※雨が止んだ鴨川にて – by Canon RP（RF35mm f 2.0 1/80 ISO 100)
「頑固」というと、マイナスなイメージも先行しがちですが、そうとも限らないものと考えています。
頑固＝「譲れないもの」があると、揺れることも減らせます。
「頑固」と「こだわり」は紙一重の関係
先日、家族から「あんたは子供の頃から頑固だったよねー」と言われることがありました。
頑固とは、「こうと決めたらこう！」、「堅ぶつ」、「こわい」というようなイメージもあります。
ただ、「譲れない」、「こだわり」、「初志一貫」のような相反する意味合いもあります。
たしかに、「こうと決めたらこれ！」のような自覚はあります。
ちなみに、怖いと言われたり、怖がられたことは1度もありません（た、たぶん…）。
「これだけは譲れない！」のような、こだわりに自覚があるものもあります。
・パソコン
・キーボード
・ペーパーレス
・人間関係へのこだわり
・行列に並びたくない（家族と一緒のときは例外）
などなど。
カフェを利用するときも、どんな席でもいいということはなく、店内の環境や好みの座席配置でないと利用しません。
このようなことを書くと、めんどくさいタイプの人と思われるかもしれませんが、そこは覆しようのない事実なので仕方ないとあきらめています。
ただ、マイナスな面ばかりというわけでもないでしょう。
「こだわり」がプラスにはたらくことはありますし、揺れないことのほうをむしろ大事にしています。
「譲れないもの」があいまいだと周りに流されやすくなる
「譲れない…」とは思っていても、結果として「周りに流されていた…」なんてこともあるかもしれません。
自分にとって「譲れないものは何か？」がはっきりしていたほうが、結果そうなっていたと後悔する確率も変わってきます。
周りに流されて失敗したとしても、原因を自分ごととして考えられなくなりがちですが、自分の譲れないものがはっきりしていると、判断のブレを減らすことにつながります。
独立当初、やるつもりもなかった保険代理店契約のときもそうでした。
営業の方の「みなさん代理店契約いただいてますし、お得なサービスもありますよ」との営業トークに流されて結果契約してましたから。
周りの多数派に流されていたわけです。自分にとっての「譲れないもの」がはっきりしていなかったということです。
結果、適性テストを受ける、契約する、定期的にするやりとりにそれなりの時間を使っていました。
はじめから、「代理店はやらない」「保険の営業をやるために独立したわけではない」という揺るぎのない軸ができていたら、こういう結果にはなっていなかったでしょう。
ということで、「これだけは譲れない」というものを考えておくことも必要です。
「ブレ」を少なく。そしてブレのない軸を
わたしのように周りを気にしがちなタイプということであれば、「頑固」でいるくらいがちょうどいいくらいに考えておくのもいいかもしれません（「怖い」イメージの頑固さではなく）。
わたしは、その頑固さを磨くために、「これだけはゆずれない！」をリストに箇条書きにして毎朝眺めるようにしています。
・目の前の仕事で残業する
・期日が短すぎる仕事を受ける
・「集客」のような望まない言葉が飛び交う場所に行く
・愚痴やマウントが飛び交う場に行く
・ブログを書かない
・研究開発をしない
・不正に加担する
・脱税に加担する
・不用意に「いいですよ」
・目的もなく会食に行く
・「疲れた」「疲れる」と言う
・「頑張れ」「頑張る」を言う
・理由なく値下げ
以下省略….。
独立後、自分が揺れたことでモヤモヤしたり、イラっとするような望まない結果になったことは、すべてメモし、リストにしています。そのメモがネタになればブログで書くこともあります。
心に貯めているだけだとわたしの場合はすぐに忘れて、また同じ轍を踏むことにもなるので、ただひたすらに書いて眺めるの繰り返しです。
話すのでもいいのかもしれませんが、わたしの場合は「書く」が合っているので、そのやり方を続けています。
方法はいろいろあるのかもしれませんけど、「これだけはゆずれない」という頑固さを独立後は大事にすべきです。
結果、それが磨いていくべき軸になります。
■編集後記
昨日は朝のタスクのあとは会計士業を中心に訪問、打ち合わせ2件など。
■昨日の1日1新
・エビチャーハン定食（チャイニーズキッチン紅龍）
・いちごのタルト（ラ・メゾン アンソレイユターブル）
■息子（11歳）
昨日は学校など元気に登校。前日によく眠れたのかもしれません。
Amazonで注文したGARDEN OF BANBANの本が楽しみすぎて待ちきれない様子。
