クラウド会計を使っての確定申告で注意しておきたいポイント

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クラウド会計ソフトは便利ですが、あてにしすぎないことが大事です。

2022年の所得税の確定申告は今日(1月4日)から受付開始されてこともあり、今回はクラウド会計をもとに確定申告するときの注意点をまとめてみました。

目次

確定申告のベースとなるのは1年間の集計

2022年の所得税の確定申告は今日、2023年1月4日(水)から受付開始されました。
国税庁の確定申告書等作成コーナーであれば、2月を待たずとも提出することができます。

この確定申告のベースとなるのが決算書。
事業をやっていて、青色申告承認申請書を出していれば、貸借対照表と損益計算書をつくる必要があります。

そして、この貸借対照表と損益計算書をつくるためには、1年間(2022年1月1日~12月31日)の取引をすべて集計する必要があります。

つまり、
・12月末までにモノやサービスを提供しているが、まだ入金がない売上
・12月末までにモノやサービスの提供を受けたが、まだ支払っていない経費

のように、
実際にお金の受払いがないものも含めたすべての取引を集計する必要があるわけです。

この点、データ連携がウリ文句のクラウド会計ソフトであれば、預金やクレジットカードの取引は取引データを連携することができ、クレジットカードは取引日で連携されるので、入力という手間がないのです。

ただ、確定申告にあたっては、ほんとうに1年間の取引のすべてが取込まれているかはよくよく確認する必要があります。

クラウド会計を使って確定申告するときの注意したいポイント

クラウド会計ソフトを使っているからといって、すべての取引が漏れなく、かつ、正しく取込まれているとは限りません。
むしろ、漏れ、間違いはあると考えておくべきです。

わたしも年末にじぶんの数字をまとめたときに、ちょっとした漏れを修正しました。

クラウド会計で集計した貸借対照表や損益計算書は、確定申告のベースとなるものです。

なので、確定申告の前にクラウド会計のデータを確認するようにしましょう。

そのとき、注意して確認しておきたいポイントをまとめてみました。

未仕訳のデータはないか

クラウド会計に連携されるデータは、そのままでは未仕訳、
つまり、1年間の取引として何ら集計されていない状態です。

まずはこの未仕訳がゼロであることを確認しましょう。

まだ連携されていないデータはないか

国税庁の確定申告書等作成コーナーであれば、2月16日からの確定申告期間まで待たなくても申告することができます。

もちろん、いつ申告するかは人それぞれです。

2月16日以降に申告する方もいらっしゃれば、申告期限ギリギリという方もいらっしゃいます。
数字が確定さえすれば、さっさと済ませたいという方もいらっしゃいます。

ただ、1月のはじめの時期だと、データの連携がこれからという場合もあります。
たとえば、データの連携元の締日など。
こういった事情でどうしても連携されるまでタイムラグがあることも。

わたしも今回の年末年始で、預金データが銀行側の都合(システム改修)で連携されていないということがありました。
幸い今日になって連携が再開されましたが。

もし、連携されていない取引があっても12月末までで集計に含めるべきものは、反映させましょう。

そのいっぽうで、連携し集計に含めているにも関わらず、Excelインポートや手入力で反映しているものがあれば、それは二重に取込んでしまっている(ダブってる)状態です。
そういったものがないかも確認しておきましょう。

「仕訳対象外」にしてしまってないか

預金の12月末残高が合わなかったり、クレジットカードの未払残高が合わなかったりするときによくあるのが、この「仕訳対象外」にしてしまっていることだったりします。

「仕訳対象外」とは、ざっくりいえば、クラウド会計側にデータは連携されてるけど、会計データには反映させないというものです。

たとえば「amazon」と「楽天カード」を連携していたとすると、
消耗品費 100 / amazon  100
amazon  100 / 楽天カード 100
となり、便宜上の科目「amazon」は貸方100、借方100でゼロ(消えます)。

ところが、仮に楽天カードを「仕訳対象外」としてしまうと、本来ゼロになるはずの「amazon」が貸方100残ってしまい、残高がおかしいとなるわけです。

マネーフォワードの場合は、
[データ連携]→[登録済一覧]画面で[明細一覧]の「閲覧」をクリックし、「ステータス」で「対象外」を選択すれば確認できます。

ブラウザで開いたクラウド会計の画面ではなく、会計データをエクスポートしたExcelでこういったものがないかも確認してみましょう。

クラウド会計をあてにしすぎない

クラウド会計は、データ連携ができて入力の手間だけでいえば確かに効率的です。

ただ、あてにしすぎてしまうと思わぬ落とし穴もあり得るものです。

待ったとしてもいつ連携されるかもわかりませんし、待っていればその分確定申告も後手に回わってしまいます。

年が明ければ、新たにやるべきことはやらねばなりませんし、やりたいことも進めていきたいはずです。
確定申告はすでに終わった過去のことですし、さっさと終わらせたいもの(待っていても数字は動きません)。

クラウド会計は、数字の集計を楽にはしてくれるけど、それ以上でもそれ以下でもない。
そのくらいの割り切りをもって、あてにしすぎず、あとはじぶんでやる。そのくらいの距離感で付き合っておくのがおすすめです。

■編集後記
今日は朝タスクのあと、雪かきをして、妻の実家から車で移動。
多少吹雪でしたが無事に帰ることができました。
午後は月次の家計簿とじぶんの確定申告を。

■息子(8歳9ヶ月)
妻の実家で大好きなばあばにたくさん遊んでもらい満足したようです。
「今日こそ帰るよ」と言ったら「なんでだよ~!」と反論しましたが。
「また近いうちに今度はばあばが遊びに行くよ」との一言で、それ以上の反論はなく、おとなしくしてくれました。
ばあば、さすがです。

■1日1新
・パティスリーフルタのオムレツフレール

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