独立と自由と生活のバランス感覚。リスクをとってでも欲しいリターンがあるかという判断基準

秋晴れのアリオ札幌からの風景
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独立すると自由に行動することもできます。たとえ平日でも。

自由だからこそ「生活」とのバランス感覚は日々意識しておく必要があります。

目次

独立後の自由

独立後は自由に動けます。

こちら側に完全に裁量がある仕事であれば尚更自由に動くことができます。

例えば
・通勤しない(自宅兼事務所)
・早朝から仕事する
・昼間に出かける
・土日に仕事する

など。

平日によくある子供の送迎や病院の付き添いも自由に行動できるわけです。

平日でも自由に行動できるという点で、独立はその可能性が高まります。

ただ、ここで注意しなければならないのが
「自由」=「メリット」
というイコールの関係には必ずしもならない
ということ。


「自由」と聞くと、ついついメリットばかりに目が行きがちですが
一定のルールは必要です。

人を雇わない「ひとり仕事」というスタイルだと、ついルーズになって、だらけてしまうからです。

自分なりのルールを決め、少しづつルールを見直しては変えてはいます。
(まあ、このあたりも自由の範疇なのですが・・・)

そして、忘れてはいけないのが
独立すると給与という固定収入がなくなるということ。

生活できること

独立すると、給料という安定収入の道は絶たれます。

「給料がなくなるなんて、そんなのあたり前じゃんっ!」
とのツッコミが目に浮かびますが・・・

ただ、想像するのと実際体験するのでは、やはり感覚は違います。
(わたしは違いました)

家族で生活できるくらいにはないといけないわけで。

ここで「生活できる」とは、”食べていく”というもの。
実際はこれに、欲しいモノを躊躇せず買えるくらいの余裕 をもっておくイメージです。

自由に行動できるからといって、
自由ばかりにしていると、この生活ができなくなります。

”生活”ができるためにも
1.売上を得るための営業
2.サービスを提供して売上をたてる
3.ご請求した金額の入金

の3つは必要です。


紹介などで営業しなくても売上が立てられる方もいらっしゃるでしょうが、
ほとんどの場合1の営業は必須でしょう。

ミスマッチを防ぐためにも何らかの発信を通じた1はわたしにとっては必要なものです。


そして3の入金がなければ”生活”はできません。

残業してやった分だけ残業代というお金を入金する というのも今でこそ減ってきていると言われてますが、
独立後は、そもそもやった分だけ売上が増えるとは限りません。
無料の仕事をいくらしていてもお金は入ってきません。
実際に独立したからこそ、この実感がわきました。


「それなら、ガンガン営業して売上を増やして・・・」という道もあるのでしょうが、
そうなると、1日がほぼ仕事で埋まってしまい、自由に時間を使えなくなります。
これでは本末転倒なわけです(わたしにとってはですが)。


だからこそ「時間」と「生活」とのバランス感覚は、独立後は身に身につけるスキルのひとつと言えるでしょう。

実際、このスキルの習得は、一筋縄ではいかず、
ものすごく難しいと感じています。

「リスクをとってでも欲しいリターンがあるか」という判断基準

社会環境の変化もあって、テレワーク(在宅勤務)を導入する会社であれば
時間の自由度はあがりやすいです(拘束時間はあるでしょうが)。

現にわたしも独立前の監査法人はテレワークでしたし。

時間の自由だけを考えるのなら、給料という固定収入のある会社員で居続けるという道も行き方のひとつかもしれません。
現にその道を選択している知人や友人もいますし。

独立という道はある意味でリスクをとる道。

わたしは、
リスクをとってでも欲しいリターンがあるか」という判断基準で独立を決断しました。

・自由に時間を使える
・仕事を選べる
・息子の付き添いや介助
・夜は家族と過ごす
・道具やITを選べる
・発信する
という欲しいと考えたリターンで判断しました。

そのうえで、とったリスクはウォッチしています。毎朝の経理で。

「時間」と「生活」とのバランス感覚というスキル習得は難しいです。
一生かかっても習得できないかもしれません。

それでも、毎朝のタスクで日々磨くようにしているところです。

■編集後記
今日は朝タスクのあとは会計士業で外出。
夜は日ハムの札幌ドーム最終戦、セレモニーを。
エスコンフィールド北海道の観戦、楽しみです。

■息子(8歳5ヶ月)
ここのところ食欲旺盛。顔もやや丸く。

■1日1新
・札幌ドーム最終戦
・とあるサービスの申込み

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