税理士や会計士で独立する場合、設備投資にどれだけお金が必要かは気になるところです。
モノを売るサービスでないため仕入れもかからず、お店を開業するのに比べるとそれほどかかりません。
実際、わたしの場合はほとんどお金はかかっていません。
ノートPC(スペック・選び方)
なんといってもPCは必須です。
仕事でいちばん使うものですし、PC1台で仕事の効率は左右されるといっても言い過ぎではないでしょう。
ここはケチらずにお金をかけるべき投資です。
メーカーによっては、10万円以下のコスパ重視のモデルもあったりしますが、
できればデザインや色、使い勝手は妥協せず、好みのものを選びましょう。
また、スペックも重視しておきたいところです。
仕事内容によっては、複数のファイルを同時に開いたり、動画や画像を編集して資料を作ることもあります。
CPUはIntelでいうところのCore i5かi7はほしいところです。
CPUには「第○世代」というものがあり、その世代によってはCore i5の方がi7より早い(ベンチマークスコア)ということもあります。第10世代、最新の第11世代のCPUは備えておきたいところです。
Intelより価格が低めなAMDのRyzenもおすすめです。
8GB・256MB、使い方によっては16GB・512MBもあれば困ることはほぼないはずです。
わたしの場合は、独立する前(独立を決めたとき)にDELLのInspironを購入しました。
AMD Ryzen5で8GB・256GBで7万円くらいでしたが、Office(Excelなど)や画像編集(ブログ用の写真など)は問題なく快適です。
今はThinkPad X1 Carbon G9をメインで使っていますが、
万が一の故障でPCが使えない(仕事ができない)リスクに備える意味でも、余裕があれば2台目にこういったコスパのよいPCを用意しておくのもおすすめです。
ソフトはあまり気にしない
ソフトで気になるところは、ExcelなどのOfficeです。
ダウンロード版もありますが、サブスクリクションのMicrosoft365の一択でしょう。
詳しくはこちらを参考にしていただければ。年間で1万円ちょっとです。
もうひとつソフトで気になるのが会計ソフトと税務ソフト。
Freee、MF(マネーフォワード)、弥生会計がメジャーですが、 まだまだダウンロード型を使っている会計事務所も一定数あるようです(わたしはクラウドを使っていますが年間2万円弱くらいです)。
ほとんど、無料で使えるお試し期間があるので、試しにいろいろと試しに使ってみてからでもいいでしょう。
税務ソフトは税理士会の名簿に名前が載るとうんざりするくらい営業電話やDMがきます。
無料で数アカウントを数年使えるソフトもあります(税目によりけりですが、年10万くらいみておけばいいようです)。
お客さま側の都合による部分もあるので、必要に応じて順次揃えていくような感覚で十分間に合います。
プリンタ・スキャナーはなくても困らない
プリンタは、用意したほうがいいと考えていましたが、今のところ必要ないです。
基本、データでやりとりしてますし、紙がどうしても必要(税理士会関係)という場合だけ、コンビニのネットプリントを利用しています。今のところプリンタが無くて困ったことはありません。
2022年1月から適用される電子帳簿保存法に対応するためにも紙は極力減らしたいものです。
一方でスキャナーは必要かどうか正直悩みどころです。
今のところ、スマホのスキャンアプリ(scanable)でこと足りていますし。
スキャナーでメジャーなscansnapをはじめ、続々と電子帳簿保存法に対応した新商品も出ていますし、
購入してやってみるというのもありかなと考えているところです。
ガジェットは早めに慣れておく
勤務時代と違って、独立するとガジェットの使い方も自由です。
無料で便利なものもたくさんあります。
こういった便利なものは、どんどん取り入れたいですね(興味がある限り)。
また、今回取り上げなかったサーバーやWordPressといったネット関連も独立前に取り入れておいたほうがいいでしょう。
(わたしは独立を決めたときに契約し、このブログやHP作成で使いはじめました)
慣れるまでは時間もかかるので、独立前から試しておくのがおすすめです。
■編集後記
今日は終日の外勤、移動中は読書と調べものを少し。
■息子(7歳7か月)
今日は朝から学校、放課後はそのままデイサービス。
お土産のイチゴのショートケーキをもくもくと食べてくれました。
さすがに疲れていたようで、夜はすぐ就寝。
■1日1新
・ガトーチョコケーキ(壼屋)
・TaskChuteCloud