自分の経理のやり方を、そのままお伝えする

  • URLをコピーしました!

※会計ソフト – by iPhone

まだ見ぬお客様に自分を知っていただく方法のひとつとして、自分自身がやっていることをそのままお伝えするというやり方があります。

経理もその1つで、会計士・税理士としてだけではなく、ひとりのフリーランス・法人を自分で運営している立場も踏まえてお伝えするようにしています。

目次

会計ソフトでどこまでを登録するか

会計ソフトはいろいろありますが、これから事業をはじめる方には基本、マネーフォワードかfreeeをおすすめしています。

弥生会計などもありますが、クラウド会計のメジャーどころとしては、この2つが多いですし、何より、自分が実際に使っているので、そのまま題材としてお伝えできることが大きな理由です。

会計ソフトには機能がたくさんありますが、使わなくてもいい機能もあります。

たとえば、取引先を登録できる機能です。

「取引先」は使わない

取引先の情報は、会計データに残しておく必要があります。

その理由は、入金や支払いが本当に契約なり、合意に基づいて経理されているのか、あとで第三者が検証できるようにしておく必要があるからです。

第三者とは、銀行かもしれませんし、税務署かもしれません。財務調査が必要になればその調査をする専門家(弁護士、会計士や税理士など)かもしれません。

そういうときに取引先の情報がどこにもないと、後々めんどうなことになるからです。

とはいいつつも、わたしは会計ソフトの取引先情報になんでもかんでも登録することはやっていません。 登録しているのは、売掛金と未払金(債権と債務に相当する科目)だけです。

売上や経費科目については、仕訳帳でいう『摘要』欄の冒頭に取引先名を入れるだけにしています。

売上や経費(損益計算書の科目)では、取引の属性別に内訳を集計してチェックしやすくするためです。

売上であれば、会計士業の監査報酬、税理士業の顧問料、スポット相談料。経費であれば、会議費のような費目別で属性がわかるようにしておいたほうが都合がいいからです。

マネーフォワードでは、タグで登録する手もありますが、おすすめしていませんし、わたしもやらないようにしています。 タグ登録は必須というものではありませんし、必須でないものを使い始めて最初はちゃんと登録していても、あとから面倒になって登録しなくなってしまったほうが、逆に不規則になってしまうからです。

売上なら売掛金で登録している取引先で分析することはできますし、エクスポートした仕訳帳データをExcelで加工する前提では、摘要欄で抽出することでも分析することはできます。

経費であれば、そもそも支払先別に集計する必要性はありません(仕事に必要な本をA書店で買っても、B書店で買っても、本代は本代ですから)。

取引先の設定では、取引先のインボイスのT番号を入力する欄があります(この画面はマネーフォワードの場合)。

ただ、これも別にやらなくてもいいものです(仕訳を入れるときにレシートなどにT番号があれば「適格」にチェックを入れればいいことです)。

「現金」は使わない

売上金を現金ではいただかないようにしています。銀行振込かクレジットカード決済のいずれかでお願いしています。

経費になる買い物をするときも現金払いはできるだけしないようにしています。
現金で払うと、データ連携が使えず、経理の手間が増えるからです。

会計ソフトの「現金」科目は使いません。

使うということは、プライベートとは別の事業用としての現金を管理しなければならないということだからです。
コイン(硬貨)と紙幣を数えて、会計ソフトの残高と合っているかチェックしなければいけません。

どうしても現金でという場合でも、「現金」科目は使いません。個人事務所でも会社でも使っていません。

フリーランスとしてなら、「事業主勘定(事業主貸、事業主借)」を使います。

法人(ひとり社長として)なら、役員借入金を使います。

フリーランスであれ、会社(社長)としてであれ、このやり方のメリットは、何で支払ったかに関係なく、科目を1つに統一できることです(フリーランスなら事業主借、法人なら役員借入金)。

現金で払ったとしても、私用のクレジットカードで払ったとしても、QRコード決済で払ったとしても、すべて同じ科目を使えばいいので、仕訳が非常にシンプルになります。

Excelで仕組みをつくるときも、登場する科目がシンプルなほうが仕組化しやすいです。


こう考えてみると、独立後の人間関係の考え方にも通じるものがあるなあと感じます。
登場人物が多いほど、事務手続も増えて複雑になりやすいですし。

小さい規模だからこそ、シンプルにできる経理のやり方があります。
何を登録して、何を省くか。その判断ひとつで、経理にかかる時間はずいぶん変わります。

どういう情報を経理で残しておくべきかを、会計士・税理士の目線と、自分自身が事業(個人と法人)をやっているという目線、その両方から、そのノウハウをお伝えするようにしています。


■編集後記
昨日はオフ
朝家事と朝タスクのあとは
家族でドライブで小樽へ
久々にカメラで風景写真を撮ってみようと思い立ち、
カメラも。
けっこう忘れてしまっていて自分でも驚きです…

■昨日の1日1新
・小樽サンジェルマンのパン
・小樽駅で写真撮影

■息子(12歳)
ばぁばをお見送りついでに小樽へ
パパがカメラをもって駅構内へ向かおうとすると
「ぼくも行ってみたい」ということで、一緒に
立ち寄ったパン屋さんでは、メロンパン、昔風ドーナッツ、いちごミルクを買いました
ドライブも楽しんでいた様子


この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次