独立当初は予定が埋まっていた方が安心できると考えるかもしれません。
ただ、埋まっているからこその不安はあるだろうという考えています。
予定が埋まれば安心できる?
仕事をしていれば予定は埋まっていきます。
それはそれで良いことなのかもしれません。
ただ、どこまで予定が必要なのかは考えておきたいところです。
独立当初、ひと足先に独立していた知人が「土日も予定は埋まってるよ」と言っていたのを聞いて、「すごいなぁ」などと感じていました。
でも、今はそうは思いません。
仕事で予定がびっしりと埋まってしまえば不安にも感じるからです。
予定が埋まっているから安心とは考えていない理由
仕事で予定がびっしり埋まってしまうと安心できません。
逆に不安になります。
やりたいことができなくなる不安
まず、仕事でびっしり予定が埋まると、やりたい仕事ができなくなります。
スポットの仕事、新しい(はじめての)仕事、やりたい仕事が目の前にあったとしても、お断りせざるを得なくなります。
やるとしても夜の空いている時間を使わないとならない可能性が高いです。
そうなれば、1日中仕事に追われることにもなるでしょう。
予定が空いていれば、その余白の時間を使うことができます。
目の前に現れたやりたい仕事を逃さないためには、それを予定に組み込めるだけの余白は必要です。
予定が埋まっていなければ、やりたい仕事の依頼を頂いたときに予定を合わせやすくもなります。
そのために、予定をネット上に出しています。Googleカレンダーで(今月はやや予定多めではありますが)。
ブログなどの発信もやりたい仕事の1つですが、予定がびっしり埋まってしまうと、できなくなる可能性が高いです。
逆に予定に余白があることで、やりたくない仕事も受けてしまう可能性もあるかもしれません。「予定もないし…」という理由で。
ただ、どうしてもやりたくない仕事であれば、あえてお断りするという選択も不可能ではありません。
せっかく余白の予定を持てていたとしても、望まない仕事まで受けてしまえば、すぐに予定を埋めてしまうことにもなります。
予定をびっしり埋めることは、余白という余力を持てないだけに不安になりますし、逆に余白の予定を持てていたとしても、油断はできません。
じぶんのための時間がもてなくなる不安
仕事をこなしたり、打ち合せなどで予定を埋めてしまうと、じぶんのための時間がもてなくなります。
・遊び
・勉強
・家族と過ごす
・気力と体力の回復
会計士だと多くの場合、4月~5月(税理士だと12月~3月)が繁忙期と呼ばれる時期。
ほぼ毎日が1日中仕事に追われがちな時期です。
少なくとも2~3か月くらいは、じぶんのための時間が持てなくなる、あるいは削る必要があります。
で、繁忙期が終わった脱力感で反動も起きやすいです。
体調を崩してしまえば、じぶんの代わりは誰もいないわけで、元も子もありませんし。
この時期をなんとか死守しなければなりません。
とくに2月や3月は、息子の誕生日などのイベントもありますし、仕事で埋めてしまうとその時間がもてなくなります。
そうならないようにするために、先に予定を埋めてしまいます(5月はそうもいってられない現状ですが…)。
ある意味、仕事よりも優先順位高めです。
予定を埋めないためコツ
予定をびっしり埋めない、余白の予定をもつ。とはいえ、カンタンにもいきません。
余白を持つためには、勇気も覚悟も必要です。
そのためにも、数を追い求めないことも必要です。
数をこなそうとすると、予定の数も比例して増えてしまいます。
登場人物が増えれば、やりとりする回数も増えますし、人に会うにしても移動が伴えば時間をそれだけ多く使うことにもなります。
予定を減らすということを考えると、人を会う回数も減らしていく必要はありますし、値付けも大事になってきます。
・安売りしない
・安請け合いしない
・やりたい事の予定を先に埋めておく
・予定に余白があっても不安材料とは思わない
やりたいこと、新しいことをやるにも余白があってこそできることです。
余白がないとチャンスを逃してしまうかもしれません。
独立後は予定に余白があることを気にしすぎないようにしましょう。
■編集後記
昨日は朝のタスクなどの習慣以外はオフ。少し風邪気味のような感覚もあったので外出せずに家で過ごしました(息子→妻と続いていたので、同じ症状なのかもしれませんが…)。息子と少し遊んだりも。
■息子(9歳)
昨日もお家でHuluを見て過ごしました。仮面ライダーゼロ1の続を。
今のところベルトを欲しがる様子はなく(ちょっとだけ安心)。
■1日1新
・とある申込み