※「ダメですよ」とは言わなさそう – by iPhone15
独立後、つい口にしてしまう言葉があります。
わたしの場合は「いいですよ」です。
つい口にしてしまう言葉「いいですよ」
「いいですよ」を口にされると、こちらとしては「大丈夫なんだ→いいんだ」と受取っていることがほとんどでしょう。
ただ、そうではない「いいですよ」も世の中にはまだまだたくさんあります。
先日、行きつけになりつつある床屋さんに「平日であれば8:00からならいいですよ」という会話がありました。
ところが、そのお店は10時から、8時はまだ休業中なのです。
「それなら、10時でおねがいします。ほかのお客さんにも悪いですし」と返しました。
休みと決めたら、その休みを減らしてまでサービスしてはいけませんし、こちらもそれを求めてはいません。
ただ、「いいですよ」と言ってしまう気持ちは痛いほどわかります。
わたしも同じことをよく口にしてしまっている気がしたからです。
独立後は、この「いいですよ」に対策しておくことは必要です。
サービスと無理じいの表と裏の関係性
今でこそ「いいですよ」を意識するようにもなりましたが、独立当初は違いました。
反射するかのように「いいですよ」を連発していました。
・本当は都合が悪いのに新規の対面でのお問合せ→「いいですよ」
・「○○万円くらいでいいでしょ」と頼まれては→「いいですよ」
・土日→「いいですよ」
・深夜→「いいですよ」
・モヤっとする仕事→「いいですよ」
・紹介→考えることなく「いいですよ」
・割に合わないボリュームの仕事→「いいですよ」
・期限が短かすぎる仕事→「いいですよ」
もちろん、お金が絡むような仕事の話には、「いいですよ」も仕方のないことはあります。とくに独立当初は、右も左もわからないことばかりですから、それでいいのかどうかさえよくわかりません。
「いいですよ」でサービスできることは確かにあるでしょう。
ただ、「いいですよ」で自分が苦しむこともあります。
サービスがどんなによくても、自分が苦しみすぎていては、きっと喜ぶ人はいないはずです(少なくとも身近な人ほど)。
サービスすることと、自分がムリすることは表と裏のような関係。
自分の中で、明確に線引きしておく必要はあります。
「いいですよ」と言うのはカンタンだけど…
「いいですよ」と口にすることだけならカンタンです。
後先考えずに「いいですよ」と言っておけば、その場はおさまるわけですから。
ただ、前述のようなことを減らすためには線引きは必要です。
わたしは次のようなことを意識して「いいですよ」を減らすようにしています。
サービスを吟味していく
どんなサービスであれば自分が気軽に「いいですよ」を連呼せずに済むようになるのか。
サービスの内容をじっくり吟味することは大事です。
サービスの内容、料金を含めて無理がないかを見直すきっかけにはなるものです。
料金表の表示を「○○円~」のようには書いていません。「○○円」、税込表示です。
あえて「~」をなくし、「いいですよ」を封印する目的もあります。
自分でじっくり吟味してサービスとそのメニュー決めていくことが、明確な線引きにもつながることだと考えています。
やらないことリストを眺める習慣を守る
サービスとメニューを吟味したとしても、「いいですよ」はカンタンにはなくなりません。
会話の流れで、つい口に出してしまうことはあります。
それを減らすために、やらないことリストを毎朝眺めて自分に言い聞かせるようにしています。
・安易に値下げしない
・相談は無料にしない
・安易に返事しない
という言葉を毎朝眺めていれば、イヤでも脳裏に焼きついてきます。
とりあえず「書く」
とりあえず、書くようにしています(書くといっても、ほぼキーボードでの入力ですが)。
書くときは、その言葉を口に出しながら書くことになります(実際には出しませんけど)。
このブログもです。書きながら、そして声にしながら言葉にしています。
言葉にすると、自分が無理をしていないのか、本当にこのままでいいのかをじっくり考えます。
結果、自問自答したことを言語化しているのと同じ効果があるともいえます。
・ブログで自分の考えを書く
・自分で撮った写真を載せる
・申込フォームを工夫する
といったことも、その結果があってやってきていることです。
絶対に無理がかかるような押し売りめいた営業を受けないために、申込フォームの注意書きは、見直し続けてきました(その甲斐があってかどうかはわかりませんが、以前に比べて迷惑営業はかなり減りました)。
つい「いいですよ」と口にしてしまわないために、ちょっとしたことの積み重ねでも大事にしているところです。
■編集後記
昨日は朝のタスクのあとは会計士業で外出でした。ランチは近所のモスバーガーに。ブログもモスでほぼ書きました。はとある研究を少し。夜は息子とベッドに横になりながら寝かしつけしていたら先に寝落ちしてました…。
■息子(10歳)
昨日は学校と放課後デイサービスの日。学校では授業参観。ママが付き添っているのを見て安心して参加できたようです。
■昨日の1日1新
・とあること