じぶんの経験してきたことを取り出して温めればネタになる 苦い失敗こそ価値になる

あたためればおいしくなる
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独立したとき、独立してからの経験は深く刻みこまれます。

その経験はじぶんの引き出しにしまいこまず、取り出して温めてみると、誰かのお役に立てることもあります。

目次

経験したことは刻み刻まれ残るもの

冒頭の写真は、食べきれなくて冷蔵庫に入れておいたタマゴサンド。

冷えて硬くなったパンでも、こうして蒸気で温めれば、けっこうおいしく食べられます。


独立後に経験してきたこともこれに近いものもあるわけです。

とくに独立当初の経験は、深く考え悩みもあったわけで、冷えて硬くもなり、深く刻み込まれもします。

・売上のお金がじぶんの口座に直接振り込まれた感動
・会ったことのない関東の方からはじめてご相談いただいた(オンライン)
・紹介してもらった挨拶でお土産をお渡ししたこと数知れず
・ヒヤリングし、値段を提示したらお断りされた
・ヒヤリングし、値段を提示して、フタをあけてみたら全然違った
・ネットに出すも顔と名前がなかなか出せず

など。もちろん、ここに書けないような話もあるわけで。

何事もなく済んだことは、頭からすぐに消え去ってしまいますが、悩み考え抜いたこと、失敗したことは、ずっと自分の中に刻み刻まれ、残るものです。

引き出しの中からとり出してみる

うまくいったことならまだしも、失敗したこととなると、外にはなかなか出しにくいものです。
わたしもそうでした。

ただ、こうしてブログを続けているうちに、失敗した経験はネタになるということも実際にやっていてわかってきました。

誰にでもひっかかるような広く一般的な話より、狭くても具体的な話の方が参考になりますし、体験談をじぶんの言葉で語った方がより参考になります。

わたし自身、そういった本やブログからたくさんヒントをもらえました。

そのことに気づいてからは考え方を変えて、じぶんの引き出しの中にしまっている経験を取り出してネタになりそうなら温めて出してみるようにしています。

じぶんの体験談に潜む価値

独立当初悩んだことも、今はじぶんなりの考えが出ていることもあります。

過去の経験というものは、じぶんの内面にある引き出しにしまい込んでしまっているものです。
その体験をネタにして温めて出すようにしています。

ほんの少しでもニーズがありそうなら、引き出しから出してみる(過去の資料とかも含めて)という感じです。

わたしも過去を振り返ると、そうやって出されていた本や記事、ブログに助けられました。

公認会計士受験がうまくいかなかったとき、子どもの大病があったとき、独立当初悩んだとき。

どうやって勉強すればいいか?、どうやって乗り越えてきたか?の体験談は、励みになりましたし、たくさんの勇気をもらいました。

独立してからも、方向性やじぶんの出し方などを本やブログ、セミナーなどで体験談を踏まえて学ばせてもらえ、変えられたこと、じぶんなりの軸がもてたこともあります。

そうしたこともあり、わたしも提供する側に立って、お役に立ちたいと思うようになりました。

ブログをはじめたのは、確かに営業につながるからという理由もありますが、会ったことあるなしに関係なく、ブログを通じてどこかの誰かに何かしらのお役に立てるってすごいことだなと感じたのも理由の一つです。

じぶんが試してみて「こういう場合はこうやったら使えたよ」というようなことでも、じぶんの体験を出すことで、同じ苦い思いをせずに済むなら、それに越したことはないと思っています。

ただ、じぶんの体験を出すためには、それを温める時間は必要になります(冒頭のタマゴサンドのように)。

今年に入ってから、ますます混沌とした世の中になってきた感が否めません(わたしの感覚では)。
こういう世の流れのときこそ、たとえニッチでも、お互いがお互いを発信し、経験を提供し合える社会になればいいなとも感じています。

■編集後記
昨日は朝タスク、会計士業(内部統制)を中心に。

■息子(9歳)
夏休み2日目。ギブスをつけたままですが、割とスムーズ動けるようになったのはうれしいことですが、動ける分、朝から遊びに夢中な息子。
「宿題やった?」「歯磨いた?」「ごはん食べなさい」とつい言ってしまいます(ドリフみたいに)。

■昨日の1日1新
・Amazon Photoアプリ

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