土台となる「入門」・「基礎」。土台を築くうえで気を付けたいこと。

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「入門」・「基礎」という単語。
何かのモノごとをはじめるとき頭に浮かぶのは
・まず「入門」から
・「基礎」をしっかりおさえないと
といったことことばが多いです。

ただ、「入門」「基礎」という「土台」は、どこまで?という疑問も正直あったり。
決まった範囲というのはなかなかわかりにくいものです
(試験やテストだと、出題範囲は一応ありますが)。

目次

「土台(入門・基礎)」って結局どこまで?

「土台(入門・基礎)」ということばには、
さらに「その上」が前提となったことばの印象があります(なにせ”土台”なんですから)。

本やテキスト本だと「入門」「基礎」と書いてありますが、
最近では、「入門の入門」というタイトルがついたものもありますし。
結局、どれが入門?と思ったりすることもあります。

「経理」で入門を考えた場合
例えば、
1. 簿記を理解する(=ルールを覚える)
2. 簿記を使う(=「ルール通りに記録→まとめる」)
という流れがあります(物凄くざっくりですが)。

ただ、1が「入門」部分、2が「その上」かというと、そういう訳でもありません。
「 1. 簿記を理解する」だけでも、その範囲は広範ですし、「入門」となる部分、
さらにその上」の部分があったりします。
「2. 簿記 を使う」でも、記録の仕方(簡単/複雑)や使う頻度(よく使う/ほとんど使わない)
と切り分けると、「土台」と「その上」があるものです。

別の例えでピアノの場合だと、
1. 音符を理解する(=楽譜のルールを覚える)
2. ピアノを弾く(=楽譜どおりに演奏する)

1. ト音記号の読み方(土台)、ヘ音記号の読み方(その上)
 →ト音記号の”ド”→ヘ音記号の”ミ” 
2. 片手で弾く(土台)、両手、足でペダル使う(その上)
といったイメージ。

どちらも「土台」を築くと考えた場合、”どこまで”とはハッキリしないこともありますね。

「土台(入門・基礎)」 は目的次第。何をしたいかが大事。

ハッキリしないときは、
何かをはじめるときの「なんのために」という目的だけははっきり持つことを意識しています。
よく言われることですが、はっきりした「目的」を持つことは、「土台」を築くうえでも大切だと考えています。
はっきりした「目的」がなければ、
・どこまでやればいいかはっきりしない
 ↓
・知らず知らず「その上」に手を広げてしまう(時には挫折・・・)
 ↓
・モヤモヤする
 ↓
・自分ってダメだなぁーとへこむ
からです。

どうして簿記をやるのか(やりたいのか)
「どうして」、「なぜ」を意識しておくことが、自分にとっての入門になり、築きたい「土台」と言えるのではないかと。

まとめ

以前仕事で「こういった処理はOKですか」といった類の相談を山ほど受けました。
が、少なからず原則的な方法(本来やるべき記帳)を知らずに相談されているケースもありました(もちろん土台となる原則をお伝えし、理解された上で修正事いただきましたが)。
気づかないうちに、「土台」とはいえないような使わない知識、難しい内容に手を広げてしまい、「土台」がおろそかになりがちです。
時には、「自分にはやっぱり無理!」と諦めてしまうこともあったりしますが、非常にもったいないと感じます。
そうならないためにも、ちょっと躓いたときに目的に立ち返るといったことは有効だと感じています。
もちろん、「まずやってみる」「まず試してみる」ことはどんどんやってみたいですね。

■編集後記
今日は久々に妻とお昼を食べに外出。
妻が経理に興味を持ったようで、ついでに本屋さんで関連本を購入。
興味を持つスタンスにいい刺激をもらいました。

■息子(7歳5か月)
今日も元気に学校。雨降りなので、やっと先日買ったスーパーマリオの傘の出番。
とても喜んでいました(学校行くのは嫌がってましたが)。

■1日1新
利休ぎゅたん定食(味噌味)
芋煮汁

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