「覚える」から「記録する」へ。Notionを使っていったん忘れるという習慣

「おっ!」と感じた瞬間の写真
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独立してから変わったのが「覚える」ことへのこだわりがあります。

頭の中に記憶して覚えることが少なくなりました。
そのかわりやっているのは、メモという「記録」です。

目次

暗記に抵抗があったから

多くの試験では暗記がつきもの。

テキストを開いて受験するなんてことは多くの試験ではできないでしょう。

それだけに「これでもかっ!」というくらい、たくさん暗記しなければなりません。

わたしでいうと、公認会計士試験の受験があります。

必須科目の会社法は条文を読み込んだりと、それなりに暗記は必要で、短答式と論文式の2つの試験で覚えたことを頭の中の引き出しから取り出して回答しないとなりません。

本番では試験用の六法は配られはしましたが、時間的に見ている余裕などありませんでした。

受験をはじめるときは、それこそ「公認会計士と税理士、どっちに進む?」という迷いもあったわけですが。
暗記に抵抗感があったわたしとしては、暗記の要素が多そうな税理士試験は向いてないという理由もあって、結果的に公認会計士試験を選んだわけです。

「覚える」から「忘れてみる」へ

試験では「覚える」ことが必要だったわけですが、仕事だと「覚える」ってことはそれほど多いわけではありません(わたしの場合は)。

はじめてのこと、わからないことがあれば、本やネットで調べることもできます。
調べたことを覚えたからといって、そのこと自体でお客様の満足にはつながらないでしょう。

日々の仕事や仕事以外の時間を過ごしていれば、「おっ!」と感じたり「あっ!これやっとかないと」ということは出てきます。

こうしたことを「覚えとかなきゃ」と記憶に頼るのには限界があります。
ずっと記憶してられるのならラクかもしれませんが、翌日や数日ならまだしも、1か月、3か月・・・・(わたしはムリです)。

翌日なら覚えられるからといって、覚えておこうとするのも、なんだかモヤモヤします。
「覚えたから大丈夫!よし次!」とはなかなかいきません(わたしの場合は)。

そんなわけで、「おっ!」と感じたり「これは・・・」ということが出てきたらすぐメモ(記録)するようにしています。

「メモしたから忘れて大丈夫!よし次!」方がしっくりきます。

ただ、どこにメモするかで、これまで試行錯誤してきました。

独立前は。ダイヤリーやシステム手帳、フランクリンプランナーなどの手書きのメモ。
そして独立後は、パソコンとスマホで同期できるEvernote、今はNotionという具合です。

「おっ!」という思いついたことを記録するには、”サッと”できるかどうかが大前提です。

NotionでもEvernoteのようにFast Notionで音声入力すると”サッと”メモできて便利です。

日々記録したメモは、いったん「Inbox」に自動で保存するように設定し、そこからデータベースという別の場所で一覧表示されるようにしています。

[プロパティ]から「タグ」を設定することもできますし、テーブルビューで表示すると、リスト表示したいタグだけを抽出できます。

思いついたことを失わない

思いつきは、いつ・なんどきやってくるかはわかりません。

その瞬間の写真を撮ることもありますが、テキストのメモの方が回数としては多いです。

外出先や移動中だとスマホのNotionでメモすれば、時間にして10秒~20秒ほど。

サッと記録すれば、あえて忘れることもできます。
NotionのInboxを見れば済むわけですから。

「メモしたからとりあえず忘れちゃって大丈夫」。
そんな習慣もおすすめです。

■編集後記
今日は朝タスクと会計士業のオンライン打ち合せ、午後は所用で外出。
仕事でもつかえるようなカジュアル目のシューズと白シャツの買い物も。
海外からの観光客が戻ってきたためか、札幌駅エリアもけっこうな盛況ぶりでした。

■息子(9歳)
今日は6時間受業のあとはデイサービスと息子なりの盛だくさんの日。
いつもはだいたいお風呂に一緒に入ってから、遊ぶのですが今日はさすがに限界だったようで。早めに就寝しました。

■昨日の1日1新
・リッチリザルトテスト

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