、いわば常識だったわけです。

ただ、それくらい常識だったはずの電卓。
独立1年目途中までは使っていましたが、そのうち使わなくなりました。

よくよく考えてみれば、便利なようでそうでもなかったわけです。

電卓のキーをたたき間違えると、また計算をやり直さなければならないですし、持ち運ぶにも荷物がかさばります。忘れたら忘れたで必要以上に焦るということも….。

パソコンがあればなおさら。計算しようと思えばExcelでできますから。

「電卓叩くの遅くない!?」は捨ててもいい

Excelで計算できるといっても、

・パソコンを起動してExcelを開くまでに時間がかかるんじゃ?
・電卓ならサッと計算できて早いし楽では?

と思われるかもしれませんし、実際言われたこともあります。


「電卓のほうが早くて楽」。たしかに一理あるかもしれません。

パソコンの起動に時間がかかり、Excelを開くまでに時間がかかるということであれば。

それに、電卓も人の手でキーを叩いて計算する以上、タッチミスはありえます。
またやり直すということもあるでしょう。いいようでそうでもありません(手も疲れますし…)。

電卓を置くスペースも必要ですし、そもそも電卓を使う場面は紙を使うというのが前提です。

紙で仕事をしなくなれば、そもそも電卓も必要ありません。
データを使って仕事するなら、そのパソコン(Excel)で計算しるでしょうし。

起動するまでに時間がかかるといっても、わたしはパソコンをシャットダウンしません。
パタンと閉じればスリープモード。それだけです。なので計算するまでに時間がかかるということはないわけです。

机のうえでも、持つ運ぶときでも、パタンと閉じれば問題ありません。
ときには再起動する必要はあってもシャットダウンで完全OFFにすることはありません。


Excelはすぐに開けるようにしていますし、計算や集計したいことがあればExcelのピボットテーブルなどを使えば工夫できる幅も広がります。

勤務時代。「電卓たたくの遅んじゃない?!」と言われたことがあります(たまに思い出します。今このブログを書きながらもまた思い出しました)。
ただ、逆に早くなくてよかったなぁと感じています。捨てても仕事はできますから。

もちろん、会計士試験では、

・左手で電卓をたたく(右ききの場合)
・早く電卓をたたく

ということも合格に近づくために必要かもしれませんが、電卓を早く叩けるかどうかは、スキルそのものではないわけのです(結局、そのセンスはないままですが…)。

そのいっぽうで、パソコンスキルというものはありますし、性能のいいパソコンに投資すれば効率をあげることはできます。

そう考えると、日々使うパソコンのスキルも、パソコン自体への投資もやるメリットはあるでしょう。

パソコンのスキルで欠かせないスキル

わたしが日々磨きつづけているパソコンスキルでとくに大切だなと考えていることは次の2つです。

ショートカットキー

キーボードのキーだけで操作できるショートカットキー。
Excelだけでなく、Google Chromeなどのブラウザでも使えるものです。

Excelのショートカットキーであれば、仕事しながら勉強することができますし、勤務時代にもちょいちょいやっていました。

日々のメモアプリとして使っているNotionもショートカットキーが便利です。
たとえば、「Ctrl + N」で新しいページを作成できますし、「ctrl + { 」で1つ戻る、「ctrl + } 」で1つ進む操作も。

パソコンにはお金はかかりますが、こうしたスキルにはお金はかかりません。
日々の仕事のなかで磨けますし、実践で使いやすいので効果も実感できるスキルです。

タッチタイピング

なんだかんだでパソコンの操作スピードは早いに越したことはありません。

それだけにタイピングのスピードは日々磨いておいて損はしません。

そういう思いもあって、タイピングは日々練習しています(e-typing)。

はじめた当初は指10本すべてを使うというスキルはなかったので、それに慣れる練習からはじめました。
ただ、バスケットのシュートを打つのと同じように、サボればすぐに鈍ります。


文章を書く機会はそれなりにありますし、ショートカットキーと同様、お金をかけずに練習できるのもタイピングスキル。磨いておくべきスキルですね(といいつつ、最近もサボり気味な自分の尻を叩いときます…)。


というわけで、日々使うパソコン。スキルは磨きつづけていきたいものです。
逆に電卓はかなり鈍ってるんでしょうけど。それはそれで問題ありません。

■編集後記
昨日はオフ。朝のタスクとブログを書いたあとはクリスマスケーキを買い、トリトンでお寿司を受け取り、じぶんの両親と食事を。
車で片道1時間程にあるケーキ屋さん。毎年買っています。今年もおいしくいただきました。

■息子(9歳)
ケーキ屋さんで「クリスマスケーキどれにする?」と聞くと、「この白くて大きいのがいい」というので、見てみると、大きさが8号で16,000円ほど。サイズが大きすぎるし高いね~ということで、6号を選んでもらいました(親の誘導で)。それから、じいじの家に行ってお寿司とケーキを。と思いきや、あまり食欲がないようで。
家に帰るとすぐベッドへ。もしかしてと熱を測ってみると、案の定熱が出ており…。クリスマスはお預けしてそのまま寝かせました(プレゼントはツリーに置き)。

■昨日の1日1新
・苺生チョコデコレーション(パティスリー YOSHI)

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