ひとりで仕事していくことを選ぶなら「こだわり」と「受け入れ」は必要

一羽で漂う海鳥 - - by Canon RP(RF35mm f 2.0 1/80 ISO 100)
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独立後、ひとりで仕事していきたいと考えるなら、ひとりのメリットにこだわりつつ、デメリットを受け入れることは必要です。

その考え方についてまとめてみました。

目次

なぜひとりを選ぶのか

独立して4年目になりますが、ひとりで仕事することを選んでいます。
人を雇ったことはなく、そのつもりもありません(今のところ)。

もし雇っていたとすると、
・仕事をお願いする
・勤怠の管理をする
・仕事を教える
・モチベーションややりがいを感じてもらう工夫
・事務所の環境を整える

といったことは必要になるでしょう。


で、その適性がじぶんにあるのかどうか。

その答えは「ないでしょ」というのが今も変わらない考えです。

ただ、雇わないからこその覚悟と工夫は必要です。

そのために意識していることはあります。

雇わない代わりにやっておくべきこと

雇わない覚悟が定まると、おのずと頼れるマンパワーはじぶんだけです。外注もしないという限りでは。

そうなると、ひとりであらゆることをこなしていく必要があるわけで、仕事の物量を増やすことには限界があります。

その前提をまずは覚悟することが必要です。

ここがブレてしまうと、

・残業ありき
・睡眠時間を削る
・目の前の仕事をこなすことで精いっぱい
・他のやりたいことに時間が使えない

といったループに身を置くことになる確率は高いでしょう。

もちろん、たくさんの仕事をこなせば売上は増えるでしょうが、そもそもひとりを覚悟した時点で限界はあります。
仕事の精度、品質というのも大事にしたいですし、そこを犠牲にして増やす方向に舵を切るかどうかです。

限界がどのあたりかは、人それぞれなわけですが、じぶんが想定している以上に限界はすぐにやってくるものです。
過信せず、ちょっと控えめくらいにイメージしておいたほうがちょうどいいということはよくある話ですし。


パソコンや効率化のためのスキルを高めていき、限界ラインを底上げすることもできなくはないのでしょうが、絶対的な物量を前にしては、やはり限界はあるでしょう。

もちろん、そのスキルを底上げしていくことは必須なわけですが。


雇うとなると、

・採用するコスト
・教えるコスト
・給料と賞与

などがかかり、そのコストには時間も含まれます。

裏を返せば、
・雇わない=そのコストがかからない

わけですから、その浮いたお金と時間を「ひとり」を選ぶことに投資していくことは必要です。

例えば、パソコンのように日々使う仕事道具に投資するといったことです。

・性能
・愛着がもてる
・モチベーションにつながる

ひとりを選ぶということは、じぶんにつながることへ投資できるとも言えるものです。

雇うことへの適性があるのか

わたし自身、人を雇うことへの適性はないということは前述のとおりです。

その代わり、ひとりであることに孤独を感じたことはありません(今のところは…)。

パソコンのスキルを磨くことも好きですし、じぶんで仕組みを設計しカタチにすることも好きな仕事です。
ブログのような「書く」ことも好きな仕事です。

仕事量を増やすと、こうしたことにじっくり時間を使えなくなりますし、「○○の仕事は好きだなぁ」などと感じる余力ももてなかったはずです。

確かに、コストをかければ雇うことはできるかもしれませんが、その雇った人もいつかは辞めてしまうでしょう。そうなると、また雇うことからはじまり、仕事を教え、やりがいをもってもらえるように工夫することは必要です。


拡大を目指すのであれば、必要なコストでしょうけど、そうでなければ、どこにコストをかけていきたいのかは考えておきたいところです。

「ひとり」は、じぶんなりのやり方を工夫して、お客様のほうを向いておけばいいわけですし、反対する人もいません。

雇わない覚悟と工夫が必要だということは、ひとりのメリットにこだわる、デメリットを受け入れるということにもつながるものです。


■編集後記
昨日は朝の習慣のあとは外出で会計士業を中心に。夕方は入院中の親戚のお見舞いに。久しぶりに会うことができて行って懐かしさもありましたが、会えて本当に良かったなと。

■息子(10歳)
学校側の事情でクラス編成が変わっています。ただ、ちょっと思うところがあったので、連絡帳につたのない意見を書きました(「親としての」というていで。結果、学校側で再度検討してもらえることになり、書いて良かったなと。学校側にも感謝です。

■昨日の1日1新
・とある病院で面会
・とあること


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