仕事を続けていくなら、税金を払う痛手とはうまく付き合っていくことも必要です。
その付き合い方としてやっていることもあったりします。
まとまった出費は痛い
独立後は、給料のように毎月定額の安定収入があるわけでもありません。
売上がドンと増える月もあれば、凹む月もあり、お金が増えてきたと思っても、油断はできません。
お金がなくなると仕事を続けていくことはできないわけで、お金の残高がガクンと減るような出費は、必要性があるものや本当に欲しいモノ、サービスなどにとどめたいものです。
それでも、それとは関係なくお金がガクンと減るタイミングというのはあります。税金の支払いで。
税金は仕事を続けていく以上は、払う必要のある出費。
わたしの会社では今年の8月にはじめて税金を払い、お金の残高は減りました。
個人事業のほうでも9月は個人事業税の1回目を払い、プライベートの税金もあります。
払うタイミングによって特定の月に重なることもあり、そんなときには「減るのは一瞬だよなぁ…」などと、ヒシヒシを痛みを感じます(決してわたしに限った話でもないかと)。
ただ、仕事を続けていく以上は避けられません。
ストレートネックの痛みはケアしつつ、うまく付き合っていかなければならない。税金も似たようなものかなと。
避けられない痛みとうまく付き合っていくには
ぎっくり腰のように突然やってくる痛みというのもあるわけですが、税金の痛みは、いつやってくるかはわかります。
所得税のように年1回(1月~3月)のタイミングもあれば、住民税や固定資産税、個人事業税のように年に数回という税金もあります。
月末が平日ともなると、毎月何かしらの税金を払っていることもあり得る話です(ほかにも社会保険などもありますし)。
タイミングを把握しておくことで、痛みの感じ方も変わってきます(多少は)。
タイミングに加えて、金額を予測しておくことができると、痛みを和らげることにはつながります(多少は)。
その予測のためにやっておきたいのは、毎月利益の計算したうえで、決算時の利益を予測する、その予測値で税金を試算してみるといったことです。
あとはすでに払った税金の実績を予測値に使うということも1つの予測の仕方です。
去年の納税通知書などを確認してExcelの1つのシートに時系列でまとめておくのもおすすめです。
タイミングを念頭においておき、いくらくらいになりそうかを予測しておく。
そのうえで、お金が残しつつ節税につながることにお金を回していくことを考えてみるといいでしょう(iDecoや小規模企業共済、経営セーフティ共済といったものです)。
ここでイメージしておきたいのは、現実的な範囲でお金を回すということ。
節税になるからといって多額の投資に回しても、手元のお金が減りすぎてしまっては資金繰りがつらくなってしまいますから、ここは慎重に検討しておきたいところです。
税金の痛手に慣れていく
仕事を続けていく以上は、税金という痛手は避けられず、慣れていくことは必要です。
お金を増やしていくことを考えると、利益は出していかなければなりませんから。
所得税(法人は法人税)や住民税、事業税のような利益に対してかかる税金を負担したうえで、手元のお金を増やしていく。つまり、お金を増やしていくためには、利益を増やして税金を払っていかなくてはならないわけで。
会社ならだいたい30%、単純計算で70%は残るわけですから、そう考えると税金はお金を増やしていくための必要コストとも言えるでしょう。
運転資金でなくなってしまわないように、そのコスト分は別に管理しておくなどの対策も必要なことかと。
仕事を続けていく前提なら税金も払っていくことが前提。
どうせ払うものであれば、「払わされる感」で払っていくより、「払っておいた感」で済ませておきたいもの。
ざっくりであってもいくらくらいの税金がかかるのかは予測しつつ、予測に照らし合わせた節税をしつつ、お金を増やしていくために利益を求めて仕事を続けていく。そんなスタンスを持っておきたいものです。
避けられない痛みとはうまく付き合いつつ、気持ちの持ち方を軽くする工夫はやっておきたいところです。
■編集後記
昨日は朝の習慣のあとは息子の登校に付き添い、交代された先生に挨拶など。その後自宅へ戻って会計士業、HPのカスタマイズを少し。午後からは息子の病院に付き添い、途中にブログでした。帰りは近所のレストランで夕食を済ませて帰りました。
■息子(10歳)
学校の環境が変わって、以前より疲れて帰ってきます。昨日も病院へ向かう車の中でぐっすり(けっこう深く寝ました)。病院の先生とは小学校卒業後の進学先などの相談もできて、徐々に方向性が見えてきました。
■昨日の1日1新
・とあること