独立後はお金と時間をどこに向けるかを考えなければなりません。
ただ、興味をもてそうなところを選べることは、独立後のメリットでもあります。
お金と時間をどこに向けるか
独立すると感じることですが、お金に対する感覚が独立前とは違ってきます。
独立前は仕事に必要な設備や道具は法人の経費で買われたものを使えばよく、無いものがないというほどでした。
パソコンやスマホも貸与されてましたし、データを保存しておくサーバー、ネット回線もまさに至れり尽くせりといった具合です。好みじゃないというのはよくありましたけど。
ある程度の規模の会社になると、利益目標としての事業計画をつくり、そのための必要コストとしての設備投資の予算をたて、予算を達成できるようにコントロールされます。
従業員が多ければ、ある程度まとまった投資になるので、経費になるからといって、なんでもかんでもというわけにはいかないでしょう。
ところが独立するとなると、お金を使わないことには仕事は成り立たないもの。
売上100、経費0、利益率100% というビジネスを聞いたことはありません。
「経費をかけずに利益を出す」ことは、一見、良いようにも見えますが、
それが続くかというと、正直難しいでしょう。
もちろん、むやみやたらに経費を増やすということではありませんが、
お金をかけるべきところはあります。
先のことを考えれば、向けるべきところへはお金をかけるべきです。
どんな自己投資をするかを選ぶのは”じぶん”
独立後は「何にお金を使うか」「どこに時間を使うか」を選ぶのはじぶんです。
独立前だと、与えられた環境で与えられた仕事をし、その対価として給料をもらうわけですが、独立後は、営業をして、依頼をいただき、仕事をし、請求をし、じぶんの口座に入金されます。
ひとりでしごとをしていくフリーランスにとっては、大きな違いです。
そして何にどのくらいの時間を使うかも選ぶのはじぶんです。
ひとりであれば、より、限られた時間をどう使うかも考えなければなりません。
・営業をどうするか?
・メニューをどうするか?
・投資するか?
「何にお金を使うか」「どこに時間を使うか」を選ぶのはじぶん次第です。
わたしが意識しているのは、”穏やかな気持ちになれること”にお金を使うということ。
楽しめそうな興味あるITやアイテムをさわっていると、わくわくするという方もいるかもしれませんが、
わたしとしては、心が穏やかでいられるという方がしっくりくるので、あえてこういう言葉を使っています。
気になれば試しに使ってみる、研究する、実践で使う こういうプロセスがわたしにとって心穏やかでいられます。
こうしたところにお金と時間を向けて投資していますが、芽がでるまでとなるとやはり時間がかかることが多いです。
ただ、ムダなことではありません。
自己投資は覚悟でもある
独立後は既にできること以外にも、新しい「できること」を育て芽を出したいもの。
そのための自己投資は欠かせません。
ただ、前述したとおり「お金」と「時間」がかかりますが、それをいってもはじまりませんし、いつまでたっても芽がでることはなく。
なので、少しづつでも着実に行動に移したいところです。
そのためにこんなことをやっています。
やりたいことリストに書いておく
独立してから、じぶんの内面だけに頼らずに仕組みを整えるようにしました。
そのひとつが「やりたいことリスト」です。
仕事中でもプライベートの時間でも、気になったことはとりあえずなんでもメモします。
翌朝のタスクに前の日の撮っ散らかったメモを整理しますが、該当するメモは、このやりたいことリストに加えます。
このリストに期限も設定しておくのがポイントです。
毎朝タスク管理ツールを更新しており、やりたいことリストからタスクに反映させます。
こうすることで、頭の中からきれいさっぱり忘れたとしても、タスクには反映されることになります。
ちなみにメモとやりたいことリストはNotion(以前はEverNote)を使ってます。
ノートパソコンとスマホで同期でき、さっとメモできるのでおすすめです。
とりあえずはじめてみる
タスクに入れたら、とりあえずはじめるだけです。
ただ、はじめてのことは何でも時間はかかるものです。
このブログもはじめはそうでした(今でもそれなりに時間は必要ですが)。
1日の限られた時間、あたらしいことだけに時間を使えるわけでもないので、
毎日少しづつでもふれるイメージでやってみるのがおすすめです。
はじめは5分、10分なんてことはざらにあります。
あせって苦痛になってしまっては、元も子もありませんから。
やめることに罪悪感をもたない
いざはじめてみると、「合わないな」と感じることもよくあることでしょう。
合わなければ、やめればいいだけの話です。
はじめたことを辞めるというと、ついネガティブな思考になりがちですが、
やめても別に怒られませんし、誰かに迷惑をかけるわけでもありません。
罪悪感など感じずに、やりたいことリストの在庫に目を移しましょう。
そのほうが、有効に時間を使えるはずです(お金も)。
ただ、どうしてもムリと感じたなら別ですが、
「もうちょっとやってもいいかな」と思えるくらいの「合わないな」なら、もうちょっと続けてみるほうがいいでしょうね。
もうちょっと続けることでしか見られない景色ような気付きがきっとあるはずです。
■編集後記
今日は朝タスク、自宅(兼事務所)で会計士業、午後はインプットとアウトプットをカフェで。
夕方はとあるレッスン。
■息子(8歳7ヶ月)
今日は訪問リハビリでした。PTの先生はとてもやさしく、息子のおもちゃトークにも話を合わせてくれます。
そんな先生だからか、息子も先生が好きなようで楽しい時間になってます。
人対人のサービスにとっての「人」って、ほんとに大事な要素だなと改めて感じさせられました。
■1日1新
・とあるカフェのアイスココア