独立後の安定とは。こころの安定を目指すためにやっていること。

改装工事の風景(北海道庁)
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仕事が安定する、収入が安定するということばを見聞きしています。

ただ、独立後は「安定」とはそれぞれです。
わたしが考える安定についてまとめてみました。

目次

どのくらいいけば収入が安定するといえるのか

独立後は、給料という安定した収入はなくなります。

給料であれば、毎月決まった日に、ほぼ決まったお金が振り込まれます(+αの残業代も)。


ところが、独立後はこれがありません。

引き継いだり、紹介してもらうようなことがなければ、基本ゼロからのスタートです。


独立したての頃は、それこそ収入がなくなるという不安を和らげたい一心でした。

それからどうにかこうにか、毎月の収入は食べていける程度にはなりました。

ただ、だからといって、不安がなくなったかといえば、そんなことはありません。


毎月の収入がもし倍になったとしても、不安はなくなりません。


収入が安定することが大事ともいわれますが、はたしてどのくらいの収入までいけば安定なのかも正直わかりませんし。

「収入が2倍なら安定か?」といわれても、不安はなくならないでしょうし、
「じゃあ、3倍なら?」でも同じです。


収入はどこまでいけたとしても安定することはないし不安もなくならない。
こんなふうに考えてはいます。

もしかすると、ネガティブにとらえられるかもしれませんが、こんな考えでもいいと割り切ってます。


それよりも、独立後の安定を考えるうえで、もっと大事にしていることがあります。

どの方向性を望むか

同じひとりしごと、フリーランスであっても、方向性はそれぞれです。

たとえば、売上を最優先に追い求める方向性だとどうでしょうか。

おそらく売上をあげるためには数を増やすことは避けられないでしょうし、そうなれば1日の大半を仕事で埋めつくさなければならないはずです。

土日も祝日も仕事、さらに繁忙期ということもあり得ます。

そうなれば、じぶんの時間をもつことは難しくなり、こころが疲弊してしまいます。

読書や趣味、新しいことを試すこともできないでしょう。

家族との時間もそうです。

遊びに行く、病院に付き添うといっても、断らざるを得ない。

仮に「パパは忙しそうだから、そっとしておいてあげようね」
などと妻に気を使わせてしまうようなことがあっては、元も子もありません。


学生時代やっていたバスケでフリースローを連続で20本成功したことがありますが、シュートが入るたびに「次は落とすかも・・・」と不安になったのを覚えています。

安定しているように見えて実は不安と隣り合わせということもあるわけで。

いくら安定していても、それに甘んじてしまえば、刀は錆びつき、成長はそこでストップしてしまいます。

これもまた不安です。


結局のところ、どちらにしたって不安はなくならないものです。

こころの安定のためにやっていること

どの方向性であったとしても、不安がゼロになることはありません。

そして、収入を安定させることは難しいわけですが、こころを安定させることはできなくはありません。

むしろ、時間を理由に独立したのであれば、目指したいもの。

失敗や凹むこともあるわけですが、低反発クッションのように早めに起きあがりたいわけで。

そのためにやっていることがあります。

お金のチェック

生きていくうえでの不安要素のひとつは今も昔もお金であることに変わりありません。

お金が湯水のように湧き出れば別かもしれませんが、お金はあってもなくても不安なものです。
ない場合は不安でしかありません。

新しいことにチャレンジする、環境を変えるために投資する、勉強するにしてもお金はかかります。

そのためには、日々お金をチェックすることが欠かせません。

チェックすることでじぶんの現在地がわかります。

現在地がわかっていれば、あとどれくらい売上が減っても大丈夫か予測をたてられますし、予測がたてられれば動きようがあります。

もし現在地がわからなければ怖くて不安どころじゃありません。

お金のチェックをすることで、こころの安定を保つことができます。

数を求めすぎない

数を求めすぎないというと、「やる気ないの?」「もっと働けば?」と思われるかもしれません。

ただ、前述したように数で安定しようとすると、その分じぶんの時間を失います。

わたしなりのじぶんの時間とは、中長期的なこと、スキルを磨く(つくる)、内省、そして家族の時間を含むものです。

この時間を失うことこそ不安です(もちろん、方向性によりけりでわたしがこう考えてるだけですが)。

数が増えれば増えるほど、絶対的な仕事量はおのずと増えてしまいます(メールのやりとりなど)。
そして、量が多ければ間違いやトラブルの発生可能性も高まります。
それに対処するための時間もないとなると不安以上に恐怖です。

数を求めすぎずこうした時間を確保することで、こころの安定を保つように努力しています。

読む・書く

以外といわれるのが、読むことと書くことです。

読むこととは、書籍やKindle本での読書です。
とくにKindle Unlimitedは月980円で読み放題なので、いろんなジャンルの本に触れています。

仕事柄、会計や税金のジャンルに偏りがちですが、いろんなジャンルの本に触れることで、こころを安定にできています。

そして書くこと。
このブログや事務所HPの記事、朝のタスクとして毎朝書いている短文日記です。あとNotionのメモもそうです。

書くことといっても、その工程は意外とやることはあります。
ネタ出し、構成、整理、文脈(言いまわし)、写真を撮る、写真、表や図をつくるなど。

書くことで、じぶんの考えを客観的に知ることにつながります。
じぶんで書いた文章を見ることで、じぶんで気づいてなかった気付きもあり、こころを安定させるメリットがあると感じています。


独立後は売上の安定、仕事の安定を感じることは難しいですが、こころの安定は感じることができます。

とくに時間を理由に独立した方、しようと考えている方の参考になればうれしいです。

■編集後記
今日は朝のタスク、会計士業で外出でした。
暖かくなってきたので、真冬用のダウンジャケット→春用に衣替え。

■息子(8歳11ヶ月)
好きなおやつはいろいろありますが、定番はポテチ(コンソメ味)とするめ。
今日も夕食後に「ポテチちょーだい」「するめ食わせろ~」と(あげました。。)

■1日1新
・甘酸っぱいイチゴオレ BOSS
・とある書店

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