CanonのEOS RPをオンラインカメラとして使う場合、充電ができずにバッテリーの残量不足で途中で切れてしまう可能性もあります。
その解決策についてやってみたことをまとめてみました。
RPをオンラインカメラとして使うには?
RPをZoomなどのオンラインカメラとして使うためには、USB-Cケーブルが必要になります。
CanonのHPからEOS Webcam Utilityをダウンロード(Windows/Mac)し、
Zoomを起動して、[カメラを選択]から「EOS Webcam Utility」を選びます。
そして、カメラとパソコンを繋なぐUSBケーブル(USB-C to USB-A)のUSB-A側をパソコンに繋ぎ、
カメラ側で次のように設定します。
・[Menu]→「2」→「エコモード」→「切」
・[Menu]→「2」→「節電」→「ディスプレイオフ」→ 長めの時間に設定(最長で30分)
・[Menu]→「2」→「節電」→「オートパワーオフ」→ 「しない」
「ディスプレイオフ」の設定時間がくるとディスプレイに表示されなくなりますが、ピントを合わせるときと同じようにシャッターボタンを軽く押すと、また映るようになります。
なので長めに設定しておくといいかと。最も短かくて30秒、1分や3分というのも選べますが、短すぎると面倒になるかもしれません。
で、USB-C側をカメラに繋ぐと、
Zoomにカメラの映像を出せるようになります。
ただ、RPをオンラインカメラとして長時間使いたい場合には問題点もあります。
RPをオンライン用のWebカメラとして使う場合の問題点
RPをオンライン用のWebカメラとして使う場合、バッテリーは減っていきます。
わたしが以前使っていたのは、EpocCAMというスマホアプリ。これだとスマホを充電しながら撮影できていたのですが、RPの場合はそれができません。
給電しながら撮影するということができないのです(このあたりはカメラのメーカーや機種によっても違ってきます)。
で、RPの場合、給電、つまりパソコンのように、本体を使いながら電気を本体に送り込むということができないのです。
バッテリーの充電はできますが、充電しながらカメラを使うこともできません。
充電するにはカメラの電源をオフにしなければならないのです。
100%バッテリーが充電されていれば、2時間程度?は持つはずですが、それでもバッテリーのメーターが減っていくことに一抹の不安を覚える方もいらっしゃるかと。
100%フル充電していない状態でオンライン用のカメラとして使い始めれば、途中で切れてしまう可能性もあります。
予備のバッテリーを複数用意しておき、途中でバッテリーを交換するという手も無くはありませんが、そこをどう考えるか。
少なくとも、途中で映像が途切れてしまうことに変わりはなく、この方法はやめました。
Canonの純正バッテリーパックも安くはありませんし。
Canon |アクセサリー|バッテリーパックLP-E17
そこで、その解決策として使いたいのが、給電しながら撮影できるようにするアイテムを使うという方法です。
解決策はDCカプラーとACアダプター
RPの場合、カメラ本体の底からバッテリーを出し入れします。
ここに、バッテリーではなく、DCカプラーというアクセサリを差し込むというのが今回の解決策になります。
DCカプラーは、バッテリーの形をした中継器のようなもの。
Canon|アクセサリー|DCカプラーDR-E18
これと電源に差し込むACアダプター(別売り)とを繋いで、RPに給電します。
Canon|アクセサリー|ACアダプター AC-E6N
どちらも互換品は出ていますが、カメラ本体に電源を供給するわけなので、そのあたりをどう考えるかで選んだ方がいいでしょうね。
で、左がACアダプター、右がDCカプラー。
これを、電源 → ACアダプター → DCカプラー → RP というように繋ぎます。
RPのここに、
DCカプラーを差し込めば、
この状態で、カメラに給電をしながら撮影することができます。電源のマークのところがフル充電の状態になっているのがわかるかと。
ちなみに、DCカプラーを差し込んだあとフタを閉じなければ給電されず映像も出ませんのでご注意を(私の場合だけかもしれませんけど…)。
充電済みのバッテリーを消費しているというわけではなく、電源に差し込んでいるACアダプターから電源をとっているので、充電ではなく給電。ACカプラーはその仲介役というイメージです。
ひとまず、電源からRPに直接給電しているので、少なくとも途中でバッテリー切れで使えなくなるという心配はなくなります。
オンライン用にRPを使えるようにするには、バッテリー対策も必要です。
参考にしていただければ。
■編集後記
昨日は朝のタスクなどの習慣以外はオフ。午後はわたしの親の予定に付き添いを車で。
道路状況は最悪で狭い道は運転しにくかったですが、なんとか…。
■息子(9歳)
Youtubeチャンネルにニュース実況をやってみたいという息子(そういう動画を見つけたようで)。
昨日はひとりで動画をつくって練習してました。
動画の数を見せてもらうと、その数20本以上…(1本あたり2分前後の動画で)。
どうやら、撮る→やり直す を繰り返しているうちにその本数になったようで。
こういう姿勢、見習わないとならないなぁと。刺激をもらいました。
■昨日の1日1新
・とある高齢者施設の見学