連絡ツールとしての電話とメールの使い分け 電話を使わないという選択

緊急時の電話 - EOS RP(35mm f4.0)
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仕事をするうえで、連絡ツールを使うことは欠かせません。

ただ、電話を連絡ツールに選ばなくても仕事はできます。

目次

電話という連絡ツール

連絡ツールといえば、世代に関係なく使われているのが電話です。

直接顔を合わせる対面と比べると、伝わる情報量(表情、反応など)は限られますが、それでも声や話し方でなんとなく雰囲気は伝わりますし、表情や反応を声で推測できることも多いです。

会話の流れの中で、わからないことが出てくることはありますし、そうした質問も会話でならその場で完結できることもできます。


いっぽうで、相手の状況がわからないのも電話の特徴。

電話をかけたとして、相手が今どんな状況なのかはわかりません。

仕事中で電話に出られないかもしれませんし、電話に出れるといっても目の前の仕事を中断しないとならないかもしれません。
休み中、家族と出かけてる最中ということもあり得るわけです。

電話に出れなかったときには着信履歴は残ります。その着信履歴から折り返しの電話をもらっても、今度はこちらが出られないこともあります。

それに電話だと記録も残らないので、内容によってはお互いにとってもよくはないでしょう。
あとで「言った/言わない」ともなりかねませんから。

それだけに連絡ツールとしての電話は敷居が高いものです。


以前、ネットでサービスが受けられる某fr〇〇〇からは電話で1時間ほどお話させていただきたいのですが…という着信をもらったことがありました(手が疲れるので…..とやんわりお断りしましたが..)。

役所関係はまだしも、ネットでサービスを売っているような会社でも電話で…というのはまだまだあるようです。


とまぁ、電話には、電話ならではのメリットもデメリットもあるわけで、どちらを選ぶかは、それぞれあるでしょう。

メリットをとるなら、電話も便利な連絡ツールでしょうし、そうでないなら、メールやChatworkなど電話以外の連絡ツールを整えておくことが欠かせません。

連絡ツールは使い分ける?

電話での連絡といえば、急ぎの用件というイメージがあります。

電話が鳴るとマナーモードであっても「ブルブルッ!」の振動についつられてしまい(わたしの設定がよくないのかもしれませんが…)、そんなつもりはないとわかってはいても、どうしても急かされる感があるのです。

もちろん、仕事ですぐに対応しないといけないことがたくさんあれば別ですが、少なくともわたしはそんなにはありません。

お客様との連絡には、メールやチャットを使ってますが、営業日で24時間以内には返信するようにしていますし、金曜日の夜にメールが届いていたとしても、返すのは月曜日です。

それで「もうちょっと早く返してほしい」と言われたことは1度もありませんし、急ぎであればメールであってもやりようはあります。


たしかにメールやチャットにもデメリットはあります。

情報が文字だけに、
・文章を違う意味でとられてしまう
・文章が長すぎると読み飛ばされるかもしれない
・そもそもメールに気づいてもらえない

可能性はゼロではありませんし、文字を書くスピードにも限界はあります。
スピードだけで比べれば、電話で話すスピードには到底追いつけませんから。

ただ、スニペットツールを使って最短で文字を書くことはできますし、書き方も工夫のしようはあります。

・できるだけ1つの文章を短くする
・複雑で難しい言い回しはしない
・見出し、箇条書きで要約する
・ツールを使って書く時間を短縮する
・日々書く鍛錬をする

メールやチャットにもメリット、デメリットはあります。
ただ、わたしの場合はこうした考えで連絡ツールはメールやチャットを中心(電話は基本緊急時のみ)にしています。

というわけで、ホームページにも電話番号は出していません。
その代わり入口のフォームは整えているつもりです。

電話をなくすにも覚悟は必要

メールやチャットのメリットも、デメリットの裏返しです。
基本、文字なので、何を伝えようとしているかがわかりやすいことです。

電話だと声が遠くて聞こえなかったり、「すいません、ちょっと声が遠いようなんですが…」と申し訳ない気持ちで聞き返す必要もありません(お互いに)。

文字だけの情報は、たしかにお互いの顔がわかりませんし、距離感も感じてしまうかもしれませんが、文字を見れば何を伝えたいのかはだいたいはわかります。

電話だと着信しか残っていないことも多く、用件もわからず、モヤモヤすることもありますが、ネットを使うメールやチャットであればそういったこともありません。

ファイルの添付もできますし、リンクを貼って共有することもできます。

タイミングも好きなタイミングでいいわけです(お互い)。

チャットだと、すぐに返信するイメージがありますが、わたしの場合はメールと同じような位置づけで「未読のメッセージがあります」というメールが届いたらチェックするようにしています。

そのメールも即時に届くわけでもなくタイムラグはあるので、メールと同じようにタイミングがズレるものとして使ってます。

電話はアプリ(my050)で取得した番号を仕事用としてはいますが、税務署などの公的窓口からの着信用、お客様との緊急用という位置づけです。

電話、メール、チャット。
連絡ツールにも複数の選択肢があるわけですが、それぞれメリット、デメリットはあるものです。

ただ、どのツールを選ぶにせよ、大切なのは「伝えたいことを伝えられる」ことかと。

メールやチャット、わたしは基本使いませんがそれが電話だったとしても、お互いの意志疎通が成立していなければ、そもそもの意味がありません。

それに時間も限りあるものです。

ひとりで仕事をするなら、やはり集中する時間、内省の時間、安息の時間も大事な時間の1つと考えているので、電話を連絡ツールとしては選んでいません。

電話を選ばないことで、失っている仕事もあるのでしょうけど。
それはそれとして仕方のないことと割り切りってますし、その覚悟はしています。

それよりも、営業電話で無数の時間を失うことの方が恐ろしいことと感じてますし。

連絡ツール1つとっても、ひとりで仕事をする以上、選びようはありますし、覚悟と工夫は必要なものです。

■編集後記
昨日は朝タスク、会計士業、会社(じぶん)のタスク、メニューカスタマイズ、ブログ執筆など。
夜はNETFLIXで転職の魔王様を(次も楽しみです)。

■息子(9歳)
昨日は学校、早退して午後にリハビリ病院でした。
PTは新しい女性の先生で、リクリエーションを兼ねてのリハビリでした。
妻自作のモルカーの羊毛フェルトを使って、楽しくリハビリできました。

■昨日の1日1新
・リハビリ病院で一緒にリハビリ

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